短期大学部の教育方針

短期大学部 商経科

ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

短期大学部では、本学の「教育の目的」と「建学の精神」に基づいたカリキュラムを通して、ビジネスパーソンとして社会に求められ、貢献できる人材を育成します。そして、以下に示す水準に達した学生に対して、短期大学士(経営学)の学位を授与します。

1.
ビジネス社会で必要となる汎用的能力(教養、知識、思考力、スキル)を修得している。
2.
キャリアデザインが求められる社会的背景を理解するとともに、キャリアデザインに関する基本的な知識やスキルを修得している。
3.
経営学・商学・経済学を中心に、その関連分野を含めた専門分野の基礎的知識、スキルを修得し、ビジネス社会において活用できる。
4.
個人的及び社会的責任感をもち、文化や社会が多様であることに理解を深めるとともに、多様な人々と協働できる。

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カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成方針)

短期大学部では、ディプロマ・ポリシーに示した水準に着実に到達できるよう、カリキュラムを編成しています。カリキュラムを共通教養科目、外国語科目、専門科目Ⅰ及び専門科目Ⅱの4つの科目分類に体系的に編成し、カリキュラムの体系と科目内容の段階を示すナンバリングとカリキュラム・ツリーを整備します。
また、シラバスにおいて各科目の到達目標、学修内容、成績評価の方法を明示します。
各科目分類の教育内容、教育方法は以下のとおりです。

<共通教養科目>

共通教養科目では、ディプロマ・ポリシーに掲げる汎用的能力とキャリアデザインを身につける上で必要となる学修スキルを修得します。また、それらの能力を身につける上で求められる社会・文化・自然に対する理解を深め、多角的な視点を身につけます。これらについてアクティブラーニングを取り入れた少人数教育により身につけます。

<外国語科目>

外国語科目では、ディプロマ・ポリシーに掲げる能力・スキルを身につける上で必要となり、また、文化や社会の多様性への理解と多様な人々との協働に必要となる基本的な英語力を修得します。習熟度に基づく少人数クラスでの学修と定期的に実施される外部テスト等による進捗度の確認を通して、学修進度に即したコミュニカティブな英語力を身につけます。また、英語以外の科目により多様な文化や考え方に触れ、視野を拡げます。

<専門科目Ⅰ>

専門科目Ⅰでは、ディプロマ・ポリシーに掲げる経営学・商学・経済学を中心に、関連分野を含めた専門分野の基礎的知識を身につける上で必要となる知識やスキルを修得します。これらについてアクティブラーニングを取り入れた少人数教育により学修することで、ビジネスパーソンとして必要な知識と能力を修得することができます。

<専門科目Ⅱ>

専門科目Ⅱでは、ディプロマ・ポリシーに掲げる専門分野の知識・スキルを修得し、活用できる能力を身につける上で必要となる基礎理論の理解を深めるとともに、企業活動や経済社会情勢の理解に不可欠なスキルを修得します。これらについてアクティブラーニング、グループディスカッションを取り入れた少人数教育により学ぶことで、ビジネス社会への適応力を高めます。

アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)

短期大学部での学修に向けて、学位授与の方針を踏まえ、そのカリキュラムのもとで学修する意欲を持ち、学修に必要な以下のような基礎的な知識、能力を身につけていることが望まれます。このような学修意欲や知識・能力を有する人を適正に選抜するために、多様な選抜方法を実施します。

国語

日本語の文章を読み、理解する能力・論理的思考に基づいて運用する能力

外国語

英語を通して、聞く・話す・読む・書くというコミュニケーションに必要な基礎的な知識

地理歴史・公民

社会の成り立ちや動きに関する知識

数学

データの処理・解釈に必要な数学的知識と計算能力

理科

自然現象に対する科学的な見方と探究心

情報

情報や情報技術を主体的に活用できる能力

特別活動

自主的行動力、協調的姿勢、コミュニケーション能力、奉仕の精神

なお、短期大学部に入学するまでに、求められる必要な基礎的知識を身につけるため、入学前教育を修了することを求めます。