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        <title>NEWS RELEASE | 近畿大学 農学部・農学研究科</title>
        <link>https://www.kindai.ac.jp/agriculture/</link>
        <description></description>
        <language>ja</language>
        <copyright>Copyright 2026</copyright>
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        <item>
            <title>近大生が「ひっつき虫」を使ったラスクを開発　畑のじゃまものを、おいしいカケラへ　離島の課題を食のアイデアでひっくり返す産学連携プロジェクト　2026年8月～9月にかけて関連イベントを順次展開予定</title>
            <description><![CDATA[離島専門メディア「はなれじま広報部」を運営するアトリア合同会社（本社：大阪市淀川区、代表社員：濱崎哲士・田上冬真）は、2026年度の近畿大学農学部（奈良県奈良市）との産学連携プロジェクトとして、鹿児島県の離島・喜界島（きかいじま）を舞台にした商品開発プロジェクトを実施していることをお知らせいたします。<br />
<br />
【「ひっつき虫」をラスクに！？】<br />
近畿大学農学部の学生たちが新しい商品を開発。その素材に選んだのは「ひっつき虫」として知られる強害草「センダングサ」でした。試作に試作を重ね、ついに完成した商品「ひとくちしまたび　喜界島ラスク」を、2026年8月1日（土）に喜界島で開催予定の「喜界島サンセットフェスタ2026」にて初披露いたします。<br />
また、2026年9月以降、対面・オンラインでの販売を視野に入れ、全国で「ひとくちしまたび　喜界島ラスク」をお楽しみいただける機会を増やしてまいります。<br />
<br />
【畑の「じゃまもの」センダングサを活用】<br />
年間約6.7万トンものサトウキビが生産される喜界島では、栽培農家の減少や担い手不足が続いており、1戸あたりが担う栽培面積や生産量が大きいという状態が続いています。<br />
そのサトウキビ畑で、生産者を悩ませる要因のひとつが、センダングサという野草、いわゆる「ひっつき虫」です。<br />
このセンダングサが繁茂すると、サトウキビの生育や収穫量に影響するため、こまめな防除が必要なのですが、その労力は果てしなく、そしてセンダングサを刈ったとしても、現状その活用法はほとんどありません。<br />
そこで立ち上がったのが、離島メディア「はなれじま広報部」と近畿大学農学部の学生、そしてそれを応援する大人たち。<br />
畑で「じゃまもの」として扱われるセンダングサに新たな価値を見出すことができれば、これまで「除草」で終わっていた作業を、「収穫」として新たな価値へ転換できるのではないかという発想から、商品開発プロジェクトがスタートしました。<br />
<br />
【試行錯誤の末、辿り着いた「ラスク」という解。】<br />
本商品の試作・開発には約6カ月を要しました。センダングサを使った商品はどうしても「草特有の香り」が強くなりやすく、配合する分量によっては商品の色がきれいに出なくなることもあり、商品化までの道は決して平坦ではありませんでした。<br />
どんな商品であればセンダングサの香りをうまく引き出せるか。クッキーやパイ、パンなど、度重なる試作の末にたどり着いたのが、センダングサの粉末を使ったラスクでした。サクッと軽やかな食感のなかに、センダングサが持つハーブのような豊かな香りが際立ち、親しみやすい味わいに仕上がっています。<br />
現在は、発売に向けて商品のさらなるブラッシュアップを行っています。そして2026年8月に予定しているのが、喜界島でのお披露目。畑のやっかいものだった植物が、喜界島の魅力を発信するきっかけになる。その最初の一歩を踏み出します。<br />
<br />
【「JAC HAUS」で4泊5日の合宿を実施】<br />
本プロジェクトでは、2026年7月下旬から8月上旬にかけて、東京農業大学の学生たちも加わり、喜界島で4泊5日の合宿を実施します。<br />
滞在中は、サトウキビ畑の見学やセンダングサの刈り取り、島内の方々との交流を通じて、商品開発の背景にある地域課題への理解を深めながら、8月1日（土）に開催予定の「喜界島サンセットフェスタ2026」に向けた準備を進めます。<br />
学生たちの滞在拠点となるのは、日本エアコミューター株式会社（JAC）が自社の就航地である喜界島の活性化を目的に、廃校をリノベーションして開設した簡易宿泊施設「JAC HAUS」です。同施設は、島内外の学生や企業、地域の人々が交わる場として新たな役割を担っており、今回の企画でも滞在中の活発な交流が期待されます。<br />
今回の合宿では、このJAC HAUSを拠点に、学生たちが島の暮らしや産業に触れながら、センダングサを活用した商品の最終調整とイベント準備に取り組みます。また、イベント当日は「喜界島サンセットフェスタ2026」内にて、JACのオリジナルグッズ販売も予定されています。<br />
<br />
【「喜界島サンセットフェスタ2026」のご案内】<br />
開発した商品は、2026年8月1日（土）に喜界島の旧荒木小学校を利活用した観光ビジネス拠点施設「KIKAI BASE」で開催予定のイベント「喜界島サンセットフェスタ2026」にてお披露目予定です。当日は、学生たちが「近大ガジュマルカフェ」を運営し、自ら来場者に商品を提供。試作を重ねてたどり着いたセンダングサのラスクを通じて、喜界島の素材や地域課題に触れていただく機会をつくります。<br />
なお「喜界島サンセットフェスタ2026」は、島内外の若者や地域の方々が集い、食や遊びを通じて喜界島の夕暮れを楽しむことを目指すイベントです。近畿大学の学生によるカフェ企画、東京農業大学の学生主催のブースのほか縁日ブース、ショップコーナーなどを予定しており、島に新たなにぎわいが生まれることを目指します。<br />
「喜界島サンセットフェスタ」特設ページ：https://white095961.studio.site<br />
<br />
【学生コメント】<br />
近畿大学農学部食品栄養学科　4年　猿渡夢華<br />
同じ場所で成長したセンダングサ&times;サトウキビというありそうでなかったもの同士を組み合わせ、おいしくてたくさんの人が幸せになれる商品を開発したいと考えています。<br />
多くの方のご支援をいただきながら、喜界島の魅力を広く発信できる商品を完成させられるよう、全力で頑張ります！<br />
<br />
近畿大学農学部食品栄養学科　4年　寺園萌佳<br />
高校2年生の夏に見たあるバラエティ番組がきっかけで、将来、自分も食品の開発がしたいと思い、管理栄養士を目指すようになりました。卒業研究の機会に夢だった食品の開発を実際に経験することができ、喜界島の特産品である黒糖やセンダングサを活用した商品づくりに携わることで、地域資源の価値や魅力を発信することの重要性を学びました。試作や改良を重ねながら消費者の視点で商品を考える力を身につけることができた今回の経験は、今後働く上で大きな財産になると感じています。夢の実現に向けた第一歩となる貴重な経験となりました。<br />
<br />
近畿大学農学部食品栄養学科　4年　藤井俊輔<br />
喜界島の名産である黒糖と喜界島によく生えているセンダングサを使った商品を開発するという貴重な経験ができています。何回も試作を繰り返し、美味しいものを作ることの苦労もありますが、大変やりがいを感じながら商品開発に携わらせていただいています。喜界島の魅力をアピールできるよう頑張っていきたいと思います！<br />
<br />
【担当教員コメント】<br />
近畿大学農学部食品栄養学科　准教授　森島真幸<br />
学生たちは、未利用資源であるセンダングサの可能性に着目し、島と関西のつながりを深める新商品の開発を目指して、試行錯誤と試作を重ねてきました。その結果、センダングサを練り込んだ食パンに喜界島産黒糖をまぶしたラスクという形にたどり着きました。<br />
本取り組みは、地域で課題となっている資源を新たな価値へと転換するアップサイクルの実践であり、島の活性化や食の可能性を広げるきっかけになるものと考えています。喜界島の素材と学生たちの学びが結びつくことで、島内外の新たな交流や関係人口の創出にもつながることを期待しています。<br />
<br />
【協力組織のご紹介】<br />
このたび、商品開発およびイベント開催にあたり、喜界島内外から多くの企業・団体・金融機関のみなさまにご協力いただいております。<br />
<br />
＜企業＞<br />
・KIKAI BASE<br />
喜界島・旧荒木小学校を利活用した観光・ビジネス拠点施設。島内外の学生や企業との連携を積極的に進めており、本イベントにおいては地域と外部人材が交わる場として、企画運営の基盤を担う役割を果たします。<br />
「KIKAI BASE」公式サイト：http://kikaibase.sun.bindcloud.jp/<br />
<br />
・MAMA'S isround kitchen<br />
喜界島産のざらめ・黒糖・ごまなど、島の恵みを使ったクレープと焼き菓子の店。土日を中心に、クレープ移動販売車での営業も実施。喜界島の素材を活かした特産品の企画・販売に取り組んでおり、その知見を活かして、本プロジェクトでは学生が開発する商品の監修や生産面をサポートしています。<br />
「MAMA&rsquo;S isround kitchen」公式Instagram：https://www.instagram.com/mama_s.isround_kitchen<br />
<br />
・株式会社HOWBE<br />
喜界島の素材を活かした特産品の企画・販売を手がける会社として、これまで培ってきた知見をもとに、商品開発から生産まで幅広く学生をサポート。地域資源を商品として届けてきた実践的な視点から、センダングサの活用に向けた開発を支援します。<br />
「株式会社HOWBE」公式サイト：https://howbe.jp/<br />
<br />
・株式会社MyLand<br />
企業や管理栄養士向けのサービスを展開しており、本プロジェクトではセンダングサを使用した商品開発の助言を担当。食や栄養に関する専門的な知見をもとに、素材の特性を活かした商品づくりをサポートします。<br />
「株式会社MyLand」公式サイト：https://myland-inc.com/<br />
<br />
＜大学＞<br />
・近畿大学　農学部（森島ゼミ）<br />
教員・学生が一丸となって、センダングサを用いた商品の企画・開発を担います。イベント当日は学生主体で、完成品のラスクを振る舞うカフェを運営予定。研究や学びの成果を新たな食体験へとつなげることで、喜界島ならではの新たな商品価値の創出に取り組みます。<br />
「近畿大学　農学部」公式サイト：https://www.kindai.ac.jp/agriculture/<br />
<br />
＜金融機関＞<br />
・大阪信用金庫<br />
「この街のホームドクター」として、大阪エリアに密着する金融機関。近畿大学との連携や地域企業とのつながりを活かし、商品開発の実現を後押しする産学連携支援を担っています。<br />
「大阪信用金庫」公式サイト：https://www.osaka-shinkin.co.jp/<br />
<br />
・はなれじま広報部<br />
日本に点在する400あまりの有人離島をフィールドに、「島で役立つ」情報やインタビュー記事を発信するWebメディア。2024年春、離島好きのメンバーたちがプロジェクトを始動して以来、離島での活動経験を活かして離島イベント実施や、島内外企業とのコラボレーションに取り組んでいます。<br />
主要メンバーはライターやデザイナー、エンジニアなどのクリエイターによって構成されており、離島が抱える諸課題に対してクリエイティブ視点でアプローチできることを強みとしています。<br />
『はなれじま広報部』トップページ：https://hanarejima.com/<br />
運営会社：アトリア合同会社（https://team-atria.com/）<br />
<br />
【関連リンク】<br />
農学部　食品栄養学科　准教授　森島真幸（モリシママサキ）<br />
https://www.kindai.ac.jp/meikan/2297-morishima-masaki.html<br />
<br />
農学部<br />
https://www.kindai.ac.jp/agriculture/<br />
<br />
]]></description>
            <link>https://www.kindai.ac.jp/news-pr/news-release/2026/07/050865.html</link>
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            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">農</category>                                                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">アップサイクル</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">サトウキビ</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">センダングサ</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">ラスク</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">商品開発</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">喜界島</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">森島真幸</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">産学連携</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">農学部</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">食品開発</category>
            <pubDate>Wed, 15 Jul 2026 10:00:00 +0900</pubDate>
        </item>
        <item>
            <title>「なら近大農法」で学生が栽培した「近大ICTスイカ」を奈良・大阪の2店舗で数量限定販売</title>
            <description><![CDATA[近畿大学農学部（奈良県奈良市）は、学生がICT（情報通信技術）を駆使した「なら近大農法（ICT農法）」で栽培した「近大ICTスイカ」を、令和8年（2026年）7月17日（金）に、道の駅「クロスウェイなかまち」（奈良県奈良市）、7月18日（土）に「街ナカ産直&マルシェ01号店」（大阪府大阪市）にて数量限定で販売します。<br />
<br />
【本件のポイント】<br />
●キャンパス内のICT設置温室で栽培した「近大ICTスイカ」を数量限定で販売<br />
●学生は、スイカ栽培を専門とする株式会社萩原農場の指導のもと、栽培技術を「実学」で学ぶ<br />
●道の駅「クロスウェイなかまち」、「街ナカ産直&マルシェ01号店」の2店舗で販売<br />
<br />
【本件の内容】<br />
近畿大学農学部は、少子高齢化に伴う農業従事者の減少や、休耕地・耕作放棄地の増加などの社会問題を解決するため、奈良県と連携して「農の入口」モデル事業を展開しています。その一環として、農業の自動化と省力化を可能とする「なら近大農法（ICT農法）」を活用した栽培管理方法の確立をめざしています。「近大ICTスイカ」は、令和7年（2025年）6月から、近畿大学農学部農業生産科学科（アグリ技術革新研究所　兼務）教授　野々村照雄が中心となり、奈良キャンパス内のICT設置温室で農学部生とともに「なら近大農法」（ICT農法）を用いて栽培しています。<br />
現在、農業未経験の農学部生（3年生）16人が中心となって、スイカの栽培を行うとともに、スイカ栽培を専門とする株式会社萩原農場（奈良県磯城郡田原本町）の指導のもと、スイカの定植から収穫までの栽培技術を「実学」で学んでいます。今回、農学部生が栽培・収穫した「近大ICTスイカ」（品種：「ぷちっと」）を大和アグロファーム株式会社の協力のもと、道の駅「クロスウェイなかまち」、「街ナカ産直&マルシェ01号店」にて、数量限定で販売します。<br />
「ぷちっと」は、種が口に入ってもほとんど気にならず、「プチッ」と心地よい食感が楽しめる品種で、スイカの醍醐味である甘さと風味、シャリっとした食感が特徴です。また、販売用の包装フィルムには、近畿大学農学部農業生産科学科植物感染制御工学研究室（担当教員：教授　野々村照雄）の学生と大和アグロファーム株式会社が、共同でデザインしたロゴマークを使用しています。<br />
<br />
【販売概要】<br />
商品名　：近大ICTスイカ（品種　「ぷちっと」）<br />
販売日　：令和8年（2026年）7月17日（金）10：00～12：00　道の駅「クロスウェイなかまち」<br />
　　　　　　　　　　　　　　&thinsp;7月18日（土）11：00～17：00　「街ナカ産直&マルシェ01号店」<br />
　　　　　　　　　　　　　　&thinsp;※なくなり次第、販売終了<br />
販売店舗：道の駅「クロスウェイなかまち」<br />
　　　　　（奈良県奈良市中町4694-1、奈良交通バス「丸山橋」から徒歩約10分）　<br />
　　　　　「街ナカ産直&マルシェ01号店」（大阪府大阪市旭区千林1丁目1番15、<br />
　　　　　京阪「千林駅」から徒歩約5分、大阪メトロ谷町線「千林大宮駅」から徒歩約3分）<br />
販売価格：1カット428円（税込）※40カット限定（予定）、販売数は変更となる場合があります<br />
お問合せ：大和アグロファーム株式会社　担当：竹島　TEL（0743）57-6377（平日9：00～17：00）<br />
<br />
【大和アグロファーム株式会社】<br />
所在地　　　：奈良県吉野郡大淀町大字桧垣本2047番地の6<br />
代表者　　　：代表取締役　竹島和宏<br />
会社設立　　：平成26年（2014年）4月14日<br />
事業内容　　：農業生産物に関わる仕入、販売、物流及び保管業務　他<br />
資本金　　　：500万円<br />
ホームページ：https://yaf-nara.com/<br />
<br />
【株式会社萩原農場】<br />
所在地　　　：奈良県磯城郡田原本町法貴寺984<br />
代表者　　　：代表取締役社長　萩原斗志弘<br />
会社設立　　：昭和38年（1963年）<br />
事業内容　　：スイカ・メロンの育種、種子生産販売、技術開発及び技術指導<br />
資本金　　　：1,000万円<br />
ホームページ：https://suika-net.co.jp/<br />
<br />
【なら近大農法（ICT農法）】<br />
なら近大農法は、農作物の栽培に必要な温度調整などの管理機能にICT（情報通信技術）を導入することで、農作業の自動化を実現し、農業初心者でも容易に栽培管理を可能にしています。土壌センサーと日照センサーを連動させた装置により、作物に水分と液肥が自動的に供給されます。これらの情報は蓄積され、スマートフォンなどを通じて遠隔地からも確認することができます。また、ハウス側窓の自動巻上げ機は温度センサーと連動しており、ハウス内の温度をほぼ一定に保つために自動的に開閉が行われます。このような完全自動化した肥培管理システムの導入により、農作業の時間を大幅に削減できるだけでなく、水や液肥の使用量も抑えられ、収穫量の増加と品質の安定化が期待されます。<br />
近畿大学では、「近大ICTスイカ」の他に、平成29年（2017年）4月から、「近大ICTメロン」と「近大ICTトマト」、令和3年（2021年）9月から、「近大ICTイチゴ」の栽培にも取り組んでいます。これらの栽培マニュアルは、毎年、次の新たな農学部生へと受け継がれています。<br />
<br />
【関連リンク】<br />
農学部　農業生産科学科　教授　野々村照雄（ノノムラテルオ）<br />
https://www.kindai.ac.jp/meikan/162-nonomura-teruo.html<br />
<br />
農学部<br />
https://www.kindai.ac.jp/agriculture/<br />
<br />
]]></description>
            <link>https://www.kindai.ac.jp/news-pr/news-release/2026/07/050842.html</link>
            <guid>https://www.kindai.ac.jp/news-pr/news-release/2026/07/050842.html</guid>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">農</category>                                                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">ICT農法</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">ぷちっと</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">スイカ</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">奈良県</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">実学</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">栽培</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">産直</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">農学部</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">道の駅</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">野々村照雄</category>
            <pubDate>Tue, 14 Jul 2026 14:00:00 +0900</pubDate>
        </item>
        <item>
            <title>「なら近大農法」で栽培した「近大ICTスイカ」を今年初収穫　産官学連携で高品質なスイカ栽培を推進</title>
            <description><![CDATA[近畿大学農学部（奈良県奈良市）は、奈良県食農部（奈良県奈良市）、大和アグロファーム株式会社（奈良県吉野郡大淀町）、株式会社萩原農場（奈良県磯城郡田原本町）との産官学連携により、学内のICT設置温室で「近大ICTスイカ」を栽培しています。<br />
令和8年（2026年）7月13日（月）に、収穫時期を迎えた「近大ICTスイカ」を農学部生・大学院生が今年初めて収穫し、試食・食味評価を行います。<br />
<br />
【本件のポイント】<br />
●近畿大学奈良キャンパス内のICT設置温室で、農学部生・大学院生が「近大ICTスイカ」を栽培・収穫<br />
●甘さと風味、シャリっとした食感が特徴の「近大ICTスイカ（品種：ぷちっと）」の試食・食味評価を実施<br />
●今後、販売を通して得られた市場評価などをふまえて「なら近大農法」の向上に取り組み、さらに高品質なスイカの栽培をめざす<br />
<br />
【本件の内容】<br />
近畿大学農学部は、少子高齢化に伴う農業従事者の減少や、休耕地・耕作放棄地の増加などの社会問題を解決するため、平成29年（2017年）9月に奈良県と「農の入口」モデル事業に関する覚書を取り交わし、「なら近大農法（ICT農法）」を活用した栽培管理方法の確立をめざしています。<br />
近畿大学奈良キャンパス内のICT設置温室では、農学部農業生産科学科（アグリ技術革新研究所　兼務）教授　野々村照雄が中心となり、農業未経験の農学部生とともに、令和7年（2025年）6月から大和アグロファーム株式会社と株式会社萩原農場の協力のもと、「近大ICTスイカ（品種：ぷちっと）」の栽培試験を行っています。現在、農学部生・大学院生23人が、スイカの定植から収穫までの栽培ノウハウを学んでいます。このたび、収穫時期を迎えた「近大ICTスイカ」を、農学部生・大学院生が今年初めて収穫し、試食・食味評価を行い品質を確認します。品種「ぷちっと」は、種が小さく、噛んでも「プチッ」と心地よい食感が楽しめる品種で、甘さと風味、シャリっとした食感が特徴です。<br />
今後も産官学連携で、「なら近大農法」を活用したスイカの栽培を県内で展開していくとともに、販売を通して得られた市場評価をふまえて、さらに高品質なスイカの栽培が可能となるよう、「なら近大農法」の向上に取り組みます。<br />
<br />
【収穫概要】<br />
日時　　：令和8年（2026年）7月13日（月）10：00～12：00<br />
場所　　：近畿大学奈良キャンパス　ものづくり村　ICT設置温室<br />
　　　　　（奈良県奈良市中町3327-204、近鉄奈良線「富雄駅」からバス約10分）<br />
内容　　：近大ICTスイカ（品種：ぷちっと）の収穫、試食・食味評価<br />
参加予定：農学部農業生産科学科（アグリ技術革新研究所　兼務）教授　野々村照雄<br />
　　　　　農学部農業生産科学科　3年3名、4年1名<br />
　　　　　大学院農学研究科　1年5名、2年1名<br />
<br />
【大和アグロファーム株式会社】<br />
所在地　　　：奈良県吉野郡大淀町大字桧垣本2047-6<br />
代表者　　　：代表取締役　竹島和宏<br />
創業　　　　：平成26年（2014年）4月14日<br />
事業内容　　：農業生産物に関わる仕入、販売、物流及び保管業務　他<br />
資本金　　　：500万円<br />
ホームページ：https://yaf-nara.com/<br />
<br />
【株式会社萩原農場】<br />
所在地　　　：奈良県磯城郡田原本町法貴寺984<br />
代表者　　　：代表取締役社長　萩原斗志弘<br />
創業　　　　：大正5年（1916年）<br />
設立　　　　：昭和38年（1963年）<br />
事業内容　　：スイカ・メロンの育種、種子生産販売、技術開発及び技術指導<br />
資本金　　　：1,000万円<br />
ホームページ：https://suika-net.co.jp/<br />
<br />
【なら近大農法（ICT農法）】<br />
なら近大農法は、農作物の栽培に必要な温度調整などの管理機能にICT（情報通信技術）を導入することで、農作業の自動化を実現し、農業初心者でも容易な栽培管理を可能にしています。土壌センサーと日照センサーを連動させた装置により、作物に水分と液肥を自動的に供給します。これらの情報は蓄積され、スマートフォンなどを通じて遠隔地からでも確認することができます。また、ハウス側窓の自動巻上げ機は温度センサーと連動しており、ハウス内の温度をほぼ一定に保つために自動的に開閉が行われます。このような完全自動化した肥培管理システムの導入により、農作業の時間を大幅に削減するとともに、水や液肥の使用量も抑えられ、収穫量の増加と品質の安定化が期待されます。<br />
近畿大学では、「近大ICTスイカ」の他に、平成29年（2017年）4月から「近大ICTメロン」と「近大ICTトマト」、令和3年（2021年）9月から「近大ICTイチゴ」の栽培にも取り組んでいます。これらの栽培マニュアルは、毎年、次の新たな農学部生へと受け継がれています。<br />
<br />
【関連リンク】<br />
農学部　農業生産科学科　教授　野々村照雄（ノノムラテルオ）<br />
https://www.kindai.ac.jp/meikan/162-nonomura-teruo.html<br />
<br />
農学部<br />
https://www.kindai.ac.jp/agriculture/<br />
<br />
]]></description>
            <link>https://www.kindai.ac.jp/news-pr/news-release/2026/07/050781.html</link>
            <guid>https://www.kindai.ac.jp/news-pr/news-release/2026/07/050781.html</guid>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">農</category>                                                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">ICT農法</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">ものづくり村</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">スイカ</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">奈良県</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">栽培</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">産官学連携</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">農学部</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">農業技術</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">野々村照雄</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">高品質</category>
            <pubDate>Thu, 09 Jul 2026 14:00:00 +0900</pubDate>
        </item>
        <item>
            <title>近畿大学農学部&amp;times;奈良県曽爾村&amp;times;曽爾村農林業公社　曽爾村の特産品の販売・PRを行うマルシェを開催</title>
            <description><![CDATA[近畿大学農学部（奈良県奈良市）農業生産科学科　農業経営経済学研究室と奈良県曽爾村、一般社団法人曽爾村農林業公社（奈良県宇陀郡）は、令和8年（2026年）7月15日（水）、近畿大学奈良キャンパスにて、曽爾村の特産品（農産物、加工品等）の販売・PRを行うマルシェを合同で開催します。曽爾村産の規格外トマト等の農産物のほか、農学部生と曽爾村、曽爾村農林業公社が共同開発したオリジナルトマトソースも販売します。<br />
<br />
【本件のポイント】<br />
●近畿大学農学部、曽爾村、曽爾村農林業公社が連携し、CSA（地域支援型農業）の取り組みを継続して実施<br />
●「そにのわCSA」の一環として、曽爾村の特産品の販売・PRを行うマルシェを合同で開催<br />
●大学がCSAの実践に取り組むことで、地域の農産物の魅力を広め、地域農業の発展に貢献<br />
<br />
【本件の内容】<br />
近畿大学と曽爾村は、令和元年（2019年）8月に包括連携協定を締結し、共同で地域活性化に向けた取り組みを進めています。その一環として、近畿大学農学部農業生産科学科の農業経営経済学研究室（担当：教授　大石卓史）と曽爾村、一般社団法人曽爾村農林業公社が連携し、令和5年（2023年）から、「そにのわCSA」の名称で、地域支援型農業の取り組みを開始しました。<br />
CSA（Community Supported Agriculture：地域支援型農業）とは、前払いによる農産物の契約等を通じて農業者と消費者が相互に支え合う仕組みのことで、地域農業の振興やコミュニティ形成等の効果をもたらす新たな農業モデルとして注目されています。この取り組みにより、近畿大学では農学教育の進展や曽爾村との連携に対する学生・教職員の認知・支持の向上、曽爾村ファンの獲得等が期待され、曽爾村では農業者の経営安定や営農意欲の向上、連携に対する村民の認知・支持の向上等が期待されます。<br />
大学によるCSAの実践は日本国内では先駆的な取り組みで、関連学会等でも高く評価されており、「そにのわCSA」の担当教員である大石卓史は、「農村計画学会　2025年度　実践賞」を受賞しています。また、農業経営経済学研究室の学生達は、令和7年度（2025年度）に開催された近畿農政局「第2回みどり戦略学生チャレンジ近畿大会」において「そにのわCSA」の取り組みで「特別賞」を受賞しています。<br />
これらの取り組みの一環として、近畿大学奈良キャンパスにおいて、曽爾村の特産品（農産物、加工品等）の販売・PRを行うマルシェを合同で開催します。マルシェでは、曽爾村産の規格外トマト等の農産物のほか、農学部生と曽爾村、曽爾村農林業公社が共同開発したオリジナルトマトソースも販売します。マルシェは令和5年（2023年）から実施し、今年で4回目の開催となります。継続的な開催を通じて地域の魅力やCSAの取り組みを広く発信しています。<br />
<br />
【開催概要】<br />
日時：令和8年（2026年）7月15日（水）11：00～15：00　※完売次第、終了<br />
場所：近畿大学奈良キャンパス　つながる館　いおり1<br />
　　　（奈良県奈良市中町3327-204、近鉄奈良線「富雄駅」からバス約10分）<br />
対象：近畿大学の学生・教職員<br />
<br />
【販売商品】<br />
・規格外トマト等の曽爾村産農産物<br />
・トマトソース（柚子はちみつ、きのこ当帰）（各880円、税込）<br />
※販売商品は一部変更となる場合があります<br />
<br />
【近畿大学と曽爾村の包括連携協定】<br />
近畿大学と曽爾村は、令和元年（2019年）8月に包括連携協定を締結しました。16学部50学科を有する近畿大学の知見と、曽爾村の有する豊かな自然環境、歴史、文化を生かして、農業の6次産業化（農業等の1次産業が、農産物の生産に加え農産物の加工や流通・販売等も手がけること）や、豊かな林業資源の活用等のさまざまな分野で連携を進めています。<br />
<br />
【一般社団法人曽爾村農林業公社】<br />
持続可能な農林業の実現を目指めざして、平成28年（2016年）6月に設立された官民共同組織です。村内で育った米や野菜のブランド化等を目指す農業分野と、製材所やモバイルキッチン等、木材加工による付加価値の創造を目指す林業分野、この両分野を中心に、村内で展開する地域イノベーションによる創業を支援しながら、持続可能な農林業の実現を目指して各プロジェクトを進めています。「そにのわCSA」では、曽爾村産農産物の集荷・発送等を担当しています。<br />
<br />
【関連リンク】<br />
農学部　農業生産科学科　教授　大石卓史（オオイシタカフミ）<br />
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1245-oishi-takafumi.html<br />
<br />
農学部<br />
https://www.kindai.ac.jp/agriculture/<br />
<br />
]]></description>
            <link>https://www.kindai.ac.jp/news-pr/news-release/2026/07/050770.html</link>
            <guid>https://www.kindai.ac.jp/news-pr/news-release/2026/07/050770.html</guid>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">農</category>                                                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">6次産業化</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">CSA</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">トマト</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">マルシェ</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">地域支援型農業</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">地域活性化</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">大石卓史</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">曽爾村</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">農学部</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">農産物</category>
            <pubDate>Wed, 08 Jul 2026 16:00:00 +0900</pubDate>
        </item>
        <item>
            <title>筋芽細胞の増殖を維持・促進させる細胞外マトリクス機構を発見　筋再生医療や培養肉、サルコペニア研究への応用に期待</title>
            <description><![CDATA[近畿大学大学院農学研究科（奈良県奈良市）博士後期課程3年　片山ともか、近畿大学農学部（奈良県奈良市）生物機能科学科　准教授　岡村大治らの研究グループは、血清中に含まれる細胞外マトリクス※1（ECM）タンパク質「ビトロネクチン（Vitronectin）※2」が、筋芽細胞※3 の分化を抑制しながら細胞増殖を維持・促進させることを明らかにしました。さらに、細胞外マトリクスタンパク質であるビトロネクチンとサイトカイン※4 である「LIF（Leukemia inhibitory factor）※5」を組み合わせることで、血清を含まない条件下でも筋芽細胞を長期間増殖可能であることを示しました。本研究成果は、筋再生医療、培養肉、サルコペニア※6 研究などにおいて、低コストで科学的再現性の高い細胞培養技術の構築につながることが期待されます。<br />
本件に関する論文が、令和8年（2026年）5月28日（木）（日本時間）に、英国王立化学会（Royal Society of Chemistry）が発行するバイオマテリアル分野の国際学術誌「Biomaterials Science（バイオマテリアルズ　サイエンス）」にオンライン掲載されました。<br />
<br />
【本件のポイント】<br />
●血清中に含まれる細胞外マトリクスタンパク質「ビトロネクチン」が、筋芽細胞の分化を抑制しながら、細胞増殖を維持・促進させることを発見<br />
●ビトロネクチンとLIFを組み合わせることで、血清を含まない条件下でも筋芽細胞を長期間増殖可能<br />
●筋再生医療、培養肉、サルコペニア研究などにおいて、低コストで科学的再現性の高い細胞培養技術の構築につながることが期待<br />
<br />
【本件の背景】<br />
筋肉は、筋芽細胞が増殖した後に互いに融合・分化することで形成されます。この「増殖」と「分化」の切り替えは、発生・再生・老化のいずれにおいても重要な現象であり、再生医療や培養肉技術においても中心的な課題となっています。従来、筋芽細胞の分化は、培養液中の成長因子※7 の減少によって誘導されると考えられてきました。しかし、培養液中には細胞外マトリクス成分も含まれており、それらが筋細胞の状態制御にどのように関与するかについては十分に理解されていませんでした。特に、筋芽細胞を「分化させずに増やし続ける」細胞外環境を構築できれば、筋再生医療や培養肉における大量培養技術の発展につながると期待されていました。<br />
<br />
【本件の内容】<br />
研究グループは、血清中に豊富に含まれる細胞外マトリクスタンパク質「ビトロネクチン」に着目し、筋芽細胞への影響を解析しました。その結果、ビトロネクチンが、筋芽細胞の分化を強く抑制しながら、細胞増殖を維持・促進させることを明らかにしました。この作用はマウス、ラット、ヒト、ニワトリ胚由来筋芽細胞で共通して確認され、3次元培養（スフェロイド培養）※8 でも筋芽細胞の分化を抑制しながら細胞の成長を促進することを明らかにしました。さらに、ビトロネクチンとLIFを組み合わせることで、血清を含まない条件下でも筋芽細胞を長期間増殖可能であることを示しました。これにより、従来必要とされてきたウシ胎児血清（FBS）※9 への依存を低減し、低コストで科学的再現性の高い細胞培養技術の構築につながることが期待されます。<br />
<br />
【論文掲載】<br />
掲載誌：Biomaterials Science（インパクトファクター：5.7@2025）<br />
論文名：Vitronectin establishes a differentiation-restrictive extracellular microenvironment<br />
　　　　that sustains myoblast proliferation across species.<br />
　　　　（ビトロネクチンは、筋芽細胞の増殖を維持する分化抑制的な細胞外微小環境を形成する）<br />
著者　：片山ともか<sup>1</sup>、松本杏実<sup>2</sup>、高澤陽香<sup>2</sup>、端野百華<sup>2</sup>、實海翔<sup>2</sup>、千木雄太<sup>3</sup>、岡村大治<sup>1,2＊</sup><br />
　　　　＊責任著者<br />
所属　：1　近畿大学大学院農学研究科、2　近畿大学農学部生物機能科学科、<br />
　　　　3　Independent Researcher<br />
URL　：https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/42206994/<br />
DOI　：10.1039/D6BM00313C<br />
<br />
【本件の詳細】<br />
現在、筋肉細胞などの動物細胞を安定的に培養するためには、一般的にウシ胎児血清（FBS）が培養液に10～20%程度添加されています。FBSには細胞増殖を支える多数のタンパク質や成長因子が含まれていますが、その成分組成は極めて複雑で、ロットごとのばらつきも大きく、再現性に課題があることが指摘されてきました。また、筋再生医療や培養肉の社会実装を考える上では、倫理面・持続可能性・コスト面においても大きな課題が指摘されています。<br />
これまで筋芽細胞の分化制御は、主にFGF2（線維芽細胞増殖因子）などの成長因子シグナルによって説明されてきました。しかし研究グループは、「血清中には成長因子だけでなく細胞外マトリクス成分も大量に含まれている」点に着目し、血清由来の細胞外マトリクス成分が筋芽細胞の状態制御に重要な役割を果たしている可能性を検証しました。その結果、血清中に豊富に存在する細胞外マトリクスタンパク質「ビトロネクチン」が、筋芽細胞の分化を強く抑制しながら、増殖性を維持・促進することを発見しました。特に重要な点として、筋芽細胞の増殖培養に一般的に用いられるウシ胎児血清（FBS）には、ビトロネクチンが豊富に含まれている一方、筋分化誘導に使用されるウマ血清（HS）やウシ成体血清（ABS）にはビトロネクチンがほとんど含まれていないことを明らかにしました。さらに、FBSからビトロネクチンを除去すると筋分化が促進されることから、従来「成長因子の減少」によって説明されてきた筋分化誘導の背景に、「血清中ビトロネクチン量の低下」という細胞外マトリクス環境の変化が深く関与している可能性が示されました。<br />
また、ビトロネクチンの作用は、マウスC2C12細胞だけでなく、ラットL6細胞、ヒトLHCN-M2細胞、ニワトリ胚由来初代筋芽細胞においても共通して確認され、種を超えて保存された現象であることが示されました。さらに3次元培養（スフェロイド培養）においても、ビトロネクチンは筋芽細胞の未分化状態を維持しながら細胞塊の成長を促進しました。<br />
加えて研究グループは、以前同グループが開発した無血清培地※10「DA-X培地」を基盤として、ビトロネクチンとLIFを組み合わせることで、血清を含まない条件下でも筋芽細胞を長期間増殖可能な新たな無血清培養系を構築しました。この培養条件下では、従来必要とされてきたFGF2やIGF-1などの高価な成長因子を添加しなくても、筋芽細胞は未分化状態を維持したまま増殖可能であり、培養後も筋分化能を保持していました。<br />
一方、本研究での無血清培養条件における筋芽細胞の増殖速度は、依然として血清含有培地には及んでいません。今後は、細胞外マトリクスや糖鎖、生理活性物質などを組み合わせることで、より高効率な筋芽細胞増殖を実現する次世代型無血清培養技術の開発を進めていく予定です。<br />
本研究成果は、細胞外マトリクスが単なる「細胞の足場」ではなく、「細胞の状態そのものを積極的に制御する環境因子」であることを示しています。今後は、筋再生医療、培養肉、サルコペニア研究などにおいて、低コストや再現性の向上につながる細胞の大量培養技術への応用が期待されます。<br />
<br />
【研究者のコメント】<br />
岡村大治（おかむらだいじ）<br />
所属　　：近畿大学農学部生物機能科学科<br />
　　　　　近畿大学大学院農学研究科<br />
職位　　：准教授<br />
学位　　：博士（医学）<br />
コメント：現在の動物細胞培養では、依然としてウシ胎児血清への依存が大きな課題となっています。また、FGF2やIGF-1などの高価な成長因子を大量に必要とすることも、再生医療や培養肉の産業化において大きな障壁となっています。本研究では、細胞外マトリクスであるビトロネクチンが、筋芽細胞を「分化しにくく、増殖しやすい状態」に維持する特殊な細胞外環境を形成することを明らかにしました。これは、従来の「成長因子中心」の細胞培養概念に対して、「細胞外環境そのものを制御する」という新しい視点を提示する成果であると考えています。また、ビトロネクチンとLIFを組み合わせることで、高価な成長因子に大きく依存しない筋芽細胞培養系を構築できたことは、筋再生医療や培養肉における低コスト化・高再現性化につながる可能性があります。今後は、細胞外マトリクスを基盤とした新しい細胞培養技術の開発をさらに進めていきたいと考えています。<br />
<br />
【用語解説】<br />
※1　細胞外マトリクス（ECM）：細胞の周囲に存在するタンパク質や糖鎖などからなる構造体。細胞を物理的に支えるだけでなく、細胞の増殖や分化、移動などの性質を制御する重要な役割を持つ。<br />
※2　ビトロネクチン（Vitronectin）：血液や細胞外マトリクス中に存在するタンパク質の一種。細胞接着や細胞増殖に関与することが知られているが、本研究では筋芽細胞の分化を抑制し、未分化状態を維持する働きを持つことが明らかになった。<br />
※3　筋芽細胞：筋肉を形成する前駆細胞。増殖した後に互いに融合・分化することで筋管細胞や筋線維を形成する。<br />
※4　サイトカイン：細胞から分泌される特定のタンパク質の総称。細胞間の情報伝達を担う物質であり、免疫機能や炎症反応の調節に加えて、細胞の増殖、分化、生存などの微細な制御において重要な役割を果たす。<br />
※5　LIF（Leukemia inhibitory factor）：細胞の生存や未分化状態の維持に関与するサイトカインの一種。幹細胞研究や細胞培養に広く用いられている。本研究では、ビトロネクチンと組み合わせることで、筋芽細胞の無血清培養を可能にした。<br />
※6　サルコペニア：加齢に伴って筋肉量や筋力が低下する現象。高齢者の転倒や要介護化の原因の一つとされる。<br />
※7　成長因子：細胞の増殖や分化、生存などを制御するタンパク質。本研究ではFGF2やIGF-1などが該当する。<br />
※8　3次元培養（スフェロイド培養）：細胞を立体的に集合させて培養する方法。生体内に近い細胞環境を再現できるため、再生医療や創薬研究で注目されている。<br />
※9　ウシ胎児血清（FBS）：分娩前のウシ胎児の血液から調製される細胞培養用サプリメント。細胞増殖に必要な成分を豊富に含むため広く利用されているが、ロット差や倫理面、持続可能性などの課題が指摘されている。<br />
※10　無血清培地：ウシ胎児血清などの動物由来血清成分を含まない細胞培養用培地。培地成分を明確に制御できるため、実験の再現性向上や倫理的課題の低減につながる。<br />
<br />
【関連リンク】<br />
農学部　生物機能科学科　准教授　岡村大治（オカムラダイジ）<br />
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1359-okamura-daiji.html<br />
<br />
農学部<br />
https://www.kindai.ac.jp/agriculture/<br />
<br />
]]></description>
            <link>https://www.kindai.ac.jp/news-pr/news-release/2026/06/050603.html</link>
            <guid>https://www.kindai.ac.jp/news-pr/news-release/2026/06/050603.html</guid>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">農</category>                                                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">ウシ胎児血清</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">サルコペニア</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">ビトロネクチン</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">岡村大治</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">無血清培養</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">筋再生医療</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">筋芽細胞</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">細胞培養</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">細胞外マトリクス</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">農学部</category>
            <pubDate>Wed, 24 Jun 2026 14:30:00 +0900</pubDate>
        </item>
        <item>
            <title>近畿大学農学部生が摘果した近大ICTメロンを動物園に提供　産学連携で持続可能な農業の実現をめざす</title>
            <description><![CDATA[近畿大学農学部（奈良県奈良市）と、動物の暮らしや成長を応援するプラットフォーム「Hello! OHANA」を運営する株式会社OHANA（東京都新宿区）は、産学連携活動として「なら近大農法（ICT農法）」で栽培した近大ICTメロンのうち、摘果により取り除いた果実（以下、摘果メロン）を動物園に提供し、サル類などの動物の食事として有効活用する取り組みを行います。摘果メロンは、令和8年（2026年）6月30日（火）、各地の動物園にて動物の食事として提供されます。<br />
<br />
【本件のポイント】<br />
●農学部生が、なら近大農法で栽培した「近大ICTメロン」のうち摘果した実を動物園に無償提供<br />
●通常廃棄される摘果メロンを動物の食事として与えることで、無駄なく有効活用<br />
●農学部生は、産学連携を通して持続可能な農業の取り組みを実践的に学ぶ<br />
<br />
【本件の内容】<br />
農学部農業生産科学科　植物感染制御工学研究室　教授（アグリ技術革新研究所兼務）野々村照雄は、農業の自動化と省力化を可能とする「なら近大農法（ICT農法）」を用いて農作物の栽培を行っています。現在、農業未経験の農学部2年生25人、3年生16人が中心となり、令和8年（2026年）4月から、奈良キャンパス内のICT設置温室において、近大ICTメロン（品種：クラリス、オードリー、マリアージュ）の定植から収穫までの栽培ノウハウを学んでいます。栽培過程において、大きく、糖度の高いメロンをつくるために、未成熟なメロンを摘果しています。動物園･水族館の応援プラットフォーム「Hello! OHANA」を通じて、本来であれば廃棄される摘果メロンを動物の食事にすることで、無駄なく有効活用できます。農学部生はこの取り組みから、摘果メロンが動物園で有効活用されることや、SDGsの観点から持続的な農業の取り組みを実学で学びます。<br />
<br />
【実施概要】<br />
提供日　：令和8年（2026年）6月30日（火）<br />
提供先　：公益財団法人日本モンキーセンター<br />
　　　　　（愛知県犬山市犬山官林26番地、名鉄犬山線「犬山駅」からバス約5分、<br />
　　　　　　「モンキーパーク」下車）<br />
　　　　　※60kg提供<br />
　　　　　羽村市動物公園（東京都羽村市羽4122番地、JR青梅線「羽村駅」東口から徒歩約20分）<br />
　　　　　※15kg提供<br />
　　　　　ごかつら池どうぶつパーク<br />
　　　　　（三重県多気郡多気町五桂992、JR紀勢本線「多気駅」から車約15分）<br />
　　　　　※15kg提供<br />
　　　　　沖縄こどもの国<br />
　　　　　（沖縄県沖縄市胡屋5-7-1、バス各線「中の町」から徒歩約15分）<br />
　　　　　※20kg提供<br />
提供作物：摘果メロン（品種：クラリス、オードリー、マリアージュ）<br />
お問合せ：株式会社OHANA　TEL（070）2033-2974（10：00～18：00　土・日・祝を除く）<br />
<br />
【なら近大農法（ICT農法）】<br />
農業は個人の経験や勘に頼ることが多く、所得確保の不安定さが問題とされていますが、「なら近大農法（ICT農法）」は農作物の栽培に必要な温度調整などの管理機能にICT（情報通信技術）を導入することで、農作業の自動化を実現し、農業初心者でも容易に栽培管理することが可能になります。ICT農法では、土壌センサーと日照センサーを連動させた装置によって、作物に水分と液肥を自動的に供給します。これらの情報は蓄積され、スマートフォンなどで遠隔地からでもデータを確認することができます。また、ハウス側窓の自動巻上げ機が温度センサーと連動しており、ハウス内の温度をほぼ一定に保つために自動的に開閉が行われます。このような完全自動化肥培管理システムの導入により、農作業の時間を大幅に削減するとともに、水や液肥の削減が可能となり、収穫量の増加と品質の安定化へと繋がることが期待されます。<br />
平成29年度（2017年度）から、近畿大学農学部農業生産科学科　教授（アグリ技術革新研究所兼務）野々村照雄が中心となり、奈良キャンパス内にあるICT設置温室で、農学部生とともに「なら近大農法（ICT農法）」を用いて「近大ICTメロン」を栽培しており、令和3年（2021年）9月からは「近大ICTイチゴ」、令和7年（2025年）5月からは「近大ICTスイカ」の栽培にも取り組んでいます。これらの栽培マニュアルは、毎年、次の新たな農学部生へと受け継がれています。<br />
<br />
【株式会社OHANA】<br />
世界中の動物園･水族館の応援プラットフォーム「Hello! OHANA」の開発･運営事業を通して、動物たちと人間が家族（ハワイ語で"OHANA"）のような関係で共生できる社会を目指しています。<br />
所在地　　　：東京都新宿区高田馬場1丁目32-10<br />
代表者　　　：代表取締役　棚木悠<br />
創業　　　　：令和4年（2022年）11月<br />
事業内容　　：動物園・水族館の応援プラットフォーム｢Hello! OHANA｣の運営<br />
ホームページ：https://app.helloohana.co.jp/<br />
<br />
【Hello! OHANA（ハローオハナ）】<br />
動物園・水族館・野生動物の保護施設に「食事」を贈ることで、動物たちの暮らしや成長を応援するプラットフォーム。動物たちに届ける食事には、形や色が不揃いでもおいしく食べられる「規格外品」を活用し、生産者の方々が丹精込めて育てた農産品のロスを少しでも減らす仕組みを目指しています。"OHANA"は、ハワイの言葉で「家族」を意味します。私たちは、動物たちに「食事」をプレゼントすることで、離れていても、動物たちを家族のように感じられる場所をつくりたいという想いを込め、サービス名を「Hello! OHANA（ハローオハナ）」にしました。<br />
令和5年（2023年）10月のスタート以来、応援団の皆さまからの継続的なご支援のおかげで、全国の動物園・水族館・保護施設で暮らす約600頭の動物たちに、これまで5トンを超える食事を届けています。<br />
<br />
【関連リンク】<br />
農学部　農業生産科学科　教授　野々村照雄（ノノムラテルオ）<br />
https://www.kindai.ac.jp/meikan/162-nonomura-teruo.html<br />
<br />
農学部<br />
https://www.kindai.ac.jp/agriculture/<br />
<br />
]]></description>
            <link>https://www.kindai.ac.jp/news-pr/news-release/2026/06/050597.html</link>
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            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">農業技術</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">野々村照雄</category>
            <pubDate>Wed, 24 Jun 2026 14:00:00 +0900</pubDate>
        </item>
        <item>
            <title>希少魚である「スミツキハナダイ」が性転換することを発見　魚類の繁殖様式や生態の理解をすすめる研究成果</title>
            <description><![CDATA[近畿大学大学院農学研究科（奈良県奈良市）環境管理学専攻博士前期課程2年　野村玲偉（研究当時、現：山口県水産研究センター）、同博士前期課程2年　上地健琉（研究当時、現：マリノリサーチ株式会社）、同准教授　宮崎佑介、近畿大学農学部水産学科（奈良県奈良市）教授　小林靖尚、一般財団法人沖縄美ら島財団（沖縄県本部町）主任研究員　宮本圭、神奈川県立生命の星・地球博物館（神奈川県小田原市）学芸員　和田英敏の研究グループは、採集が困難で繁殖様式が不明だったハナダイ科のスミツキハナダイ属の魚類が、メスからオスへ性転換することを明らかにしました。一部の魚類では、成長に伴って性別が変化する性転換を行うことが知られていますが、詳細な研究例は食用として日常的に流通している種に偏っており、スミツキハナダイ属のように深い海域に生息し、食用では流通していない魚種の研究は、ほとんどありませんでした。本研究では、スミツキハナダイ属の外的特徴の雌雄差も明らかにしており、今後、魚類分類学や魚類の繁殖様式の理解を前進させることが期待されます。<br />
本件に関する論文が、令和8年（2026年）4月30日（木）に、日本魚類学会の国際誌である"Ichthyological Research（イクチオロジカル　リサーチ）"にオンライン掲載されました。<br />
<br />
【本件のポイント】<br />
●さまざまな海域での船釣りによって、希少魚であるハナダイ科スミツキハナダイ属の採集に成功し、メスからオスへの雌性先熟型の性転換を初めて確認<br />
●スミツキハナダイとキイハナダイについて、色・鰭の長さ・体長などの外的特徴が雌雄で異なることを確認<br />
●本研究は、市場に流通しづらい魚種の繁殖様式に関する理解を深め、今後魚類分類学などの分野への貢献が期待される成果<br />
<br />
【本件の背景】<br />
魚類では、成長に伴って性別が変化する「性転換」を行う種があり、特にハタ科・ハナダイ科・ベラ科の一部では、メスとして成熟した後にオスに変化して繁殖する、雌性先熟型の性転換を行うことが知られています。これらの魚類は、体が小さいうちはメスとして繁殖に参加し、大きく成長できればオスへ性転換して周囲のメスと配偶できるといったメリットがあります。子孫を残すうえで優位な戦略の一つとして性転換できるように進化したと考えられていますが、魚類の性転換の研究例は食用として日常的に流通している水産有用種や浅海性種に偏っており、沿岸域の深場に生息する、市場に流通しづらい低利用種については知見が不足していました。<br />
低利用種の一種である、ハナダイ科に属するスミツキハナダイ属は、水深100～300mの深い岩礁周辺の砂底に生息しています。日本近海ではスミツキハナダイとキイハナダイの2種が知られており、いずれも美しい見た目から観賞魚としての価値も高い魚種です。このうちスミツキハナダイでは、古くからオスとメスで体色が異なることが報告されていました。しかし、スミツキハナダイ属は採集事例が少なく、体色の違いが本当に雌雄差によるものなのか、あるいは種間の差なのかについては、これまで科学的な検証が不十分でした。一方、同属のキイハナダイは国内での報告例がわずか2例とさらに少ない記録にとどまっていたため、その生態や繁殖様式はほとんど明らかになっていませんでした。<br />
<br />
【本件の内容】<br />
研究グループは、スミツキハナダイおよびキイハナダイについて観察・解析を行うため、相模湾、紀伊半島、沖縄島周辺海域などで船釣りを行い、多くのスミツキハナダイ・キイハナダイの収集に成功しました。収集した標本について、外部形態、生殖腺組織、およびDNA解析を行い、外部形態の性差と性転換について検証しました。この結果、どちらの種も色・鱗・斑点・鰭の長さ・体長といった見た目が、オスとメスで明瞭に異なることを明らかにしました。さらにスミツキハナダイでは、オスとメスの中間的な形態で、卵巣組織と精巣組織を併せ持つ両性生殖腺の個体が確認され、本種がメスからオスへと雌性先熟型の性転換を行うことが示されました。本研究は、スミツキハナダイ属において雌性先熟型の性転換を示した初めての報告です。<br />
本研究成果は、これまで知られていなかったハナダイ科魚類の繁殖様式の理解を進めることで、魚類分類学および魚類生態学への貢献が期待されます。<br />
<br />
【論文掲載】<br />
掲載誌：Ichthyological Research（インパクトファクター：1.0@2024）<br />
論文名：Sexual dimorphism and protogeny in two species of<br />
　　　　Selenanthias （Serranidae: Anthiadinae） collected from Japanese waters<br />
　　　　（スミツキハナダイとキイハナダイにおける性的二型と雌性先熟）<br />
著者　：野村玲偉<sup>1,2＊</sup>、上地健琉<sup>1,3</sup>、小林靖尚<sup>1,4</sup>、宮本圭<sup>5</sup>、和田英敏<sup>6</sup>、宮崎佑介<sup>1,4※</sup><br />
　　　　＊筆頭著者　※責任著者<br />
所属　：1　近畿大学大学院農学研究科、2　山口県水産研究センター、3　マリノリサーチ株式会社<br />
　　　　4　近畿大学農学部、5　一般財団法人沖縄美ら島財団、6　神奈川県立生命の星・地球博物館<br />
URL　：https://link.springer.com/article/10.1007/s10228-026-01070-1<br />
DOI　：10.1007/s10228-026-01070-1<br />
<br />
【本件の詳細】<br />
研究グループは、中有光層※1 および稀有光層※2 に生息するハナダイ科スミツキハナダイ属の魚類を対象に、相模湾、紀伊半島、沖縄島周辺海域などで船釣りによる採集を行いました。採集した本属魚類について、外部形態および生殖腺組織の観察、ミトコンドリアDNA※3 のCOI領域※4 に基づく系統解析を行いました。<br />
その結果、スミツキハナダイのオスは臀鰭に黒色斑、頭部に黄色斑、体表に真珠色の鱗を持つ一方、メスは前鰓蓋骨（ぜんさいがいこつ）と主鰓蓋骨（しゅさいがいこつ）が白く縁どられており、明瞭な色彩の差が認められました。また、体長と腹鰭・臀鰭・尾鰭の糸状に伸長した軟条（なんじょう）は、オスの方が長いことも示されました。これらは、外部形態の性的二型※5 と考えられます。一方、オスとメスの中間的な体色や形態を示す個体も複数の標本が得られました（図1）。<br />
次に生殖腺組織を詳しく調べたところ、外部形態のオス型には精巣が観察され、外部形態のメス型には卵巣が観察されました。オスとメスの中間的な体色や形態を示した個体のうち、4個体においては卵巣組織と精巣組織が同時に存在する両性生殖腺が観察されました（図1）。<br />
キイハナダイについても同様のアプローチにより、スミツキハナダイと共通する雌雄差の存在が明らかになりました（図2）。キイハナダイは供試個体数の不足から両性生殖腺を有する個体は観察されなかったものの、スミツキハナダイと同様に雌性先熟の性転換を行うことが示唆されました。<br />
さらにスミツキハナダイの生殖腺発達や生殖腺指数（GSI）※6 の解析から、本種は冬から初夏（12月～6月頃）にかけて産卵し、その期間中あるいは終了時に性転換が起こる可能性が示されました。<br />
また、遺伝子解析では、外部形態のオス型とメス型がそれぞれ同一種内に包含されることが示され、体色や形態の違いが「別種」ではなく「雌雄差」であることが裏付けられました（図3）。また、オスとメスの中間的な体色や形態を示した個体は、オスとメスの中間の大きさであった結果を踏まえると、スミツキハナダイは雌性先熟型の性転換をすることが裏付けられたといえます。本研究は、スミツキハナダイ属において雌性先熟型の性転換を示した初めての報告となります。<br />
本研究の成果は、深場に適応したハナダイ科魚類における配偶システムの理解を大きく前進させるものであり、今後の魚類分類学や魚類の配偶システム理解の発展への貢献が期待されます。<br />
<br />
【研究者のコメント】<br />
宮崎佑介（ミヤザキユウスケ）<br />
所属　　：近畿大学農学部環境管理学科、近畿大学大学院農学研究科<br />
職位　　：准教授<br />
学位　　：博士（農学）<br />
コメント：これまで希少魚と考えられてきたスミツキハナダイでしたが、近年の若手魚類学者を中心として流行している中有光層や稀有光層という深場の小物釣りによって、まとまった数の標本が得られることがわかってきました。本研究では、学生時代の野村さんによる丁寧な標本観察と複数の共同研究者のサポートによって、統合的なアプローチが実現できました。加えて、一年間を通して毎月の定点における船釣り調査も実施したことで、性転換中の標本を入手することができ、産卵期の推定にも繋げることができました。稀種キイハナダイは未だになかなか入手困難ですが、両種ともに美麗で観賞魚としての価値も高く（小型魚ながら食べても美味しいのですが）、水族館で安定して飼育できるようになることも期待しています。<br />
<br />
【用語解説】<br />
※1　中有光層：水中に届く光線の波長・光量や動物相から定義され、清澄な海域においては海面から約40～130mの水深帯を指す。<br />
※2　稀有光層：水中に届く光はわずかな青色光のみで、清澄な海域においては海面から約130～300mの水深帯を指す。<br />
※3　ミトコンドリアDNA：細胞内小器官のひとつである、ミトコンドリア内に存在するDNA。母性遺伝で変異の速度が早いことから、生物の進化を研究する際に使用される。<br />
※4　COI領域：動物などの生物種を判別するために最も広く利用されている遺伝子領域。<br />
※5　性的二型：同一の生物種において、生殖器以外に雌雄の間に見られる形態や大きさ、体色などの明確な違い。<br />
※6　生殖腺指数（GSI）：魚類や貝類などにおいて、体重に対する生殖腺（卵巣や精巣）の重量の割合。成熟状態を評価する指標。<br />
<br />
【関連リンク】<br />
農学部　環境管理学科　准教授　宮崎佑介（ミヤザキユウスケ）<br />
https://www.kindai.ac.jp/meikan/2734-miyazaki-yuusuke.html<br />
農学部　水産学科　教授　小林靖尚（コバヤシヤスヒサ）<br />
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1436-kobayashi-yasuhisa.html<br />
<br />
農学部<br />
https://www.kindai.ac.jp/agriculture/<br />
<br />
]]></description>
            <link>https://www.kindai.ac.jp/news-pr/news-release/2026/06/050448.html</link>
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            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">農</category>                                                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">スミツキハナダイ</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">ハナダイ科</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">宮崎佑介</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">小林靖尚</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">性的二型</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">性転換</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">深海魚</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">生殖腺</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">農学部</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">雌性先熟</category>
            <pubDate>Wed, 03 Jun 2026 16:00:00 +0900</pubDate>
        </item>
        <item>
            <title>道の駅「クロスウェイなかまち」で近大農学部公開講座を開催　「人生まるごとアンチエイジング」「趣味の釣りで科学に貢献？」</title>
            <description><![CDATA[近畿大学農学部（奈良県奈良市）は、令和8年（2026年）5月30日（土）に、道の駅「クロスウェイなかまち」（奈良県奈良市）の交流スペースにて、近畿大学農学部公開講座2026を開催します。<br />
<br />
【講演内容】<br />
講演&#9312;：「人生まるごとアンチエイジング～食と生活習慣で未来の健康をつくる～」<br />
講師　：近畿大学農学部食品栄養学科　教授　竹森久美子<br />
内容　：お腹の中にいる赤ちゃんの環境や、生まれてからの日々の食事・生活習慣が、将来の健康や老化の進み方に影響することがわかってきています。本講演では、DoHaD（胎児期起源説）の視点から、食と生活習慣がどのように未来の健康づくりにつながるのか、科学的知見をもとにわかりやすく紹介します。今日から実践できるアンチエイジングのヒントもお伝えします。<br />
講演&#9313;：「趣味の釣りで科学に貢献？」<br />
講師　：近畿大学農学部環境管理学科　准教授　宮崎佑介<br />
内容　：海に囲まれた日本列島では、釣りは国民的な余暇活動のひとつとなっています。魚類の研究者にも釣り好きは多いのですが、魚類調査の方法としては、あまり重視されてきませんでした。しかし近年では趣味の釣りから得られる生物の多様性情報を活用する取り組みが注目されつつあります。本講演では、その活用の実践事例をご紹介します。<br />
<br />
【開催概要】<br />
日時　　：令和8年（2026年）5月30日（土）<br />
　　　　　＜午前の部＞9：50～12：15（受付開始　9：30）<br />
　　　　　＜午後の部＞13：00～15：15（受付開始　12：30）<br />
　　　　　※午前、午後の講演は同一内容<br />
場所　　：道の駅「クロスウェイなかまち」<br />
　　　　　（奈良県奈良市中町4694-1、近鉄学園前駅下車<br />
　　　　　　奈良交通バス「28系統奈良県総合医療センター行き」乗車、「丸山橋」下車　徒歩約10分）<br />
対象　　：中学生以上（定員：午前・午後　各回40人、参加無料、要事前申込）<br />
申込方法：下記URLから申し込み<br />
　　　　　https://michi-no-eki-crosswaynakamachi.pref.nara.jp/events/20260530<br />
　　　　　※申し込み多数の場合は、『抽選』となります<br />
申込期限：令和8年（2026年）5月22日（金）23：59<br />
後援　　：奈良県、奈良市<br />
お問合せ：道の駅「クロスウェイなかまち」管理事務所　TEL（0742）93－5440（10：00～17：00）<br />
　　　　　※道の駅「クロスウェイなかまち」は、令和4年（2022年）に近畿大学（大阪府東大阪市）と包括連携協定を締結した、平城宮跡歴史公園などの管理業務を行う株式会社ネクスト・アクシス（大阪府東大阪市）が管理する施設です。<br />
<br />
【プログラム】<br />
＜午前の部＞<br />
9：50～10：00&ensp;：挨拶　近畿大学農学部長　森山達哉<br />
10：00～11：00：講演&#9312;「人生まるごとアンチエイジング～食と生活習慣で未来の健康をつくる～」<br />
11：00～11：15：休憩<br />
11：15～12：15：講演&#9313;「趣味の釣りで科学に貢献？」<br />
<br />
＜午後の部＞<br />
13：00～14：00：講演&#9312;「人生まるごとアンチエイジング～食と生活習慣で未来の健康をつくる～」<br />
14：00～14：15：休憩<br />
14：15～15：15：講演&#9313;「趣味の釣りで科学に貢献？」<br />
<br />
【講師プロフィール】<br />
竹森久美子（たけもりくみこ）<br />
所属　　：近畿大学農学部　食品栄養学科　教授<br />
学位　　：博士（医学）<br />
専門分野：栄養生理学、実験病理学<br />
<br />
宮崎佑介（みやざきゆうすけ）<br />
所属　　：近畿大学農学部　環境管理学科　准教授<br />
学位　　：博士（農学）<br />
専門分野：保全生態学<br />
<br />
【関連リンク】<br />
農学部　食品栄養学科　教授　竹森久美子（タケモリクミコ）<br />
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1205-takemori-kumiko.html<br />
農学部　環境管理学科　准教授　宮崎佑介（ミヤザキユウスケ）<br />
https://www.kindai.ac.jp/meikan/2734-miyazaki-yuusuke.html<br />
<br />
農学部<br />
https://www.kindai.ac.jp/agriculture/<br />
<br />
]]></description>
            <link>https://www.kindai.ac.jp/news-pr/news-release/2026/05/050268.html</link>
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            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">公開講座</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">宮崎佑介</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">環境管理学科</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">竹森久美子</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">農学部</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">道の駅</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">釣り</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">食と生活習慣</category>
            <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">食品栄養学科</category>
            <pubDate>Tue, 19 May 2026 14:00:00 +0900</pubDate>
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