予防医学領域におけるアンチエイジング(抗老化)の基盤および実践的研究は、世界的にも特に著しい高齢化が進む我が国において最も重要かつ早急に対策が必要とされています。近畿大学アンチエイジングセンターは、文部科学省「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」の助成を受け、専門分野が異なる複数の研究者が分野横断的に連携し、3つのC、すなわちCheck(加齢マーカーを指標とする診断)、Care(健康指導・栄養指導)、Cure(長期スパンでの支援)を実践し、予防医療としてのアンチエイジング効果を科学的エビデンスに基づいて実証することを目指しています。また、市民公開講座、スポーツ教室の他、講演会や研究会を通じて市民の健康増進に貢献しています。