研究支援・推進センター
本学部は「生体・生物の持つ優れた機能を工学技術に応用する」という創設理念のもとに先進的な研究・教育活動を展開して参りました。その結果、数多くの文部科学省や科学技術振興機構(JST)の大型助成金をはじめ、科学研究費、受託研究、寄附研究などの外部資金を獲得するとともに、 特許等の知的財産の出願件数も年々増加しております。
しかしながら、世界的な円高や震災による国の財政状況から、イノベーション事業の廃止に見られるような科学技術関係予算の縮小により、外部からの研究費の獲得はますます厳しくなっています。また、大学のシーズを実用化に繋げるには既存分野・組織の壁が存在が問題となっています。
このような状況下で、さらなる外部資金の獲得と得られた研究成果の実用化を目指し、
地域・社会・産業界との「インターフェイス」となり、
以下のような業務を行う組織として平成23年10月に研究支援・推進センターを設立しました。
- 外部資金獲得に対する支援
- 得られた成果の特許等知的財産としての申請支援と管理・保護・運用
- 研究シーズ等の知的財産の公開と広報活動
- 地域企業からの相談窓口と知的財産の技術移転
- 産官学連携の支援と地域の活性化による社会貢献
- 研究成果の実用化支援
本センターは、学部のさらなる発展に寄与するために、今後も産業界・地域の皆様方とのつなぎ役として、
また、多様な学術領域の融合をめざす場として貢献して行く所存ですので、
より一層のご支援と、ご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
研究支援・推進センター長