学部長挨拶

若い日は何かを目指せ!!

経済学部のホームページへようこそ!!
近畿大学経済学部は2003年4月に商経学部から分離改組し誕生しました。現在、経済学科・国際経済学科・総合経済政策学科の3学科を有する学部となり、約3000名の学生が在籍しています。
経済学科は経済学コース(理論・計量/財政・金融/産業・情報/歴史・社会の4分野)と経済心理学コースの2つのコースを開設し、幅広い観点から経済学を学ぶ学科となっています。国際経済学科は国際産業・金融と国際地域経済の2つの分野を用意し、国際的な視点で経済学を学びます。総合経済政策学科は公共政策分野と企業戦略分野があり、フィールドワークを通して現場から経済学を学ぶことができます。

経済学部は1年次に学部共通科目としてミクロ経済学、マクロ経済学を学習し、経済学の基礎を学んでいきます。ミクロ経済学は家計や企業の行動と市場メカニズムの動きを学習し、マクロ経済学は経済全体の動きを把握して、政府の経済政策のあり方を学習するものです。これらの科目が経済学の基礎となる科目になり、他の応用的な経済学の科目につながっていきます。また、世界に通用する国際人となるために、1年次から外国語の科目も少人数で学習できる環境を準備しています。さらに、ITスキルの向上のために、1年次に複数のコンピュータ実習科目を学習できるカリキュラムを導入しています。
2年次には1年次で学習した経済学部の専門科目をさらに深く学習できる科目を準備し、3~4年次には少人数の演習(ゼミ)に所属し、各担当教員の指導の下に、専門的な内容を深く学習するものとなっています。

経済学部では様々なプログラムを用意しています。語学留学、資格取得を目標したITスキル向上、海外体験(国際経済学科)、フィールドワーク(総合経済政策学科)、教員免許取得、キャリアサポート、インターンシップ、公務員試験対策、IT賞、TOEIC賞等々・・・学生の皆さんが関心の持つことのできるプログラムを多数用意しいています。大学生として積極的にチャレンジして欲しいと考えています。

高校までは教えてもらったことを記憶して学んでいくことが、中心的な学習方法となっていますが、大学からは自身で物事を考え、調べて、結論を出すスタイルの学習方法に変わっていきます。そのため、高校までは「生徒」、大学からは「学生」と呼称も変わっていきます。図書館の使用目的も単に本を借りて利用するというものから、いろいろな資料を使って調べることの拠点となります。近畿大学の図書館も大変充実しており、紙面での書籍はいうまでもなく、電子書籍、商用データベースなどを使って多くの情報を調べることができます。経済記事満載の日本経済新聞についても、データベースに接続して毎日読むことが可能です。

若い日は何らかの目標を設定して、目指して欲しいと考えています。早く目標を見つけ、設定できれば、充実した大学生活を送ることも可能となり、自身の成長につながると思われます。卒業時には、大学生活4年間で何を学び、何を身につけたが説明できるように、充実した4年間を過ごして下さい。

学部長

田中 敬一
KEIICHI TANAKA
経済学部長