教員紹介

石村雄一

石村雄一: 准教授

所属	経済学部経済学科経済学研究科
学位	博士（経済学）
専門	環境経済学
ジャンル	環境/環境と社会
コメント	廃棄物政策、迷惑施設の立地決定問題、廃プラスチック処理、食品ロス、災害廃棄物の広域処理、一般廃棄物の広域処理、NIMBY（Not in my backyard）問題など
備考	＜報道関連出演・掲載一覧＞ ●2023/12/21 　日本経済新聞　食品表示について ●2023/9/4 　産経新聞　リサイクル率引き上げへの再生プラの課題について ●2023/4/17 　産経新聞　フードロスの金額換算について
リサーチマップ	https://researchmap.jp/ishimurayuichi

学歴/経歴

学歴

2013年4月 - 2016年3月
神戸大学経済学研究科博士後期課程

経歴

2023年4月 - 現在
近畿大学経済学部経済学科准教授
2020年4月 - 2023年3月
近畿大学経済学部講師
2018年4月 - 2020年3月
京都経済短期大学経営情報学科講師
2017年4月 - 2018年3月
大阪国際大学グローバルビジネス学部講師
2016年4月 - 2017年3月
大正大学地域構想研究所助教

研究活動情報

研究分野

環境・農学, 循環型社会システム

研究キーワード

廃棄物政策, 環境経済学

論文

Plastic waste trade and international agreements
Yuichi Ishimura; Disuke Ichinose; Kai Nomura
Environmental Economics and Policy Studies ,forthcoming 2024年10月 [査読有り]
Does Simplification of Plastic Waste Separation Promote Plastic Recycling?
Yuichi Ishimura; Kai Nomura; Daisuke Ichinose
Journal of Material Cycles and Waste Management ,forthcoming 2024年10月 [査読有り]
バイオプラスチックごみ袋の脱炭素と財政負担
石村雄一
環境経済・政策研究 17 (2) 100-103 2024年9月 [査読有り]

食品ロス削減計画の策定はごみ減量化にどのような影響を与えるのか？ , 第32回廃棄物資源循環学会研究発表会 , 2021年10月
食品ロス削減計画の策定はごみ減量化にどのような影響を与えるのか？ , 環境経済・政策学会2021年次大会 , 2021年9月
中国による廃棄物の輸入禁止措置が廃棄物貿易に与えた影響に関する実証研究 , 環境経済・政策学会2020年次大会 , 2020年9月

家庭系食品ロスの経済的費用の推計 , 石村雄一; 小島理沙; 石川雅紀; 松岡夏子; 菅幹雄; 大橋博一; 竹内憲司; 山口恵子 , 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 , 30 , 0 , 35 , 35 , 2019年
概要：<p>本研究では、家庭から排出される食品の廃棄金額について推計するために、神戸市内における677世帯（冬季調査:302世帯、夏季調査:375世帯）を対象とした食品ロスダイアリー調査と、実際の店舗調査を実施した。その結果、食品の廃棄金額は１世帯あたり平均約1,422円/月であることが明らかになった。また、全国推計では年間約9,057億円であることも明らかになった。このことは消費者の購買行動や食品の販売形態に対する政策の必要性を示唆しているものと考えられる。また本研究では食品ロスの処理費用は、年間約565億円であることも明らかとなった。そのため家庭系の食品ロスに対する政策が、自治体の歳出削減にもたらす可能性は大きいと言える。食品ロスの発生が一時的なものではなく、長期的に続くことを踏まえれば、食品ロスの発生抑制に対する政策は、家計支出と財政負担の両方の視点から重要であると考えられる。</p>
ごみ処理施設建設におけるNIMBY問題の現状と課題(下) , 石村雄一; 竹内憲司 , 月刊廃棄物 = Monthly the waste , 42 , 8 , 38 , 40 , 2016年8月
ごみ処理施設建設におけるNIMBY問題の現状と課題（上） , 石村雄一; 竹内憲司 , 月刊廃棄物 7月号 , 56 , 58 , 2016年7月