電子情報工学科の特色

電子工学と情報工学をバランス良く学べる仕組み

電子情報工学科のカリキュラムは、コンピュータ・ハードウェアの中心となる様々な電子機器の仕組みや、それを設計する技術、物理的な原理などを学ぶ電気電子工学分野と、ソフトウェア技術の中心となる様々なプログラミング言語やアルゴリズム、ネットワークシステムを設計・構築・運用する方法などを学ぶ情報通信工学分野の科目をバランスよく配置しているので、常に広い視野を保ちながら、両方の分野を学んでいくことができます。

専門性を磨き、個性を伸ばす柔軟なコース制

本学科では、2年生から「電気電子コース」と「情報通信コース」に分かれます。これにより、電子・情報の二つの分野をバランスよく学習しつつ、「コンピュータの動作原理を知りたい」や「人工知能やプログラミングを学びたい」といった興味や希望に応じて、個性を伸ばし、独自の専門性を磨いていくことができます。

実践力をつけるための実験・実習科目の重視

プログラミング演習や電気・電子回路に関する実験など、多くの実験・実習科目を1年生から受講でき、実践力を早くから身につけることができるようになっています。また、実習と講義の結びつきが強く、講義の知識を実験で確認することにより、知識を生きたものとして身につけることができます。3年生ではPBL(Problem Based Learning)を導入しており、これまでに学んだ知識を総合的に組み合わせて与えられた課題を解決するといった試みもしています。

独自教科書の使用と少人数教育によるきめ細やかな指導

本学科で開講している科目の多くは学科が独自に開発した教科書や資料を使用しています。独自の教科書を使用することにより、幅広い入学者に対してもきめ細やかな教育をすることができます。また本学科では、幾つかの講義科目で、1つの講義を2クラスに分けて開講し、少人数で目の行き届いた教育をしています。

コミュニケーション能力を育成するカリキュラム

本学科では1年生から4年生までの間に、数多くのレポート作成やプレゼンテーションを行います。また時にはグループで問題解決のための討論をしてもらうこともあります。これらの経験を通して、相手の意見を聞く力、自分の考えをまとめ、相手に伝える力を身につけることができます。