学部教育の特色
先端IT人材を育成するカリキュラム
人材不足が深刻なIT人材。近年特に、ビッグデータやIoT、人工知能、情報セキュリティなど、先端IT技術に携わる先端IT人材が求められています。ところが、収入は全職種平均を大きく上回るにも関わらず今後も慢性的な人材不足が懸念されています。情報学部では、社会に求められる技術の習得だけでなく、Society 5.0を実現するクリエイティブな技術者となるために必要な能力を身に付けたIT人材の育成をめざします。
Society 5.0を実現するクリエイティブな技術者を育成する3つのコース
情報学部では、Society 5.0の根幹となる、サイバー空間と実世界を高度に融合させたシステムの運用や開発に従事するICT技術者を養成するために、3つのコースを設けています。学生は2年次以降にいずれかのコースに配属されます。それぞれのコースでは、サイバー空間に蓄積する大規模データの利活用、そのセキュアな流通、サイバー空間と実世界との橋渡しに関する技術分野を扱い、社会のニーズに即した人材養成を行います。
学生中心プロジェクトによる自己管理力とチームワーク力の涵養
2年次及び3年次に実施する社会情報学実習では、情報技術やアイデアを駆使してグループで解決策を模索する、学生主体型の企業連携型プロジェクト(学生中心プロジェクト)を実施します。企業や官公庁等と連携して主体的に課題解決に取り組むことにより自己管理力とチームワーク力、自ら考え実践する力を涵養します。
情報学研究所と連携した教育内容のアップデート
近畿大学情報学研究所は、実学教育の理念のもと、法規制等により社会実装が難しい技術などを社会に先んじて実装検証可能な環境である「大学内特区構想」を創生しており、最先端技術の創出だけでなく、その技術を社会実装する際に生じる課題の掘り起こしやその課題解決法の提起を目指しています。情報学研究所で得られた研究成果を情報学部の教育活動にフィードバックすることにより、高度、最先端ICT技術者を養成します。
フィジカル空間とサイバー空間双方の利点を活かした深い学び
情報学部では、大学(フィジカル空間)を学びのコアの場としつつ、オンライン上(サイバー空間)での講義や小テストを行い、さらに学生同士・教職員とのコミュニケーションを図ります。学生の皆さん一人一人が自分専用のPCを持ち歩くBYOD(Bring Your Own Device)によって、いつでも好きなタイミングで受講できるオンデマンド講義やリアルタイムでのオンライン講義を受講します。これらを円滑に受講していただくために入学時には推奨するPCを購入が必要になります。