教員紹介
- 上﨑 哉
- 教授
所属 |
法学部 法律学科 法学研究科 |
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学位 | 修士(政治学) |
専門 | 行政学、まちづくり |
ジャンル | 政治/行政 |
コメント | 景観行政を主な題材として、都道府県と市町村の関係について研究しており、応用研究として大阪都構想についての論文もあります。また、情報公開と個人情報保護審査会の委員等を務めています。 |
リサーチマップ | https://researchmap.jp/read0202806 |
研究中のテーマ
日本の住宅政策の形成史。日本の住宅政策については数多くの批判がなされていますが、体系的な研究はこれまでなされてこなかったのが実情です。そこで、学問的に批判するための足場を築くことを目的として、まずは歴史的な研究を行っています。また、最近の関心は住宅にとどまらず都市全般に広がっております。
ゼミナール(行政学演習 )
私は、演習形式の講義は大学における講義の中でかなり重要な役割を占めていると考えています。少人数制で教員との距離が近いこと、発表の準備や論文の作成などにおいて主体的取り組みを要求されること、他人と学問的な議論を行う重要な機会であること、など他の講義にはない特色を有しています。ですから、まず参加者に伝えておきたいのは、この有意義な機会を決して蔑ろにはしないで欲しいということです。具体的には、原則的に毎回出席すること、時間厳守、発表担当の場合には十分なる準備を行うこと、議論の際には積極的に参加すること、などを要求しておきます。その代わり、私自身も演習を学生と共に学ぶ機会と位置づけ、できる限りのことはするつもりでいます。
また、マスコミなどで広く行われているように、行政を単に絞切り型に批判するのであれば、それはさほど難しいことはありません。ですが、そのように表面的に批判するだけでよいのであれば、また、単なる印象論、ラディカルさを志向するだけの主張、 あらかじめ結論を想定した上での主張といったものでよいのであれば、わざわざ大学に来てまで学ぶ必要はないでしょう。そうではなく、きちんと地に足を着けた上でなされる主張・議論を展開できるようになってもらいたいと考えています。
ゼミ活動
学歴/経歴
学歴
- - 2004年
早稲田大学大学院 政治学研究科
所属学協会
- 日本地域政策学会
- 日本行政学会
研究活動情報
研究分野
- 人文・社会, 政治学
研究キーワード
公共政策の定義, 住宅政策, 都市政策, 行政学, City Planning
論文
-
景観の地域づくりにおける種々の主体の様々な動きを把握するためのフレームワーク構築に向けた一試論
上﨑 哉
日本地域政策研究 (22) 22-29 2019年3月 -
大規模クラスにおける相互評価型ポートフォリオの実践 (学校教育におけるポートフォリオの活用/一般)
上崎 哉
日本教育工学会研究報告集 14 (4) 23-28 2014年10月11日 -
橋下大阪都構想の狙い
上崎 哉
近畿大学法学 60 (2) 142-94 2012年12月
書籍等出版物
- 新版 行政学の基礎 , 風間 規男; 岡本 三彦; 中沼 丈晃; 上﨑 哉; 風間 規男 , 一藝社 , 2018年9月4日
- ダイバーシティ時代の行政学:多様化社会における政策・制度研究 , 縣 公一郎; 藤井 浩司; 風間 規男; 松田 憲忠; 西岡 晋; 橋本 将志; 堀田 学; 松岡 清志; 寺迫 剛; 大藪 俊志; 宇野 二朗; 大谷 基道; 久保木 匡介; 廣川 嘉裕; 武藤 桂一; 飯塚 俊太郎; 上﨑 哉; 久邇 良子; 縣 公一郎; 藤井 浩司 , 早稲田大学出版部 , 2016年10月10日
- 行政学の基礎 , 風間 規男; 岡本 三彦; 中沼 丈晃; 上崎 哉 , 一藝社 , 2007年
MISC
- 最新判例批評(18)改良住宅の入居者が死亡した場合の使用権の承継について定めた京都市市営住宅条例二四条一項は、住宅地区改良法二九条一項、公営住宅法四八条に違反し違法、無効であるとはいえない[最高裁平29.12.21判決] (判例評論(第725号)) , 上﨑 哉 , 判例時報 , 2405 , 137 , 141 , 2019年7月1日
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学生生活と学業成績の関連性についての包括的調査―悉皆調査による学生指導資料作成に向けた実験的取り組み―
, 上崎 哉 , 京都大学高等教育研究 , 18 , 25 , 40 , 2012年12月1日
概要:This article deals with a complete survey of student life among students belonging to the faculty of law of a private university. Originally we carried out this survey to understand more deeply the students' wishes for the class, by learning more about the students' lives. But this survey has three additional purposes. 1. To clarify the ability of the faculty to provide to the staff the information needed to instruct the students. By clarifying the students' impressions of the faculty, and their attitudes to studies and extracurricular activities, we would gain more accurate images of the students. 2. To implement organized improvement of the faculty by knowing the students' evaluation of the faculty as soon as possible. 3. To clarify the factors that raise the abilities of students or discourage them, so that we can construct materials for students' self-reflection. To accomplish this purpose, we integrated the data about student life and the data about school achievement. - リアルタイムアンケートによる授業改善の試み , 上崎 哉; 神田 宏; 林 真貴子 , 日本教育工学会研究報告集 , 2010 , 5 , 17 , 22 , 2010年12月18日
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 都市再生政策の研究
- 日本住宅公団の設立過程
- 日本のまちづくり