教員紹介
- 池田 晴奈
- 教授/法律学科長
所属 |
法学部 法律学科 法学研究科 |
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学位 | 修士(法学) |
専門 | 憲法 |
ジャンル | 法律/国・地方 |
コメント | 違憲審査制の機能について、特に、フランスの憲法裁判所である憲法院に注目し、比較研究しています。憲法訴訟、司法権の領域を専門にしています。 |
リサーチマップ | https://researchmap.jp/ikeda_haruna |
研究中のテーマ
違憲審査制の機能について、特に、フランスの制度に注目し、比較研究しています。統治制度は社会の変化と共に変容していきますが、なぜそのような変化が起きるのかを追究することも研究課題としています。
最近の研究業績
- 「スタート憲法〔第4版〕」
- 「Le choix du nom de famille lors du mariage au Japon : le système du même nom de famille pour les couples mariés」
- 「違憲審査制の動向――フランス憲法院の事前審査50年と事後審査10年」
- 「憲法訴訟における最高裁判所の少数意見とその後の違憲判決への影響」
- 「Juge constitutionnel et opinions séparées」
- 「La constitutionnalité de la peine de mort au Japon : Une comparaison avec la France quarante ans après son abolition」
- 「La constitutionnalité de la peine de mort au Japon : Une comparaison avec la France quarante ans après son abolition」
- 「グローバル化のなかで考える憲法」
- 「法学のアントレ(第56回)「読む」コツは何か?」
- 「L'irréductible originalité des systèmes constitutionnels à la lumière des expériences française et japonaise」
在外研究等
池田晴奈教授からパリ便り1が寄せられました。
池田晴奈教授からパリ便り2が寄せられました。
ゼミナール(憲法演習 )
ゼミは少人数クラスですので、お互いに知り合い、切磋琢磨しながら議論を深めていくことで、様々なスキルを磨いてほしいと思います。
具体的には、ゼミでは報告や討論を行いますので、活発に議論を交わしてほしいと思っています。報告では、レジュメの作り方から学び、いかに聞き手にとって読みやすいレジュメを作成できるか、いかに理解されやすい表現ができるかといったプレゼンテーション能力を、お互いの報告を通して身につけていってください。討論では、それぞれの主張をいかに相手に論理的に説得的に構成していけるかが重要になります。
法的問題を分析し、調査し、表現するといった法的問題の思考能力および処理能力を身につけてください。最終的には、ゼミを通して自分が関心を持ったテーマについて、卒業論文を書いてもらいますので、その書き方についても学び、テーマについて考えを深めてください。
勉強のほか、合宿などの活動を通して、良き仲間、良きライバルとなれるような将来に繋がる人間関係を築いてほしいと思います。
ゼミ活動
- 池田晴奈ゼミ(憲法)が、金沢大学の稲葉実香ゼミ(憲法)と、"きんだい"合同ゼミを行いました。2024.9.14
- 池田ゼミ・石井ゼミ合同キャリアセミナーが開催されました。2024.5.20
- 池田晴奈(憲法)ゼミが岡山大学の福重さと子(行政法)ゼミと合同ゼミを行いました。2023.10.14
- 池田ゼミ・石井ゼミ合同キャリアセミナーが開催されました。2023.7.10
- 池田晴奈(憲法)ゼミが岡山大学の福重さと子(行政法)ゼミと合同ゼミを行いました。2022.12.17
- 池田晴奈(憲法)ゼミが岡山大学・福重さと子(行政法)ゼミと第4回合同ゼミをオンラインで開催しました。2021.8.12
- 池田晴奈ゼミと岡山大学・福重さと子ゼミが合同ゼミを開催しました。2021.1.10
- 池田晴奈(憲法)ゼミが岡山大学の福重さと子(行政法)ゼミと合同ゼミを行いました。2019.9.21
- 池田晴奈ゼミが岡山大学・福重さと子ゼミと合同ゼミを行いました。2018.8.12
- 池田ゼミが中京大学・高田倫子ゼミとの合同ゼミを行いました。2017.8. 6
- 池田ゼミが中京大学・高田倫子ゼミとの合同ゼミを実施しました。2016.9.23
- 池田ゼミが中京大学・高田ゼミと合同ゼミを行いました。2016.1.27
学歴/経歴
学歴
- - 2009年3月
同志社大学 法学研究科 - - 2006年3月
同志社大学 法学研究科 - - 2003年3月
同志社大学 法学部
経歴
-
2021年4月 - 現在
近畿大学 法学部 教授 -
2021年9月 - 2022年9月
パリ第1大学(パンテオン・ソルボンヌ) 法学研究所 客員研究員 -
2015年4月
近畿大学 法学部 准教授 -
2012年4月
近畿大学 法学部 講師 -
2009年4月
同志社大学 法学部 法律学科 助教(有期)
所属学協会
- 日本公法学会
- 比較憲法学会
- 比較法学会
研究活動情報
研究分野
- 人文・社会, 公法学
研究キーワード
憲法
論文
-
憲法訴訟における最高裁判所の少数意見とその後の違憲判決への影響
池田晴奈
同志社法学 75 (4) 453-478 2023年9月 -
La constitutionnalité de la peine de mort au Japon : Une comparaison avec la France quarante ans après son abolition
IKEDA Haruna
La revue internationale de droit comparé 2022 (2) 327-340 2022年6月 [招待有り] -
民法750条の夫婦同氏制と憲法上の諸問題
池田晴奈
同志社法学 72 (4) 347-370 2020年10月
書籍等出版物
- スタート憲法〔第4版〕 , 吉田, 仁美; 浅田, 訓永; 池田, 晴奈; 織原, 保尚; 中村, 良隆; 桧垣, 伸次; 森本, 直子; 渡辺, 暁彦 , 第4章 法の下の平等と家族 , 第4章 法の下の平等と家族 , 成文堂 , 2024年3月
- グローバル化のなかで考える憲法 , 横大道, 聡; 新井, 誠(憲法); 菅原, 真; 堀口, 悟郎 , III-4 違憲審査制とグローバル化 , III-4 違憲審査制とグローバル化 , 弘文堂 , 2021年12月
- L'irréductible originalité des systèmes constitutionnels à la lumière des expériences française et japonaise , Le juge et le procès constitutionnel , Le juge et le procès constitutionnel , société de législation comparée , 2021年11月
講演・口頭発表等
- Le choix du nom de famille lors du mariage au Japon : le système du même nom de famille pour les couples mariés , IKEDA Haruna , 15e SÉMINAIRE FRANCO-JAPONAIS DE DROIT PUBLIC , 2024年3月13日
- 違憲審査制の動向――フランス憲法院の事前審査50年と事後審査10年 , 池田 晴奈 , 日仏法学会 , 2024年2月10日
- Juge constitutionnel et opinions séparées , IKEDA Haruna , 14ÈME SÉMINAIRE FRANCO-JAPONAIS DE DROIT PUBLIC , 2023年2月22日
MISC
- 法学のアントレ(第56回)「読む」コツは何か? , 池田晴奈 , 法学教室 , 494 , 2 , 3 , 2021年11月
- 第2次夫婦別姓訴訟――民法750条夫婦同氏制の合憲性 , 池田晴奈 , 新・判例解説Watch , 26 , 27 , 30 , 2020年4月
- 京都府風俗案内所規制条例事件(最一小判平成28・12・15判時2328号24頁) ~風俗案内所の規制と営業の自由と営利的表現の自由 , 池田 晴奈 , 法学教室 , 464 , 25 , 29 , 2019年5月