教員紹介

神田 宏

神田 宏
教授/学生部長補佐
所属 法学部 法律学科
法学研究科
IR・教育支援センター
学位 法学修士
専門 刑法・刑事政策
ジャンル 法律/裁判・犯罪
コメント 刑事責任・刑罰論を中心に研究してきました。刑事政策の観点から犯罪原因・犯罪予防・犯罪者処遇にも関心を持ち、最近は神経法学にも領域を拡げています。
リサーチマップ https://researchmap.jp/HiroshiKANDAatReaD

研究中のテーマ

神経科学と刑法学の交錯; マクドナルド化社会における刑事司法; 触法精神障礙者への処遇

ゼミナール(刑法演習 )

ゼミでは講義以上に学生の主体的な参加が必要となります。疑問や意見を自分だけのものとせずにゼミ生全員で共有できるように積極的に発言してください。あなたが疑問に思ったことは他の多くのメンバーも疑問に思っているかもしれませんし、あなたの意見から一気に問題解決の糸口が見つかるかもしれないのです。マス教育型の大学にあって、教員・学生の緊密な関係が期待できる数少ない機会ですから、豊潤な人間関係を築かれることを期待すると同時に、教室だけに閉じられた組織ではなく、広く社会に開かれたものとなることを望みます。

学歴/経歴

学歴

  • 1990年4月 - 1993年3月
    関西学院大学 法学研究科
  • 1988年4月 - 1990年3月
    関西学院大学 法学研究科
  • 1984年4月 - 1988年3月
    関西学院大学 法学部

経歴

  • 2011年
    近畿大学 法学部 教授

研究活動情報

研究分野

  • 社会基盤(土木・建築・防災), 安全工学
  • 社会基盤(土木・建築・防災), 社会システム工学
  • 人文・社会, 教育工学
  • 情報通信, 学習支援システム
  • ライフサイエンス, 基盤脳科学
  • 人文・社会, 刑事法学

研究キーワード

原因において自由な行為, 環境犯罪学, ラーニング・アナリティクス, 神経法学, 裁判員, 回帰分析, テキスト・マイニング, 量刑

論文

  1. 神経科学が刑事責任論に及ぼす影響について
    神田宏; 以倉康充
    法律時報  90  (1)  15-20  2018年1月 

書籍等出版物

  1. 刑事司法のマクドナルド化とグローバル化について――リッツア社会学の指し示すもの , 神田 宏 , 『刑事政策学の体系――前野育三先生古稀祝賀論文集』(法律文化社) , 2008年4月
  2. 刑事責任能力小論――いわゆる刑法第39条廃止論について , 神田 宏 , 『鈴木茂嗣先生古稀祝賀論文集〔上〕』(成文堂) , 2007年5月
  3. 刑法各論(MINERVA STAGE-UP TEXT SERIES) , 神田 宏 , ミネルヴァ書房 , 2006年3月

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講演・口頭発表等

  1. 能動的な学習意欲・態度の涵養のための初学年ゼミの活用例 , 神田宏 , 第 19 回大学教育研究フォーラム , 2013年3月15日
  2. 刑法学の視点から , 神田宏 , 第42回日本臨床神経生理学会学術大会 , 2012年11月10日

MISC

  1. 発達障害と刑法をめぐる諸問題小考 (石田榮仁郎名誉教授 増田政章教授 山本正樹名誉教授 沼田五十六教授 退任記念号) , 神田 宏 , 近畿大学法学 , 62 , 3 , 113 , 155 , 2015年3月
  2. テキスト・マイニングの手法を用いた量刑理由の記述統計分析 : 裁判員裁判制度導入前後の死刑・無期懲役判例を素材に (大崎隆彦教授退任記念号) , 神田 宏 , 近畿大学法学 , 61 , 2 , 1 , 36 , 2013年12月
  3. リアルタイムアンケートによる授業改善の試み , 上崎 哉; 神田 宏; 林 真貴子 , 日本教育工学会研究報告集 , 2010 , 5 , 17 , 22 , 2010年12月18日

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  1. 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, コースポートフォリオを活用した大学カリキュラムの質保証モデルの構築 , 京都大学
  2. 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, テキスト・マイニングの手法による量刑理由の分析 , 近畿大学