教員紹介
- 金子 博
- 准教授
所属 |
法学部 法律学科 法学研究科 |
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学位 | 博士(法学) |
専門 | 刑法 |
ジャンル | 法律/裁判・犯罪 |
コメント | 刑法上の共同責任、とりわけ共同正犯の成立範囲について研究しています。特に、複数人の不作為責任が競合した事例を中心に検討しています。 |
リサーチマップ | https://researchmap.jp/fm2012 |
研究中のテーマ
刑法上の「共同責任」に関する研究
最近の研究業績
- 「刑法207条の適用範囲-最高裁平成28年3月24日決定(刑集70巻3号1頁)の検討を中心に-」
- 「同乗者の関与において危険運転致死罪の共謀共同正犯が成立するとされた事例」
- 「特別刑法と共同正犯」
- 「先行者の暴行に途中から関与した事例と刑法207条適用の可否」
ゼミナール(刑法演習 )
自ら考え行動する姿勢が求められます。演習では、他者の意見を検討し自らの意見を述べることにより、思考力を養うのが目的です。したがって、参加者の積極的な姿勢を前提に、具体的な問題について「あれこれ考える」ことが中心となります。「正解・不正解」にとらわれず、些細なことでも積極的に発言してほしいと思います。
ゼミ活動
学歴/経歴
所属学協会
- 日本刑法学会
- 日本犯罪社会学会
研究活動情報
研究分野
- 人文・社会, 刑事法学
研究キーワード
刑法
書籍等出版物
- 新経済刑法入門〔第3版〕 , 第21章 銀行預金をめぐる犯罪 , 第21章 銀行預金をめぐる犯罪 , 成文堂 , 2020年12月
講演・口頭発表等
- 刑法207条の適用範囲-最高裁平成28年3月24日決定(刑集70巻3号1頁)の検討を中心に- , 金子博 , 日本刑法学会第102回大会ワークショップ「同時傷害の特例」 , 2024年6月2日
- 過失犯における共同正犯の成立範囲 , 金子 博 , 日本刑法学会第96回大会 ワークショップ「過失犯における個人責任と組織体責任の交錯」 , 2018年5月27日
- 客観的帰属論と過失共犯 , 金子 博 , 日本刑法学会関西部会 共同研究「客観的帰属論の到達点と課題」 , 2018年1月28日
MISC
- 同乗者の関与において危険運転致死罪の共謀共同正犯が成立するとされた事例 , 法学セミナー増刊 速報判例解説 , 34 , 179 , 182 , 2024年4月
- 特別刑法と共同正犯 , 法学セミナー , 826 , 30 , 37 , 2023年10月
- 先行者の暴行に途中から関与した事例と刑法207条適用の可否 , 法学セミナー増刊 速報判例解説 , 32 , 195 , 198 , 2023年4月
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 共同正犯の判断枠組みに関する研究 , 近畿大学