教員紹介

加藤 陽

加藤 陽
准教授
所属 法学部 法律学科
学位 博士(法学)
専門 国際法
ジャンル 法律/海外の法律・国際法
コメント 国際連合の設立条約である国際連合憲章に規定された第103条について研究しています。とりわけ1960年代の問題などをてがかりに、同条の適用・解釈について考察を進めています。
リサーチマップ https://researchmap.jp/akira.kato

研究中のテーマ

国連憲章第103 条の法構造、法的機能
国連安保理などの政治的機関による政治的紛争の処理

最近の研究業績

ゼミナール(国際法演習 )

講義とは違い、個々の学生が自分の関心のある問題について発表し主体的に議論に参加することが求められます。このような活動を通じて、国際法の個別の問題への知見を深めるとともに、他者と議論し自分の意見を形成する能力を養ってもらいます。また、授業はもちろん、コンパなどを通じてゼミ生同士の親交を深めてください。大学のゼミで作った友達は、卒業した後に社会人として活動するようになってからも貴重な財産になってくれるでしょう。

学歴/経歴

経歴

  • 2015年4月 - 現在
    近畿大学 法学部 准教授
  • 2012年4月 - 2015年3月
    近畿大学 法学部 講師

所属学協会

  1. 世界法学会
  2. 国際法学会

研究活動情報

研究分野

  • 人文・社会, 国際法学

研究キーワード

国連安全保障理事会, 国際連合, 国際法

論文

  1. 国連安保理の制裁に対する人権適合的解釈
    加藤陽
    現代国際法の潮流Ⅰ-総論、法源・条約、機構・経済、海洋、南極・宇宙  258-279  2020年11月  [招待有り]
  2. Judicial challenges against UN financial sanctions
    加藤 陽
    Sachiko Yoshimura (ed.), United Nations Financial Sanctions (Routledge)  120-133  2020年  [招待有り]
  3. 国連安保理による制裁と人権保障
    加藤陽
    法学セミナー  63  (10)  56-61  2018年10月  [招待有り]

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書籍等出版物

  1. 多元主義の国際法 ― 国連法と人権法の交錯 , 加藤陽 , 信山社 , 2022年4月

講演・口頭発表等

  1. 国連によるTargeted SanctionsとEU法の多元論的相克 , 加藤陽 , 韓国国際法学会 , 2016年10月21日
  2. 国連安保理によるTargeted Sanctionsとデュー・プロセス , 加藤陽 , 国際法学会 , 2015年9月20日

MISC

  1. Really Binding? Security Council Resolution 2728 (2024) and Non-State Actors , AKIRA KATO , EJIL:Talk! Blog of the European Journal of International Law , 2024年9月
  2. 国連事務総長の裁定 ― レインボー・ウォーリア号事件 , 加藤陽 , 国際法判例百選 [第3版] , 182 , 183 , 2021年9月
  3. 学界回顧2018(国際法) , 加藤陽(西平等; 齋藤民徒; 豊田哲也と , 法律時報 , 90 , 3 , 196 , 206 , 2018年12月

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受賞

  1. 2022年9月, 公益財団法人 安達峰一郎記念財団, 第55回安達峰一郎記念賞

共同研究・競争的資金等の研究課題

  1. 日本学術振興会, 基盤研究A(研究分担者), グローバル法・国家法・ローカル法秩序の多層的構造とその調整法理の分析
  2. 日本学術振興会, 基盤研究C, 国際法における多元主義の理論とその展開―国連安保理の制裁と人権規範の相克
  3. 日本学術振興会, 若手研究B, 国連安全保障理事会による「必要なすべての措置」の授権―その法的性質の検討―