2019年度卒業論文・卒業制作題目一覧
井田 太郎ゼミ
- 文字と絵画を辿る―時代と共に変わりゆく者たち―
- 雨月物語研究―秋成の描いた雨と月―
大澤 聡ゼミ
- なぜ母娘関係はこじれるのか―湊かなえの諸作品を題材に
- 三角関係の現在―『こゝろ』と『さらざんまい』を事例に
- 吉原試論―魅惑の源泉をめぐって
- SNSにおける空間性―「世界」として確立するSNS
- 失われた父親を求めて―現代日本社会と家族
- 〈プリンセス〉の条件―13のディズニー作品を事例に
- 蛙化現象の予備的考察
- 叙述トリックの可能性―文字にしかできないトリック
- 現代社会とSNS―漫画『リアルアカウント』を題材にして
- 現代日本の楽曲テクストにおける文学性の考察
- 再考・日本の魅力の条件
- 「保存装置」としての日記―中原中也の詩作品と日記の相関性
- 挿絵とホラー―「個」の変容から考える
- 「えり子さん」からみるこれからのクィア表象
- 依存と信頼―現代社会における他者との関係性
- 田辺聖子の「ハイ・ミス」表象とその変遷
大田垣 仁ゼミ
- 比喩表現「AはBだ」のBに入る生物はどのような特徴を持っているのか
- 形容詞の意味拡張
- 若者ことばの定着~「体言+る」形動詞を例に~
- 人称代名詞のカタカナ化の効果について
- 日本語ラップの特性と進化~ラップはなぜダサいのか~
- オタクを虜にするアイドルの方言会話術~AKB48グループに焦点を当てて~
- 発話動詞の比喩的観点からの分析
- JSL、JFLの教室学習環境の違いにおける条件節「バ」「ト」、「タラ」、「ナラ」の使用傾向香港日本語学習者が教材による影響について
- 受け入れられる芸能人の弔辞について~ポライトネス理論の観点から~
- お姉さん語が生まれ始めているのかどうか
- 性のメタファーから見る言語的多様性の差―三大欲求からの比較―
- 打ちことばによる意思伝達における傾向について―書きことばと比較して―
- 異分析の分析 「○○ラー」や「○○ジャー」はどのように造語されるか
- 皮肉における形容詞の用法
奥泉 光ゼミ
- 創作 ミニオン
副論文 初期のギャングと現代ギャング - 創作 えぽめぽあ
副論文 言葉の色の関係性 - 創作 断頭
副論文 主人公のアイデンティティ・クライシスをモチーフとした作品群の再評価―および〈『不可能性の時代』の果て〉より告ぐ〈自己疎外の時代〉への警鐘― - 創作 赤緑の交差点
副論文 小説作品におけるロボット・人工知能と人類の関係性について - 創作 情報(こたえ)は皿の上に
副論文 メディアにおける差別表現を減じるには―差別表現が炎上した企業CMの考察を踏まえて― - 創作 夜明けは絶たれた
副論文 『孤島の鬼』についてのアダプテーション - 蛇にピアス―刺青とスプリットタンの終着点
桒原 丈和ゼミ
- 生命の神秘に触れる『海獣の子供』―物語の謎を解き明かす―
- 小説から見る「孤独な青年」像の変化 1960年前後と現代を比較して
- 〈異世界転生もの批評〉 データベース化する男性主人公と物語の関連について
- 現代社会からみる女性に人気なマンガとは―二〇〇〇年から二〇一〇年代を中心に―
小森 健太郎ゼミ
- 創作 幽霊化社会
副論文 稲田和浩『怪談論』に基づく映像化されたホラー作品の研究 - 創作 青春リアクター
副論文 ジェフリー・ディーヴァーの恐怖の技法について - 創作 花は咲く場所を選べない
副論文 『LILIUM』『マリーゴールド』における花言葉の役割 - 創作 終夏のバケモノ
副論文 エーリッヒ・ケストナー『飛ぶ教室』における児童文学からの逸脱について - 創作 紙飛行機
副論文 『車輪の下』における「影」の支配と克服の可能性について - 十九世紀から二十世紀初頭の地底小説の想像力―『来るべき種族』『スモーキー・ゴッド』を中心―
- 『井上雅彦作品における変身の物語的な役割について』
- 吉田稔麿と幕末維新
- ミヒャエル・エンデ作品における鏡についての考察
佐藤 秀明ゼミ
- 『彼岸過迄』における市蔵の母の矛盾
- 『博士の愛した数式』―「取次」という架け橋
- 『ちびまるこちゃん』における心理描写
- 国語教科書における小説教材―安定と変化
- 夏目漱石「こころ」と変わりゆく恋
- 美登利に託された未来―『たけくらべ』の自由
- 正反対の構図―鴎外の「漱石コンプレックス」
- 『雪国』の島村
- 心からの音楽を―中沢けい「楽隊のうさぎ」が伝えること
谷崎 由依ゼミ
- 創作 思い出の夜想曲
副論文 現代サブカルチャーにおけるファウストの影―コードギアスを通して見える、アニメに存在するファウスト― - 創作 かごめ
副論文 選択される表記 - 創作 ファンタヅマゴリヰ
副論文 拷問、刑罰は娯楽足り得るのか - 創作 或る学生の卒論
副論文 伊藤計劃論―伊藤計劃が貫いた普遍性について― - 創作 神とまぐわう日
副論文 現代の日本における信仰心について―日本は本当に「無宗教」なのか― - 二卵性双生児としての差異と境界線―〈認識の手段〉伏在する誤謬
中島 一夫ゼミ
- 創作 穿つは仮面下の瞳
副論文 ペルソナとシャドー~「本当の自分」にたどり着く為に~ - 創作 妖魔幼子よの果てに
副論文 現在までの妖怪・幽霊の扱われ方から推測する、彼らの今後の扱われ方について - 創作 大切なもの
副論文 「強い」少女像と周囲の描写について - 創作 CANVAS
副論文 トゥーランドット~廃墟に眠る少年の夢~ - 変わりゆくことを選んだ人間の物語~変わらないものを、ムゲンに輝かせるために~
- インターネットと人々の居場所~電子の海に人は住めるのか? ニュー・インターネット・パラダイス~
- 毒親論
- 表現を通じて世界を認知する
- 自分を隠すことで自身を護れるのか~好きなものを好きでい続けるために~
- 母娘関係の在り方―普遍性のないその難しさについて
- Why is mother so / Lack of love
- 性格形成について―実体験を元に―
- 櫻井翔と私
- 音楽ビジネスと著作権
- 自己肯定感から見る幸せとは―気持ちは脳の錯覚で出来ている
深澤 愛ゼミ
- 和歌山県におけるザ行音・ダ行音・ラ行音の混同―和歌山県岩出市を中心に―
- 教育現場における自閉症スペクトラム症の児童生徒に対する言葉がけについて―インクルーシブ教育の観点から―
- 死んでいくキャラクターの最期のセリフ~マンガとアニメを中心に~
- 日本語学習者が使用する終助詞「な」に関西方言は影響するのか
- 「打ち言葉」の本質―SNSの普及と日本語の変化―
- 日本語教育におけるピア・ラーニングの実態―課題に対する教師の対策と学習者の考え―
- 英日翻訳のバリエーション―品詞別に読む『不思議の国のアリス』―
- 接続助詞「サカイ」から見る役割語の実態について
- 誤解が生じるとされる言語表現について―書きことばにおけるミスの受容
- ツッコミから見た漫才ブーム世代~M-1世代への漫才の変遷~横山やすし・西川きよし、NON STYLEを中心に~
- フィクション作品における〈オネエキャラ〉とその言葉遣いについて
- ディズニー映画作品における言語表現―『白雪姫』から『アナと雪の女王』まで
- 小説において人物を描写する際に使用される身体部位はどこか―実際の視線と比較して―
- 楽器音を言語音で表すときの法則性について
- 敬語「させていただく」について―就職活動の場で企業が就活生に使用する表現を中心に―
- 落語登場人物の音声的特徴―無音区間秒数、発話速度、ピッチからみるキャラの演じ分け―
- 慶尚道方言話者韓国人日本語学習者に見られる大阪弁取得における母語干渉―韓国の慶尚道方言と日本の大阪方言にアクセントの比較分析を中心に―
藤巻 和宏ゼミ
- 音楽からみる『源氏物語』―青海波と春鶯囀―
- 細川ガラシャのイメージの変容
- 泉鏡花文学における〈語り〉―『草迷宮』『歌行燈』における効果―
- 『源氏物語』と住吉信仰―「明石」における紫式部の思惑―
- 『蜻蛉日記』の主題―道綱母像の考察から―
- 日本中世における「蛇」と「女性」―「道成寺縁起」を中心に―
- 中世の夢―夢の売買を中心に―
- 名田庄における陰陽文化
- 古典教育における『平家物語』「敦盛の最期」
- 古典教育の停滞と今後の展望
- 引き歌が『源氏物語』に及ぼす影響
- 『源氏物語』の〈物の怪〉における学習効果
- 『雨月物語』から見る上田秋成の意図―「夢応の鯉魚」を中心に―
- 宗教と医療の関係性について―平安時代と鎌倉時代を中心として―
- 浦島説話の異郷観
八角 聡仁ゼミ
- 虚淵玄論
- ワンシチュエーションの観点から読み解く『十二人の怒れる男』
- 吾妻ひでお 宇宙の裏側への放浪者