教員紹介
- 岩城 覚久
- 准教授
所属 |
文芸学部 文化デザイン学科 |
---|---|
学位 | 博士(美学) |
専門 | 感性学 |
コメント | テクノロジーを通じてわたしたちの感性的経験や思考はどのように変容するのかということを研究しています。メディアアート、バイオアート、スペースアートといった諸実践に関心をもっています。 |
リサーチマップ | https://researchmap.jp/akihisa |
宇宙に行ったら感性はどうなる?
五感相互(マルチモーダル)、記憶、思考、メディアなどの重なり合いを通じて、わたしたちは日々何を経験しているのでしょうか。たとえば、微小重力空間、人工重力空間、月、火星での晩餐はどんなものになるのか。動物のためのデザインとは。こんなことを考えてみると、地上やヒトの世界での日常生活が相対化され、新鮮に感じられるようになるかもしれません。理論と実践が相互作用する文化デザイン学科で一緒に考えてみませんか。
研究活動情報
研究分野
- 人文・社会, 美学、芸術論
研究キーワード
感性学
論文
-
The Possibility of Interspecies-Interactive Art: What Can Human Artists Create for Chimpanzees?
Akihisa Iwaki
Art Style, Art & Culture International Magazine 12 (1) 41-73 2023年9月 [招待有り] -
Immersion and Floating Sensation: Thinking with an Artistic Approach to the Virtual
Akihisa Iwaki
Virtual Images: Trilogy of Synthetic Realities Ⅰ 166-191 2021年12月 [査読有り] -
Toward an Aesthetics of Inter-space: From Microgravity Environment to Multi-gravity Environment
Akihisa Iwaki
Art Style: Art & Culture International Magazine Volume 4 (Issue 4) 89-109 2019年12月 [査読有り] [招待有り]
書籍等出版物
- Virtual Images: Trilogy of Synthetic Realities I , edited by Lars C. Grabbe; Patrick Rupert-Kruse; Norbert M. Schmitz , Buechner-Verlag , 2022年7月1日
- クリティカル・ワード メディア論 理論と歴史から〈いま〉が学べる , 門林 岳史; 増田 展大; 秋吉 康晴; 飯田 麻結; 飯田 豊; 岩城 覚久; 遠藤 英樹; 大久保 遼; 喜多 千草; 佐藤 守弘; 清水 知子; 鈴木 恒平; 竹峰 義和; 田中 洋美; 橋本 一径; 浜野 志保; 原島 大輔; 福田 貴成; 堀 潤之; 前川 修; 馬 定延; 松谷 容作; 水嶋 一憲; 水野 勝仁; 光岡 寿郎; 毛利 嘉孝; 山本 泰三; 吉田 寛 , フィルムアート社 , 2021年2月26日
- 美学の事典 , 美學會 , 丸善出版 , 2020年12月25日
講演・口頭発表等
- The Possibility of Interspecies-Interactive Art: What Can Human Artists Create for Chimpanzees? , Akihisa Iwaki , 22nd International Congress of Aesthetics, Belo Horizonte, Brazil, 2023 , 2023年7月24日
- Toward an Aesthetics of Inter-space: Focusing on Life in Multi-gravity Environments , Akihisa Iwaki , 21st International Congress of Aesthetics, Belgrade, Serbia, 2019 , 2019年7月24日
- Creative Evolution in an Outer Space Environment: Towards Space Bioart , Akihisa Iwaki , "Quite Frankly: It's a Monster Conference", organized by Symbiotic A, held at the University of Western Australia, Perth, Australia , 2018年10月18日
MISC
-
古賀一男氏講演「微小重力環境へのヒトの順応とその限界―宇宙飛行士の行動を分析して地球と重力をより正しく理解したい」(2)
, 岩城, 覚久 , 文学・芸術・文化 : 近畿大学文芸学部論集 , 35 , 1 , 61 , 89 , 2023年9月30日
概要:専門: 感性学 - 古賀一男氏講演「微小重力環境へのヒトの順応とその限界」(1) , 岩城覚久 , 文学・芸術・文化 , 33 , 2 , 56 , 77 , 2022年3月
- 「動物との Co-Design の可能性に向けたノート——新しい動物園文化の萌芽に立ち会う」 , 岩城覚久 , 「ア ート×サイエンス IN 京都市動物園 アートで感じる?チンパンジーの気持ち」2021 年度レポート https://kyoto-steam.com/program/event06/ , 1 , 54 , 2022年3月
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, モアザンヒューマンの美学――動物論的転回以降の感性論的可能性 , 近畿大学
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, JAXA文化・人文社会科学利用パイロットミッションに関する今日的な視点からの検証 , 追手門学院大学
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, ライフ/デス・アートの美学 , 近畿大学