教員紹介
- 森口 ゆたか
- 教授
所属 |
文芸学部 文化デザイン学科 |
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学位 | MFA (Master of Fine Arts/美術学修士号) |
専門 | ホスピタルアート、アート・コミュニケーション |
コメント | 芸術のもつ力を用いて、病院や施設におられる患者やその家族、職員を癒やし、生きる意欲を高める活動であるホスピタル・アートを専門として実践、研究をしております。 |
リサーチマップ | https://researchmap.jp/ashitaka3 |
アートの限りない可能性を、どこまでも追い求めよう!
アートやデザインに興味があっても、皆が全員アーティストやデザイナーになれる訳ではありません。また作品自体がいくら優れていても、その作品と社会を繋ぐ人がいなければ、それは無用の長物となってしまいます。ホスピタルアートとは、アートやデザインがもつ根源的な力を用いて、病院などの療養環境にいるすべての人々を癒やし、生きるエネルギーを高めてもらうためのものです。
近畿大学は文芸学部と医学部、医学部附属病院までをも擁する他に類を見ない環境に恵まれています。多くの実践と学びを通して、ぜひアートやデザインの力を、社会で役立てられる人材になってください。
学歴/経歴
学歴
- 1983年9月 - 1985年5月
シカゴ美術館附属美術大学 大学院 - 1979年4月 - 1983年3月
大阪芸術大学 美術学部
経歴
-
2018年4月 - 現在
関西医科大学 看護学部 非常勤講師 -
2016年4月 - 現在
近畿大学 文芸学部 教授 -
2003年4月 - 2016年3月
NPO法人アーツプロジェクト 理事長 -
2013年4月 - 2015年3月
京都芸術大学 客員教授 -
2003年4月 - 2007年3月
京都芸術大学 芸術学部 非常勤講師 -
1995年4月 - 1998年3月
京都市立芸術大学 美術学部 非常勤講師 -
1995年4月 - 1997年3月
京都精華大学 芸術学部 非常勤講師 -
1995年4月 - 1996年3月
成安造形大学 芸術学部 特別講師 -
1990年4月 - 1993年5月
夙川学院短期大学 非常勤講師
研究活動情報
研究分野
- 人文・社会, 美学、芸術論
研究キーワード
ホスピタルアート, 現代美術, 社会包摂, ソーシャルデザイン, コミュニティーアート
論文
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ホスピタルアートとウェルビーイングについて
森口 ゆたか
アートマネジメント研究 第23号 (23) 48-50 2023年3月 [招待有り] -
介護福祉士のレジリエンスと老いや死と向き合うことに伴う否定的感情への対処方略の関係
老年社会科学2022.1 Vol.43-4 2021年1月 [査読有り] -
ホスピタルアート・プロジェクトによる人材育成の展望と課題
京都造形芸術大学紀要/紀要委員会 編 2013年
書籍等出版物
- 文化で地域をデザインする , 松本 茂章 , 7-2 ホスピタルアートの可能性 , 7-2 ホスピタルアートの可能性 , 学芸出版社 , 2020年3月
- 病院のアート 医療現場の再生と未来 , アートミーツケア学会 , 責任編集 , 責任編集 , 生活書院 , 2014年6月
- 森口ゆたか展:Installation=Moriguchi Yutaka , Inax ギャラリー , 1995年6月
講演・口頭発表等
- 療養環境に於けるアートの役割と可能性 , 日本ヒューマン・ケア心理学会学術集会第23回大会
- 医学部卒前教育におけるホスピタルアートの授業 , 日本医学教育学会大会 , 2019年7月26日
- 療養環境におけるアートの役割と可能性 , 文化庁 大学における文化芸術推進事業 なごやヘルスケア・アートマネジメント , 2018年6月23日
受賞
- 1995年, 大阪府, 大阪トリエンナーレ関西ドイツ文化センター・デュッセルドルフ特別賞
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 芸術を応用した患者安全教育プログラムの開発―学習と改善の安全文化育成を目指して― , 大阪市立大学