教員紹介
- 阪本 洋三
- 教授
所属 |
文芸学部 芸術学科舞台芸術専攻 |
---|---|
学位 | phD(芸術教育学) |
専門 | 芸術教育・演出・舞台芸術プロデュース |
コメント | よりよい民主主義の深化と発展に向けて、舞台芸術と芸術教育がどのように社会変革に貢献できるか、また貢献してきたか、研究しています。 |
備考 |
<報道関連出演・掲載一覧> ●2023/6/14 朝日新聞 東大阪市オリジナル市民ミュージカル「100-ONE hundred」について ●2023/6/4 毎日新聞 東大阪市オリジナル市民ミュージカル「100-ONE hundred」について |
リサーチマップ | https://researchmap.jp/hiromi.sakamoto |
異なる意見や個性的な感受性を闘わせることが
できる場でありながら、人間的なつながりのある
「コミュニティー」の生成を目指して、専攻を
素敵な学びの場にしていきたい。
久しぶりに生まれ育った大阪に戻り、素敵な先生方と共に、近畿大学で舞台芸術の研究・教育活動に携われることに重責と期待を感じています。ただでさえ山あり谷ありの人生に、「もっとドラマを」、というのが舞台芸術なのかもしれません。学生の皆さんは、この芸術学科で創作活動と研究活動に明け暮れ、正解が存在しないかもしれない芸術の世界を垣間みて試行錯誤し、若い多感な時代を過ごされることでしょう。大学は、高校とは違い、知識は与えられるものではなく、自ら希求していくものだとも気づかれるかもしれませんし、そこから興味や発見が生まれるかもしれません。私はいくつかの大学で学生生活を送りましたが、人生の師と呼べる人たちや、長きに渡って交流できる友人と、大学という場で出会うことができました。だから学生の皆さんにも、良き師や良き友との出会いを経験して欲しいと考えます。また、私も若い人たちの良き相談相手であるべく努力したいと思います。社会人なら許されないかもしれない過ちでも、学生の時なら多少の失敗は許されるでしょうし、仲間から助言を受けることもできるでしょう。 異なる意見や個性的な感受性を闘わせることができる場でありながら、それでもどこか家族や親戚にも似た、人間的なつながりのある「コミュニティー」の生成を目指して、芸術学科舞台芸術専攻を皆さんと共に素敵な学びの場にしていきたいものです。
学歴/経歴
経歴
-
2014年4月 - 現在
近畿大学 文芸学部 教授 -
1988年12月 - 2002年1月
Tempo One Corporation Executive Director -
1985年4月 - 1988年4月
NHK Drama Director
研究活動情報
研究分野
- 人文・社会, 教育社会学
研究キーワード
Globalization and Post-Colonialism, Māori Performing Arts (Kapa Haka), 先住民族研究、太平洋民族, 芸術と公共性, 民主主義と芸術, 芸術教育, 舞台芸術、映像芸術
論文
-
日本人演劇プロデューサーのカパ・ハカとの出会い~マオリの舞台芸術とその教育、および今日のアオテアロア・ニュージーランドにおける民主的コミュニティーの形成
阪本洋三
オークランド大学 2015年4月 [査読有り]