教員紹介
- 辻河 典子
- 准教授
所属 |
文芸学部 文化・歴史学科 総合文化研究科 |
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学位 | 博士(学術) |
専門 | 西洋近現代史 |
コメント | 第一次世界大戦後の中央・東ヨーロッパの政治変動をハンガリーから亡命した政治家や知識人の活動から研究し、西欧主体で描かれがちなヨーロッパ史をより多面的に考察することを目指しています。 |
リサーチマップ | https://researchmap.jp/tsujikawa_n |
学歴/経歴
学歴
- 2007年4月 - 2013年3月
東京大学 大学院総合文化研究科 - 2008年9月 - 2010年6月
エトヴェシュ・ロラーンド大学 人文学部 - 2005年4月 - 2007年3月
東京大学 大学院総合文化研究科 - 2003年4月 - 2005年3月
東京大学 教養学部 - 2001年4月 - 2003年3月
東京大学 教養学部
経歴
-
2020年4月 - 現在
近畿大学 文芸学部 文化・歴史学科 准教授 -
2024年9月 - 2025年3月
関西学院大学 文学部 文化歴史学科 非常勤講師 -
2023年10月 - 2024年4月
中央ヨーロッパ大学 歴史学部 客員研究員 -
2023年5月 - 2023年9月
ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン スラブ東欧研究学院 客員研究員 -
2017年4月 - 2020年3月
近畿大学 文芸学部 文化・歴史学科 講師 -
2017年4月 - 2018年3月
大阪大学 外国語学部 非常勤講師 -
2015年4月 - 2017年3月
近畿大学 文芸学部 文化・歴史学科 特任講師 -
2014年6月 - 2015年3月
城西大学 語学教育センター 非常勤講師 -
2013年4月 - 2015年3月
日本学術振興会 特別研究員 (PD) -
2011年4月 - 2013年3月
日本学術振興会 特別研究員(DC2) -
2010年10月 - 2013年3月
東京大学教養学部 英語部会 ティーチング・アシスタント -
2010年10月 - 2011年3月
科学研究費補助金(基盤研究(B))「共生の宗教へむけて――政教分離の諸相とイスラーム的視点をめぐる地域文化研究」 リサーチ・アシスタント -
2005年4月 - 2008年7月
東京大学教養学部 英語部会 ティーチング・アシスタント
研究活動情報
研究分野
- 人文・社会, ヨーロッパ史、アメリカ史
- 人文・社会, ヨーロッパ史、アメリカ史
- 人文・社会, 地域研究
研究キーワード
社会主義, 共和主義, 近現代史, 国際関係史, 亡命者, 戦間期, 地域研究, 中央ヨーロッパ, ハンガリー
論文
-
「王のいない王国」の政治体制をめぐる議論 ─1930年代末のハンガリーを題材に─
辻河典子
『東欧史研究』 (46) 71-77 2024年3月 [招待有り] -
体制転換と作品解釈におけるアクチュアリティの変容:近年のハンガリーを事例に
辻河典子
『言語文化』(明治学院大学言語文化研究所紀要) (36) 117-131 2019年3月 [招待有り] -
ハンガリーにおける体制転換の公的記憶とその起点:「第三の共和国」をめぐって
辻河典子
『文学・芸術・文化』(近畿大学文芸学部論集) 30 (1) 21-45 2018年9月 [査読有り]
書籍等出版物
- 東欧史研究オーラル・ヒストリー vol.1 南塚信吾氏インタビュー , 東欧史研究オーラルヒストリー研究会 , 研究会の一員としてインタビューの実施とその後の文章化、序文の執筆を行った。 , 研究会の一員としてインタビューの実施とその後の文章化、序文の執筆を行った。 , 東京外国語大学海外事情研究所 , 2024年7月
- 都市科学事典 , 横浜国立大学都市科学部 , 「亡命者と戦間期中欧」(50-51頁) , 「亡命者と戦間期中欧」(50-51頁) , 春風社 , 2021年2月28日
- パリ講和会議体制とハンガリー : 亡命政治家からみたヨーロッパ国際関係 , 辻河, 典子 , 東京大学出版会 , 2021年2月25日
講演・口頭発表等
- 1920年の中央ヨーロッパ政治情勢とハンガリー系亡命政治家:『光明』派の動向を中心に , 辻河典子 , 世界政治研究会例会 , 2024年3月29日
- 「王のいない王国」の政治体制をめぐる議論:1930年代末のハンガリーを事例に , 辻河典子 , 2023年度東欧史研究会大会「立憲君主政と民主共和政の相克」 , 2023年4月22日
- Between National Unity and Local Identity: Intellectuals in Transylvania after 1918 , Noriko TSUJIKAWA , ICCEES 10th World Virtual Congress , 2021年8月5日
MISC
- 記録の保全・継承の意義:多様性との関わりから , 辻河典子 , 『エスニック・マイノリティ研究』 , 8 , 130 , 139 , 2024年6月30日
- 書評 大津留厚著『さまよえるハプスブルク――捕虜たちが見た帝国の崩壊』 , 辻河典子 , 『西洋史学』 , 276 , 68 , 71 , 2023年12月
-
送り出しと受け入れとの狭間で:2023年秋のブダペシュトにて思うこと
, 辻河典子 , 『エスニック・マイノリティ研究』 , 7 , 41 , 45 , 2023年11月30日
概要:以下の記事を題材に、近年のハンガリー政府が反難民・移民政策を採る一方でゲストワーカーの受け入れを進めていることを紹介した。 Valérie Gauriat & Zoltan Siposhegyi, “Hungary calls for foreign nationals to bridge labour gap despite hardline immigration policies”, Euronews, September 21, 2023. https://www.euronews.com/2023/09/21/hungary-calls-for-foreign-nationals-to-bridge-labour-gap-despite-hardline-immigration-poli
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 「辺境兵農民」概念の構築:中世~現代ハンガリーのセーケイ人由緒と歴史叙述 , 一橋大学
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 戦間期ハンガリーにおける国民統合の実相:旧領からの避難民を事例として , 近畿大学
- 日本学術振興会, 科学研究費補助金・研究成果公開促進費, パリ講和会議体制とハンガリー , 近畿大学