教員紹介
- 上田 順康
- 教授
所属 |
文芸学部 芸術学科造形芸術専攻 |
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学位 | 修士(美術) |
専門 | 陶磁器 |
コメント | 日本(特に関西)の現代陶芸の技術・技法。 |
リサーチマップ | https://researchmap.jp/read0110727 |
学歴/経歴
学歴
- - 1985年
京都市立芸術大学 美術研究科 - - 1985年
京都市立芸術大学 Graduate School, Division of Fine Arts - - 1983年
京都市立芸術大学 美術学部 - - 1983年
京都市立芸術大学 Faculty of Fine Arts
経歴
-
1999年 - 2003年
近畿大学文芸学部芸術学科 非常勤講師 Faculty of Literature, Arts and Cultural Studies, Department of Arts -
1999年 - 2003年
Part-time Lecturer, School of Literature, Arts -
and Cultural Studies, Kinki University
研究活動情報
研究分野
- 人文・社会, 美術史
- 人文・社会, 美学、芸術論
研究キーワード
陶磁器, Ceramics
論文
-
星雲
上田 順康
第29回工芸美術日工会展2019 29-29 2019年6月 [査読有り]
受賞
- 2006年, 「第52回全関西美術展」読売新聞大阪本社賞受賞
- 2006年, 「第16回工芸美術日工会展」日工会会員賞受賞
- 2006年, 「第6回G・A・M公募展」シンガポール航空賞受賞
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 陶芸作品の制作
- Ceramics
ゼミ情報
担当ゼミ
陶芸ゼミ
担当教科名
陶芸ゼミI・II・Ⅲ・Ⅳ、造形プロジェクト演習ⅠB、陶芸論、基礎ゼミ
コメント
今日において、焼きものは日常使用の大量生産商品から、美術工芸作品、そしてアート性の高い造形表現作品に至るまで、とても幅広く展開されています。また、多くの他素材を専門とする作家達がやきものでも作品を作っていることを考えると、単なる一つの素材を超えたモノを持っているのかも知れません。
しかし、その制作へ繋がる感覚は体験した者にだけしか感じ取れないでしょう。焼くという行為も、工芸品を作る目的を越え、作家の表現の幅を広げる手段となっています。素材からの成形、装飾、そして焼成への流れの中で、自分にしか見つけることの出来ないモノ、自分の中に潜んでいるモノを見つけてもらいたい。
website :http://uedanobuyasu33.jp/
主な作品
コメント
「祈り」をテーマとして作品を制作するようになって20数年経ちます。宗教家でない私がこのようなテーマで作品を作るようになったのは、現代陶芸や現代美術といった流れの中に私を置いて考えてみても何も出てこない自分に気がついたからです。つまり、私の中に流れている太古からの遺伝子に従ったもの作りをしなければ満たされるものは、何もないと思ったからです。そして、それを追い求めることに私の作家としての意義があると考えました。縄文時代の火炎式土器、その後の埴輪や祭器といわれるようなものを作った人々の、ものつくりとしての純粋な心を持って私も制作したい。そこからスタートしなければ、大量消費社会の中でのの作りで終わってしまう。表現の世界はそれをも含んだもっと大きなものでなければなりません。そうした考えから、私は自分の内にある私だけの原始的な宗教(アニミズム・トーテミズム・シャーマニズム)感をベースに制作を続けています。
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1997.「折リツヅケル」
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1999.「マ・ツ・リ」
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2000.「祈り」
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2004.「兆し」
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2005.「マ・ツ・リ-収穫ヲ思ウ
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2006.「小さな祈りたち」
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2008.「古代博捜」
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2008.「遊」
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2013.「高翔」
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2014.[立チ昇ル]