テキサスA&M大学原子炉60周年
米国・テキサスA&M大学のTRIGA原子炉も、近畿大学原子炉と同じ1961年に運転を開始し、12月18日に臨界60周年を迎えます。日米両国で教育と研究に活用されてきた二つの原子炉の60周年を共に祝う趣旨で、互いに記念品を贈りました。
テキサスA&M大学からの贈答品
近畿大学からの返礼品
TRIGA原子炉について
テキサスA&M大学の原子炉は、熱出力1MWのTRIGA(Testing, Research, Isotopes, General Atomics)原子炉です。この原子炉は、自然対流によって冷却される開放型の「スイミングプール」型の研究用原子炉で、Nuclear Engineering and Science Centerの中核施設として活躍しています。
TRIGA原子炉は、学術研究だけでなく、医療、産業分野にも活用されており、さまざまな試料の照射や分析のほか、ラジオアイソトープ(放射性同位体)の製造も行われています。また、テキサスA&M大学には米国で最大の原子力専攻課程があり、TRIGA原子炉は原子力を専攻する学生の教育訓練にも活用されています。
TRIGA原子炉60周年記念ビデオ
"TRIGA Reactor 60th Anniversary"
参考リンク:
- Nuclear Engineering and Science Center (NESC)
- Nuclear Power Institute (NPI)
- ビデオ:Be formless, shapeless, be like water (Director-General Nuclear Energy Agency, William D. Magwood IV)
- ポッドキャスト:The path of Most Persistence
- A Pair of Anniversaries
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原子力研究所 Kindai University Atomic Energy Research Institute
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