前川 修Osamu Maekawa

文芸学部 教授

#感性学

#写真映像論

写真映像論を感性学の視点から長らく研究しています。
2020年より近畿大学文化デザイン学科(感性学系)で新たに、触覚を中心にしたクロスモデリティの感性学を構築しつつ、その視点から映像を考える作業を進めています。古典的な芸術作品から心霊写真まで、ドキュメンタリー写真からスクショ写真やGoPro映像まで、幅広く映像と人との関わりを具体的な事例に落とし込んで研究しています。

研究内容

単著には『痕跡の光学』(2004年)、『イメージを逆撫でする 写真論講義 理論篇』(2019年)、『イメージのヴァナキュラー 写真論講義:実例編』(2020年)があります。
科学研究費助成事業では研究代表者として、「グローバル・アート・インダストリーにおけるアートの可能性」(基盤(C)、2014−2017)「アウタースペース/インナースペース/インタースペース・アートの美学」(基盤(B)、2017−2020)「ライフ/デス・アートの美学」(基盤(B)2020−2023)、「モアザンヒューマンの美学――動物論的転回以降の感性論的可能性」(基盤(B)2023−2026)をプロジェクトとして実施しています。