施設のご紹介
有害物質処理室は、学内の教育研究活動に伴い排出する排水の分析および発生する有害廃棄物の処理を行うことで環境汚染を防止するとともに、環境保全に関する教育研究を通じて、地域に貢献することを目的として運営しています。
水質汚濁防止法および下水道法に基づき、大学から下水道に排出される水を定期的に分析して学内の排水濃度を把握し、高濃度で検出された項目については低減化のための適切な措置を行なうとともに、排水分析結果を定期的に東大阪市に報告し、データを保管しています。
また、実験室から搬入された実験廃棄物を保管庫に一時保管し、必要に応じて内容物の分析等を行なった後、業者への廃棄処理委託を行なっています。実験廃棄物は、産業廃棄物および特別管理産業廃棄物となりますので、廃棄物の処理および清掃に関する法律に基づき産業廃棄物管理票(マニフェスト)の管理・保管を行い、産業廃棄物管理票交付等状況を東大阪市に報告し、データを保管しています。
有害物質処理室では、その設備・ノウハウを活かし学外の企業等からの依頼分析も行なっています。