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人権問題研究資料 第11号 1995 (平成7).3.31
「差別と表現の自由」とマスコミ 〜筒井康隆氏の断筆宣言をめぐって(1)〜
田結荘 哲治
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はじめに
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教科書からの削除を要求
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「断筆宣言」で抗議の意思を表明
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投書欄にも反響
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筒井氏との一問一答
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てんかん教会の見解
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石原慎太郎氏と小森龍邦氏の論争
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記者自身はどうとらえているか
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あっけない形で幕切れに
今日の国際人権とアジア・太平洋地域における国際人権保障の一考察 北口 末広
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はじめに
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アジア地域の諸国と人権の「普遍性」「不可分性」「非選択性」
人権の普遍性
世界人権会議での議論
アジア地域の人権の普遍性
人権の不可分性
開発と市民的・政治的権利
今日の国際システムと発展途上国
人権の非選択性
アメリカ人権外交のダブルスタンダード
国連に対する危惧
バンコク宣言からウィーン宣言へ
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内政不干渉の原則と国際関心事項としての人権
不干渉原則の歴史的意義
民族自決権と人権
国際関心事項としての人権
内政不干渉原則と人権「干渉」
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アジア・太平洋地域の人権状況
変化する人権状況
人権よりも「人間であることの権利」
権利の集団的性格
アジアの政治・経済状況の変化
人権侵害状況とアジア諸国の政府
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アジア太平洋地域における国際人権保障システムの展望
地域紛争と人権保障システム
具体的展望
「地域人権フォーラム」の必要性
APECに「人権フォーラム」的役割を
情報・「伸長」活動による事実上の影響力を
情報・「伸長」機構の目的
科学技術進歩と人権(上) 北口 末広
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遺伝子が探られる時代
あるシナリオ
ヒト・ゲノム解読
情報格差の背景
情報独占の危険性
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人類への貢献と人類の共滅
不幸中の幸い
「人」のはじまりはどこから
「人」の定義は
「受精卵」は人か
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受精卵が盗まれたら
差別意識と遺伝子診断
部落差別の犠牲者たち
優生思想の危険性
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「生命の誕生」に操作
問われる「家族とは」
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持てる者と持たざる者の拡差
切実な願い
生命の誕生にも経済的格差
代理母の問題
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「代理母」から考える
「代理母」を視野にいれない法律
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50人の異母兄弟?
部落差別の撤廃と条例制定の必要性 -「条例」反対論への反論- 北口 末広
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差別は自然になくならない
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多様化した現実を見ていない
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「居住移転の自由」は保障されているか
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さらに深刻な結婚問題
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差別落書きは差別でないのか
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多発している部落差別事件
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不動産業界での差別事件
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「条例」は、差別解消に逆行するか
「条例」は部落問題を固定化するか
法が意識に与える積極的影響
自由な意見交換を阻害するか
「義務規定」でなく「努力規定」
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「条例」は特別施策を永続化するか
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差別撤廃をめざす条例
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人為的な垣根をつくるか
部落差別調査等規制等条例10年にあたって 北口 末広
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条例施行の影響
(1)人権啓発に積極的影響
(2)興信所・探偵社業者への影響
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今後の展望
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