人権問題研究資料 第19号 2005 (平成17).3.31
【1】人権侵害・人権相談の現状と人権相談機関の課題
-職場におけるハラスメントの克服を含めて-
北口 末広
-
はじめに
(1)人権侵害事象の背景を明確に
(2)人権相談から政策提言を
(3)一つの事件・相談を掘り下げる重要性
(4)対処療法的手法も重要 -
あらゆるハラスメントをなくすために
(1)ハラスメントはセクハラだけではない
(2)職場におけるハラスメント
(3)具体的相談事例から
(4)ハラスメントの結果生じること
(5)企業におけるマイナス面
(6)ハラスメントを防止するために -
人権相談事例全般から見えてきた問題点と課題
(1)被害者は多面的な弱者
(2)被害を深刻にしている原因
(3)人権侵害事象が通報・把握されない問題点
(4)信頼と明確なガイドラインの必要性
(5)人権相談機関が知られていない問題点
(6)二次被害につながる誤った初期対応
(7)未然防止・早期発見・早期対応のシステムを
(8)弱者に焦点をあてたシステムを
(9)タイムリーで被害拡大を防止するシステムを
(10)人権相談の専門家養成を
(11)情報化時代に対応したシステムを
(12)人権相談機関の情報分析力の向上を
【2】大学におけるジェンダー教育 源 淳子
はじめに-フェミニズムとの出会い
- ジェンダー登場とバックラッシュ
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大学でのジェンダー教育
(1)ジェンダーとは何か
(2)大学生の反応-その1
(3)大学生の反応-その2 -
学生の関心のあるテーマ
(1)子どもの人権
(2)セクシャル・マイノリティ
おわりに
【3】大阪の同和教育と人権教育〜その創生から進化を辿る 新保 真紀子
- はじめに
- 「今日も机にあの子がいない」戦後の同和教育の始まり
- 同和教育研究組織の誕生と広がり
- 大同教会則に見る組織化の変遷
- 運動としての同和教育
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部落解放のための同和教育から、人権問題全般に広がった同和教育へ
(1)同推校から一般校への広がり
(2)分科会構成に見る同和教育の分野の広がり
(3)大同教研究誌から見る同和教育の分野の広がり -
再び「同和問題の解決を目指す同和教育」へ
そして「同和教育を重要な柱とする人権教育」へ
【4】近畿大学と人権問題(2)〜「部落地名総鑑差別事件」〜 奥田 均
- 「部落地名総鑑」の購入 (1)事件の発覚 (2)「部落地名総鑑」差別事件
- 糾弾会への参加
- 全学のみなさんへ
- 部落解放研究会への取り組み (1)部落解放研究会の結成 (2)部落解放研究会の活動
- 大阪同和問題企業連絡会の結成と参加
Edited by Louis A. Castenell & Jill M. Tarule
The Minority Voice in Educational Reform:
An Analysis by Minority and Women College of Education Deans
熊本 理抄
- Surviving the Middle Passage: The Absent Legacy of African American Women Education Dean?
- The Contemporary Challenge: Family and Work Issues for Women in Higher Education
- Recharting the Paths of Women and Minority Leaders: A Journey of Consequence
- Deaning at a Historically Black Institution: Challenge, Opportunities, and Promise
- A Profession at Risk: Changing the Image and Substance of Teacher Education
-
Site-Based Management and Teacher Empowerment in Educational Reform:
Can the Power Be Shifted? -
Academics and Cultural Excellence for African American Students:
Imperatives for Public Education - Developing Multicultural Focus in Teacher Education: One Departmentty's Story
- Restructuring American Schools: A Perspective on Testing and Assessment