研究所・センター

原子力研究所

原子力研究所

原子炉施設

1961年、我が国最初の民間・大学原子炉として、近畿大学原子力研究所は運転を開始しました。理工学部の学生実習をはじめ、他大学の原子炉教育・訓練ならびに広範な分野の原子力研究に利用されています。また各種の原子炉研修会・講習会にも活用され、大きな成果を上げています。

原子力研究所

バイオコークス研究所

バイオコークス研究所

北海道恵庭市に、これまで資源再生研究所とバイオコークス量産実証実験センターがありましたが、これらを発展的に統合し、2012年12月に「近畿大学バイオコークス研究所」を開設しました。恵庭市施設を同研究所の地域拠点と位置づけ、海外への展開を含め、さらに国内外での事業化を推進していくと共に、性能向上を目指した研究開発にも積極的に取り組んでいきます。

バイオコークスプロジェクト

理工学総合研究所

理工学総合研究所では、多様な専門分野で高い業績を持つ研究所員が協力体制を構築しています。研究分野は、宇宙・地球科学分野および環境・物質科学分野に大別され、学際的な立場で相互に研究が進められています。

近畿大学共同利用センター

近畿大学共同利用センター

近畿大学共同利用センターは、特に高額で大型の研究設備の全学的、長期的な整備計画と効果的な共同利用を推進して、広く教育と研究の便宜を図ることを目的として設置されました。世界最高水準の研究機器を設置し、私立大学としては類例のない施設・設備を整えています。

共同利用センター

核磁気共鳴装置
Nuclear Magnetic Resonance System

核磁気共鳴装置

核磁気共鳴装置
JEOL RESONANCE/JNM-ECA800

核磁気共鳴装置(NMR)は、有機化合物および高分子材料、そして生体関連物質を中心とした炭素、酸素、水素、窒素、リンといった原子からなる有機物の分析に最も威力を発揮します。当センターには400、500および800 MHzの3台の装置があり、研究内容に応じて使い分けることができます。

電界放出型透過電子顕微鏡(Field Emission Electron Microscope)
JEOL/JEM-2100F

電界放出型透過電子顕微鏡

電界放出型透過電子顕微鏡
JEOL/JEM-2100F

本装置は200kVのフィールドエミッション電子銃を搭載した透過電子顕微鏡で、原子レベルの超高分解能観察と二種類のCCDカメラシステムによる高度なデジタル画像処理が可能です。 また、EDS(エネルギー分散型X線分光)分析システムなどの付属装置により、高精度な電子線回折や元素マッピングなど、あらゆる材料の極微高度分析を行うことができます。

マトリックス支援レーザー脱離イオン飛行時間型質量分析装置
Matrix Assisted Laser Desorption/IonizationTime of Flight Mass Spectrometer

マトリックス支援レーザー脱離イオン飛行時間型質量分析装置

マトリックス支援レーザー脱離
イオン飛行時間型質量分析装置
SHIMADZU /AXIMA Confidence

レーザーイオン化飛行時間型質量分析装置(MALDI-TOF MS)は、低分子の有機化合物からペプチドやタンパク質などの生体高分子の測定に利用されます。特に、他の質量分析装置では測定の難しい高分子系化合物の分子量を決定できる点に特徴があります。

粉末X線回折装置&薄膜X線回折装置
Powder X-Ray Diffraction System & Thin Film X-Ray Diffraction System

粉末X線回折装置&薄膜X線回折装置

薄膜X線回折装置
SmartLab9kW(リガク)

薄膜X線回折装置はX線源と測定試料を固定して薄膜部分のみに効率的にX線を照射して検出器を移動させて散乱X線を検出し結晶構造や結晶状態の情報を得ることができます。 X線散乱の原理上、金属、鉱物、セラミックス等の測定・解析に有効です。

近畿大学リエゾンセンター

リエゾンセンターは、「産官学」の連携・推進に関わる業務を統括し、組織的に取り組んでいく窓口として設置されています。このセンターの役割は、「共同研究・受託研究・プロジェクト研究などによる研究活動の推進」「特許管理や研究情報の提供、技術指導」そして「研究成果を産業界へ移転するための支援」など、実にさまざまです。

リエゾンセンター