研究科長挨拶

近畿大学大学院総合理工学研究科のウェブサイトへようこそ。
総合理工学研究科は、理学専攻(数理解析分野、物理学分野、機能性分子化学分野、生物・環境化学分野)、物質系工学専攻、メカニックス系工学専攻、エレクトロニクス系工学専攻、環境系工学専攻、東大阪モノづくり専攻、建築デザイン専攻の7つの専攻から成り、「地域社会、国および人類の知の創造と平和と福祉に貢献する」ことを理念に高度の科学技術に関する教育と研究を行っています。扱う領域は極めて多岐にわたり、現在、約180名の教員と600名を超える大学院生が共に励んでいます。

在席する学生数は、過去5年で約1.3倍に増加しました。これは私たちの研究・教育環境の充実や、学生の皆さんにとっての価値を裏付けるものであると考えています。教職員と大学院生の距離感が近く、目的意識や意欲の高いエネルギッシュな人材が豊富で、ますます活気づいています。研究論文数や外部資金の受入れ、受託研究件数、求人数や修了生の進路なども同様で、総合理工学研究科の研究力や社会からの期待度が向上している喜ばしい状況であると言えます。私たちはこれに満足することなく、研究と教育の両面でさらなる発展を目指し、より魅力的で先進的な研究科を目指して努力し続けます。また、各分野の基礎教育や安心・安全を重視した研究など、地に足をつけた活動を行います。

限りある資源を活用し、無限の創造力を発揮して人類の未来を築くことが、私たちの目標です。日本有数の大規模総合大学であり「実学教育」と「人格の陶冶」を建学の精神とする近畿大学の強みを存分に活かし、狭い専門領域にとらわれない幅広い視野と柔軟な思考力を持った研究者や高度専門職業人を養成しています。理学および工学に関する様々な分野で、基礎研究から最先端の応用研究まで、世界に誇れる研究ができる環境がココにあります。急速に進歩し変化する科学技術の世界において、私たちと共に学び、未来に貢献できる力を磨いてみませんか?大学院生や共同研究、技術相談など、色々な形で皆さんとの新たな出会いを楽しみにしています。

2024年10月

総合理工学研究科長

森本 健志
MORIMOTO TAKESHI
総合理工学研究科長