BATON

つなぐ、つながる
みんなの声

ひとりじゃない。
同じようにがんばっている仲間がいる

Profile

2018年度 法学部法律学科入学

大阪府在住 /職業:会社員(パート)

永田 紀子

主婦として家事と子育てをしながら、
民間企業で経理事務の仕事をしています。

  • Q

    通信教育部を選んだきっかけを
    教えてください。

    いつか大学で勉強したい

    高校卒業後、経済的な理由などから大学には進学しませんでした。仕事をしていく中で、ずっと心のどこかに学歴コンプレックスを感じており、いつか大学に入学して勉強をしたいと考えていました。娘が小学校に入ったタイミングで長年の夢であった「大学生」になりました。

    通信教育を選んだのは、学費が安いことと、家事や仕事をしながらでも勉強できることからです。多くの大学の中から近畿大学を選んだのは、メディア授業などが充実しており、大学に行けなくても卒業が可能と伺ったので、子育てをしながらでも勉強できそうと思ったからです。また、以前法律系の仕事をしていたことがあり、法学の勉強も本格的にしてみたいと思いました。

  • Q

    学習についてなにか工夫をしていることは
    ありますか?

    自作のノートが役立ちました

    入学して2年ほどは、自宅で教科書を読み、ノートを作り、レポートを書いて、試験を受ける、をひたすらしていました。当時まだ子どもが小学校低学年で、スクーリングには参加できなかったので、メディア授業とWeb試験を利用して、すべて自宅で完結するようにして学習していました。ノートを作るのは、とても時間がかかりましたが、完成したときの達成感が大きく、しっかり勉強したという自信がつくのでおすすめです。頑張って作ったノートは試験のときにもとても役立ちました。

    4年目ごろからは、子どもがだんだん大きくなるにつれて、スクーリングにも参加できるようになりました。スクーリングはわからないことがすぐ質問できますし、なにより大学生気分を味わうことができ、楽しかったです。

  • Q

    困ったこと、壁に当たったと感じたこと、
    その克服方法について教えてください。

    先輩や仲間に相談して「ひとりじゃない」と感じる

    何度試験を受けても受からない科目がありました。また、通信授業科目で内容が難しく、どう勉強したらいいのかわからないものもありました。私は3年目くらいから学習会に入会したので、困ったときは、先輩に助言をもらったり、仲間に愚痴ったりしていました(笑)。みんなそれぞれ悩みを抱えながら勉強しているので、お互い頑張ろうね、という気持ちで、また机に向かうことができました。

  • Q

    学習方法について
    教えてください

    毎晩、家事が終わってから寝るまでの2時間ほどを勉強時間と決めていました。仕事が休みの日は、午前中から勉強することもありました。家事や子育て、仕事がありとにかく時間が欲しかったので、「10分でもあったら机に向かう」と決め、スキマ時間も最大限活用していました。

    レポートや試験では、論文を書くにあたり、慣れないうちは試行錯誤もしましたが、「自分なりに問題提起をして、結論を書く」ことを心がけていました。これをすることで、論文にメリハリがつくようになったように思います。

  • Q

    今後始める人、勉強中の方へ
    アドバイスをお願いします

    勉強しているときは、この大変さがいったいいつまで続くのだろう・・・と思うことが多々あると思います。でも、がんばっていればいつかは必ずゴールします。大切なのは、短期的な目標を掲げ、確実に達成していくこと、の繰り返しだと思います。

今回のバトン

私は在学中に孤独を感じることがありました。どのように学習のモチベーションを保っていましたか?

私も何度も孤独を感じました。通信教育なんだから孤独で当たり前だと思い、それを受け入れるようにしていました。ですが学習会に入会してからは、先輩にアドバイスをいただいたり、自分と同じように頑張っている仲間と交流したりすることで、孤独だとは感じなくなりました。また、学習会の役員として、会員の方が孤独にならないよう、みんなが楽しめるようなイベントを企画・運営してきました。時間的には忙しく大変なこともありましたが、より日々の学習時間を大切にするようになり、勉強にも気合いが入りました。私は学習会に入会したおかげで、とても充実した学生生活を送ることができました。

次回のバトン

学習会で出会った方々は卒業後も高いモチベーションで学習されている方が多くいらっしゃいました。
大学卒業後に何か取り組まれていることはありますか?

Next

一覧に戻る