教員紹介

北山 隆
  • 北山 隆
  • 教授
所属 農学部 生物機能科学科
農学研究科
学位 博士(理学)
専門 天然物有機化学・有機合成化学
コメント 天然物を利用し、有機合成化学的手法で新しい化学反応の発見や、医薬品や材料開発に役立つ新しい物質を作る研究に取り組んでいます。大手企業の研究開発部門で5年間勤務し、医薬部外品を開発しました。
備考 <報道関連出演・掲載一覧>
●2022/12/11
 NHK Eテレ「サイエンスZERO」
 ノーベル化学賞について
リサーチマップリンク https://researchmap.jp/kitayamatakashi

学歴/経歴

学歴

  • - 1990年
    京都大学 理学研究科

経歴

  • 2014年4月 - 現在
    近畿大学 農学部 教授
  • 2007年4月 - 2014年3月
    近畿大学 農学部 准教授
  • 2006年9月 - 2007年3月
    京都大学 大学院薬学研究科 非常勤講師(兼務)
  • 2004年4月 - 2007年3月
    近畿大学 農学部 助教授
  • 2002年8月 - 2003年8月
    The Scripps Research Institute Department of Chemistry Guest Scientist
  • 2000年4月 - 2003年3月
    近畿大学 農学部 講師
  • 2001年4月 - 2001年9月
    帝塚山大学短期大学部非常勤講師(兼務)
  • 1995年4月 - 2000年3月
    近畿大学 農学部 助手
  • 1990年3月 - 1995年3月
    花王株式会社 生物化学研究所

研究活動情報

研究分野

  • ライフサイエンス, 薬系化学、創薬科学
  • ライフサイエンス, 生物有機化学

研究キーワード

創薬, 天然物利用, NMRDOS, 生物活性, 天然物合成, クリックケミストリー

論文

  1. Crystal structure of the native chromoprotein from Pleurotus salmoneostramineus provides insights into the pigmentation mechanism , Makoto Ihara; Noriko Tsuchida; Marina Sumida; Tomoki Himiyama; Takashi Kitayama; Norifumi Shirasaka; Yasuhisa Fukuta , J. Agric. Food Chem. , 72 , 17626-17632 , 2024年7月29日 , 査読有り
  2. A boron dipyrromethene-derivative fluorescent probes for β-cyclodextrin and maltooligotose hydrophobicity recognition , Gengo Kashiwazaki; Marina Sumida; Sho Oda; Ryo Watanabe; Ryota Naka; Akihiro Nishikawa; Ryo Omikawa; Noriko Tsuchida; Takashi Kitayama; Takao Hibi , Carbohydrate Polymer Technologies and Applications , 7 , 2024年6月 , 査読有り
  3. A selective hybrid fluorescent sensor for fructosedetection based on a phenylboronic acid and BODIPY-based hydrophobicity probe , Gengo Kashiwazaki; Ryo Watanabe; Akihiro Nishikawa; Koyori Kawamura; Takashi Kitayama; Takao Hibi , RSC Advances , 12 , 24 , 15083-15090 , 2022年5月11日 , 査読有り
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書籍等出版物

  1. 生薬単 改訂第4版 , 原島 広至 , 日本薬局方(第十八改正)に記載されている生薬すべてについて、主要成分、性質、形状などの情報を取り入れている , 日本薬局方(第十八改正)に記載されている生薬すべてについて、主要成分、性質、形状などの情報を取り入れている , 丸善雄松堂株式会社 , 2024年4月15日
  2. 生薬単 改訂第3版 , 原島広至 , 日本薬局方(第十七改正)に記載されている生薬すべてについて、主要成分、性質、形状などの情報を取り入れている。 , 日本薬局方(第十七改正)に記載されている生薬すべてについて、主要成分、性質、形状などの情報を取り入れている。 , 丸善雄松堂株式会社 , 2017年12月20日
  3. Future Directions in Biocatalysis 2nd edition , 北山 隆 , Synthesis of valuable optically active compounds from versatile natural products using biocatalyst examples of natural materials related diversity oriented synthesis , Synthesis of valuable optically active compounds from versatile natural products using biocatalyst examples of natural materials related diversity oriented synthesis , Elsevier , 2017年9月
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講演・口頭発表等

  1. エナンチオ選択的光学活性ゼルンボール誘導体合成による天然物および天然物類縁体の構築 , 高橋亮大; 寺田百合香; 渡部朋子; 平本梨花子; 柏﨑玄伍; 河合靖; 北山隆 , 第68回 香料・テルペンおよび精油化学に関する討論会 , 2024年10月27日
  2. 酸性条件下における反応多様天然物誘導体アレン型ゼルンボンのダイナミックな骨格変換による新規骨格および天然物類縁体の一挙構築 , 中村蒼; 渡辺凌; 宇高芳美; 吉村寛汰; 北村優斗; 西川真太郎; 柏﨑玄伍; 河合靖; 土田敦子; 北山隆 , 第68回 香料・テルペンおよび精油化学に関する討論会 , 2024年10月27日
  3. 酸性条件下における反応多様天然物ゼルンボンの劇的な骨格変換と環形成 , 中村蒼; 柏﨑玄伍; 河合靖; 土田敦子; 北山隆 , 第66回天然有機化合物討論会 , 2024年9月5日
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作品等

  1. インドシナ薬用資源植物の有効利用に関する調査研究 , 2004年
  2. 植物資源の新規有用遺伝子および生体機能素子の探索と高度利用 , 2004年
  3. 花ショウガに含まれているゼルンボン誘導体の合成 , 2004年
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MISC

  1. 新たな機能を創造するこれからの合成化学:クリックケミスト リー , 北山隆 , じっきょう , 93 , 12 , 18 , 2023年4月1日
  2. さまざまな機能を連結できる合成化学の新たな概念:クリックケミストリー , 北山隆; 馬場良泰 , 科学 , 92 , 1070 , 1078 , 2022年12月
  3. クリックケミストリー ―分野を超え、新たな機能を創造し続けるケミストリー― , 馬場良泰; 北山隆 , 化学 , 77 , 12 , 18 , 2022年12月
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産業財産権

  1. 生体高分子を認識するハイブリッド型蛍光プローブ , 日竎隆雄, 渡辺凌, 中亮太, 柏﨑玄伍, 北山隆 , 特許第7498468号
  2. 癌細胞増殖抑制組成物および加工食品 , 橋詰利治, 北山隆, 柏﨑玄伍, 平林怜, 宇高芳美, 種田圭悟, 伊藤智広 , 特許第7428327号
  3. 化合物とそれを用いたフルクトース検出プローブおよびフルクトース検出方法 , 北山隆, 柏﨑玄伍, 日竎隆雄
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受賞

  1. 2020年2月, AROMA RESEARCH編集委員会(フレグランスジャーナル社), 第5回AROMA RESEARCH論文賞2019
  2. 2016年12月, 第18回生体触媒化学シンポジウム・優秀ポスター賞(受賞者:小西徹)
  3. 2013年12月, 生体触媒化学研究会, 第17回生体触媒化学シンポジウム・ポスター賞(受賞者:平岩和沙)
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共同研究・競争的資金等の研究課題

  1. 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 再生資源の選択と天然物の高次利用による創薬研究への展開 , 近畿大学
  2. 株式会社萩原農場, 受託研究(代表), スイカ試料由来成分の有機合成化学的修飾によるがん細胞増殖阻害活性物質の開発 , 近畿大学農学部
  3. 21世 紀 研 究 開 発 奨 励 金 【 共 同 研 究 助 成 金 】(分担), ク リ ッ ク ケ ミ ス ト リ ー と 酵 素 反 応 を 組 み 合 わ せ た 生 理 活 性 化合 物 の 合 成 と 応 用
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