教員紹介
- 森山 達哉
- 教授/学部長
所属 |
農学部 応用生命化学科 農学研究科 アグリ技術革新研究所 |
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学位 | 博士(農学) |
専門 | 食品分子機能学、食物アレルギー学 |
コメント | 大豆や果物、野菜等の農作物に含まれる食品成分の抗肥満効果などの健康機能性とアレルゲン性について研究しています。特に最近は、食物アレルギーやアレルゲンを中心に研究しています。 |
備考 |
<報道関連出演・掲載一覧> ●2023/3/2 毎日新聞 下市町との包括連携協定について |
リサーチマップリンク | https://researchmap.jp/read0012956 |
学歴/経歴
学歴
- 1987年4月 - 1991年5月
京都大学大学院 農学研究科 - - 1991年
京都大学 Graduate School, Division of Agriculture - 1983年4月 - 1987年3月
京都大学 農学部 - - 1987年
京都大学 Faculty of Agriculture
経歴
-
2022年10月 - 現在
近畿大学 農学部長 (兼任) -
2018年4月 - 現在
近畿大学アグリ技術革新研究所(兼任) -
2014年4月 - 現在
近畿大学農学部 Faculty of Agriculture 教授 -
2008年4月 - 2014年3月
近畿大学農学部 Faculty of Agriculture 准教授 -
2005年4月 - 2008年3月
近畿大学農学部 Faculty of Agriculture 講師 -
2001年4月 - 2005年3月
京都大学大学院 農学研究科 助教(助手) -
1991年6月 - 2001年3月
京都大学 食糧科学研究所 助手 -
1996年3月 - 1997年2月
スタンフォード大学 Department of Biological Science 客員研究員 (留学) -
1991年4月 - 1991年5月
日本学術振興会特別研究員(D.C)
研究活動情報
研究分野
- ライフサイエンス, 食品科学
- ライフサイエンス, 栄養学、健康科学
- ライフサイエンス, 応用生物化学
- ライフサイエンス, 細胞生物学
研究キーワード
栄養生化学, 食品科学, food allergy, 食物アレルギー, 食品機能学, 細胞生物学, 食品分子機能学, Cell Biology, Molecular Food Function
論文
- Similar Distribution between EPA-containing Phosphatidylcholine and Mesenchymal Stem Marker Positive Cells in the Aortic Wall of Abdominal Aortic Aneurysm Model Rat Fed a Low-EPA Content Diet. , Mayo Higashihara; Hirofumi Enomoto; Tomoko Sumi; Tatsuya Moriyama; Nobuhiro Zaima , Journal of oleo science , 73 , 6 , 895-903 , 2024年6月1日
- Nicotine induces vasa vasorum stenosis in the aortic wall. , Hirona Kugo; Tatsuya Moriyama; Nobuhiro Zaima , Biotechnic & histochemistry : official publication of the Biological Stain Commission , 1-7 , 2024年5月23日
- Soybean Allergen Detection for Hypoallergenicity Validation of Natto-A Fermented Soybean Food , Rikiya Shimada; Yohei Harada; Erika Yano; Nobuhiro Zaima; Tatsuya Moriyama , ACS Food Science & Technology , 2024年4月19日
書籍等出版物
- 新しい食品加工学 : 食品の保存・加工・流通と栄養 , 高村, 仁知; 森山, 達哉 , 南江堂 , 2022年3月
- 新しい食品加工学(改訂第2版) , 森山 達哉 , 乳 , 乳 , 南江堂 , 2018年2月
- 栄養素でわかる食品と健康:WEB連動テキスト , 森山 達哉; 財満 信宏 , 培風館 , 2016年4月
講演・口頭発表等
- ザクロ抽出物によるアディポサイトカイン分泌制御について , 森山 達哉; 河村 幸雄; 株; 食品バイオ研究センター; 株; 食品バイオ研究センター , 第49回 日本栄養・食糧学会 近畿支部大会 , 2010年10月
- アポB含有リポタンパク質分泌抑制を指標にした抗肥満効果を有する植物エキスの探索 , 森山 達哉; 河村 幸雄; 株)ファンケル 総合研究所 , 日本農芸化学会 大会 , 2010年3月
- 大豆中の花粉症関連アレルゲン(Glym3, Glym4)のクローニングと特性解析 , 森山 達哉; 河村 幸雄 , 日本農芸化学会 大会 , 2010年3月
作品等
- 食品成分による脂質代謝の調節に関する研究 , 1999年
- Food factors regulating human lipid metabolism , 1999年
MISC
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スギ花粉抗原の経皮感作能の評価と検証
, 原田 陽平; 土喰 光希; 嶌田 力也; 棚橋 菜々; 矢野 えりか; 財満 信宏; 森山 達哉 , アレルギーの臨床 , 43 , 5 , 401 , 403 , 2023年5月
概要:花粉症では,花粉抗原の吸引感作が発症基盤となるが,近年注目されている経皮感作が成立しうる可能性も想定される。そこで,本研究では,マウスモデルを用いて,スギ花粉抽出液を皮膚に塗布し,血中での抗原特異的Th2型抗体(IgE,IgG1)の産生を検証,評価を試みた。その結果,抗原特異的IgEの産生は認められなかったが,抗原特異的IgG1に関しては,いくつかのマウス個体で確認された。この結果から,条件によっては,花粉抗原も一定の経皮感作能を有する可能性が示唆された。(著者抄録) - 食品香気成分であるβカリオフィレン吸入後の体内移行と血管に及ぼす影響 , 財満 信宏; 東原 真代; 松村 晋一; 吉岡 百合; 森山 達哉 , 脂質生化学研究 , 65 , 289 , 290 , 2023年5月
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【食物アレルギー診療-開業医の立場での展開-】ヒマワリの種による即時型アレルギーの1例
, 渡部 裕子; 森山 達哉 , Derma. , 332 , 18 , 22 , 2023年3月
概要:13歳,男性.ヒマワリの種を含むナッツ,ドライフルーツなど8種を含むスナック菓子を摂取してまもなく口腔の違和感,眼瞼浮腫,膨疹が出現した.プリックテストはヒマワリの種に強陽性であった.ヒマワリの種抽出物の特異的IgE陽性(ELISAによる),ヒマワリの種抽出物を用いた免疫ブロット法では,16kDa付近に強いIgE結合タンパク質を検出した.ヒマワリの種を餌とするペットの飼育歴はなく,キク科花粉の特異IgEは陰性で,経口感作が疑われたが,感作機会は明らかではなかった.(著者抄録)
産業財産権
- 食品中の抗原の定量方法 , 森山 達哉, 宮嵜 恵子, 城月 晃, 佐藤 亜紀, 澤口 誠 , 特許第6944679号
- 食品中の抗原の定量方法 , 森山 達哉, 宮嵜 恵子, 城月 晃, 佐藤 亜紀, 澤口 誠
- 肥満、高脂血症および動脈硬化性疾患の治療・予防剤 , 吉積 一真, 森山 達哉, 小笹 清香, 河田 照雄
受賞
- 2022年7月, 日本栄養・食糧学会, 令和 4 年度 日本栄養・食糧学会トピックス賞(指導学生受賞)
- 2019年3月, 日本農芸化学会, 2018年 BBB論文賞
- 2013年, 平成25年度日本皮膚アレルギ-学会誌年間最優秀論文賞(連名)
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 食品タンパク質の経皮感作に影響を及ぼす要因の解明 , 近畿大学
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 経皮感作する食物アレルゲンの同定と、抑制しうる食品因子の検討 , 近畿大学
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 経皮感作しうる食品タンパク質のアレルゲン性評価 , 近畿大学