教員紹介
- 小川 直子
- 講師
所属 |
農学部 食品栄養学科 |
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学位 | 博士(学術) |
専門 | 栄養教育学 |
コメント | 中高年者に対する生活習慣病予防、また20歳代女性の隠れ肥満改善、幼児の食事について等、様々な対象者に対する健康の維持増進に向けた有効な栄養教育方法を追究しています。 |
リサーチマップリンク | https://researchmap.jp/read0165826 |
学歴/経歴
学歴
- - 2000年
徳島文理大学 家政学研究科 - 徳島文理大学 Graduate School, Division of Home Economics
研究活動情報
研究分野
- 人文・社会, 家政学、生活科学
- ライフサイエンス, 栄養学、健康科学
研究キーワード
栄養教育論, 遠隔栄養教育, 個別栄養教育, 食習慣, 糖尿病予防教室, ジュニアラグビー選手, スポーツ栄養学, ヒトエグサ, 糖尿病, 骨粗鬆症
論文
- 毎食一口30回以上の咀嚼を6か月間継続するプログラム実施後の成人における身体への影響 , 小川直子; 福浦茜 , 日本食育学会誌 , 17 , 4 , 171-177 , 2023年10月 , 査読有り
- コロナ禍における対面教育と遠隔教育による栄養教育効果の違い~小中学生ラグビー選手を対象として~ , 小川直子; 横山和也; 池添純子; 犬伏知子 , 日本食育学会誌 , 17 , 1 , 31-42 , 2023年1月 , 査読有り
- 健常者のヒトエグサ継続摂取による体格指標、臨床検査値に及ぼす影響~ランダム化比較試験~ , 小川直子; 犬伏知子 , 日本食生活学会誌 , 32 , 4 , 197-205 , 2022年3月 , 査読有り
書籍等出版物
- 栄養教育論実習・演習 , 逸見幾代; 下岡里英; 水津久美子; 野津あきこ; 牧野みゆき; 荒木裕子; 石見百江; 小川直子; 坂本達昭; 高木尚紘; 土海一美; 平田なつひ , 栄養教育プログラムの作成、栄養教育の実践 , 栄養教育プログラムの作成、栄養教育の実践 , ドメス出版 , 2017年4月
- PDCAに基づく給食経営管理実習 , 化学同人 , 2009年
講演・口頭発表等
- オペラント条件付けの正の強化子による高齢者の歩数強化が食意識と体格に及ぼす影響 , 小川直子 , 第68回日本栄養改善学会学術総会 , 2021年10月
- アオサノリ(ヒトエグサ)の摂取が体格指標、臨床検査値に及ぼす影響 , 小川直子 , 弟8回日本食育学会 , 2020年5月
- アオサノリ(ヒトエグサ)の摂取が体格指標、臨床検査値に及ぼす影響 , 小川直子 , 第66回日本栄養改善学会学術総会 , 2019年9月
MISC
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骨粗鬆症予防における牛乳摂取の効果(レビュー)
, 勝沼 信彦; 犬伏 知子; 高橋 昌江; 小川 直子 , 徳島文理大学研究紀要 , 75 , 75 , 189 , 194 , 2008年
概要:[1]骨マトリックスを形成しているのは主にタイプI型コラーゲンであり,タイプI型コラーゲンを良く分解できるのは生体組織内では主にCollagenolitic Cathepsinsと言われているCathepsin LとKである。[2]Cathepsins Lの特異的阻害剤CLIK-148等はin vitroのOsteoclastic骨Pit形成を強力に抑制する。in vivoでのPTHによる骨分解促進も強力に抑制できる。[3]牛乳中には多種にして大量のCollagenolitic cathepsinの阻害剤を含有している。そのうち,Lactoferrinの含有量は一番高く,これは構造上Cytatin family (Cysteine protease inhibitor = Cystatin)である。β-Caseinは次に含有量が高いCathepsin阻害剤である。[4]初乳Colosteriumでは成乳の3倍のLactoferrinを含有しており,β-Caseinは成乳に多いが初乳には極めて少ない。[5]成乳によるCathepsin LとKの阻害は70〜80倍希釈乳で50%であるが,初乳では50%抑制に200倍希釈で充分である。この差は,Lactoferrinの含有量の差に起因するものと考えられる。[6]Osteoclastic骨Pit形成は,成乳では25倍希釈乳で50%抑制であるが,初乳では約250倍希釈で50%阻害が見られる。25倍希釈乳では完全阻害である。新生児への人工乳栄養ではこの差は大切な考慮すべき問題点である。 - マウスのビタミンB6欠乏及び回復早期における肝の組織化学的変化-糖代謝を中心に- , 岸野 泰雄; 小川 直子; 松下 純子 , 必須アミノ酸研究 , 166 , 18 , 22 , 2003年
- マウスの鼻アレルギー発症にともなうIgAの組織化学的変化-摂取タンパク質量の影響- , 岸野 泰雄; 松下 純子; 上江洲 香代子 , 必須アミノ酸研究 , 164 , 47 , 51 , 2002年
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 生理活性物質を基盤とした糖尿病予備軍の早期検出とテーラーメイド運動・栄養指導法による発症予防
- 食品中のコラーゲン分解性カテプシン群に対するインヒビターの分離・同定
- Inhibitor of collagenolytic cathepsins in food