教員紹介

田茂井 政宏
  • 田茂井 政宏
  • 教授
所属 農学部 生物機能科学科
農学研究科
アグリ技術革新研究所
学位 博士(農学)
専門 植物生理学、植物分子生物学
コメント 植物および藻類の光合成炭素代謝について、その制御機構を中心に研究を行っています。また、遺伝子組換え技術を用いて光合成炭素代謝を改良し、食糧やバイオ燃料の生産性増大も目指しています。
リサーチマップリンク https://researchmap.jp/read0190945

学歴/経歴

学歴

  • 1996年4月 - 1999年3月
    近畿大学大学院 農学研究科
  • - 1999年
    Kinki University Graduate School, Division of Agriculture
  • 1994年4月 - 1996年3月
    近畿大学大学院 農学研究科
  • 1990年4月 - 1994年3月
    近畿大学 農学部

経歴

  • 2020年11月 - 現在
    近畿大学 アグリ技術革新研究所 教授
  • 2018年4月 - 現在
    近畿大学 農学部 教授
  • 2008年4月 - 2018年3月
    近畿大学 農学部 准教授
  • 2005年4月 - 2008年3月
    近畿大学 農学部 講師
  • 2001年4月 - 2005年3月
    近畿大学 農学部 助手
  • 1999年4月 - 2001年3月
    日本学術振興会未来開拓学術研究推進事業 研究員
  • 1999年4月 - 2001年3月
    Japan Society of the Promotion of science, Researcher
  • 1997年 - 1999年
    日本学術振興会特別研究員
  • 1997年 - 1999年
    JSPS Research Fellowships for Young Scientists

研究活動情報

研究分野

  • ライフサイエンス, 応用生物化学
  • ライフサイエンス, 植物分子、生理科学

研究キーワード

藻類, カルビン・ベンソン回路, 形質転換植物, 調節, 炭素代謝, 光合成

論文

  1. Exogenous ethanol treatment alleviates oxidative damage of Arabidopsis thaliana under conditions of high-light stress. , Kaori Sako; Ryutaro Nagashima; Masahiro Tamoi; Motoaki Seki , Plant biotechnology (Tokyo, Japan) , 38 , 3 , 339-344 , 2021年9月25日
  2. CP12 Is Involved in Protection against High Light Intensity by Suppressing the ROS Generation in Synechococcus elongatus PCC7942. , Masahiro Tamoi; Shigeru Shigeoka , Plants (Basel, Switzerland) , 10 , 7 , 2021年6月23日 , 査読有り
  3. Sugar Transporter Protein 1 (STP1) contributes to regulation of the genes involved in shoot branching via carbon partitioning in Arabidopsis. , Kumi Otori; Noriaki Tanabe; Masahiro Tamoi; Shigeru Shigeoka , Bioscience, biotechnology, and biochemistry , 83 , 3 , 472-481 , 2019年3月 , 査読有り
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書籍等出版物

  1. 光合成 = Photosynthesis , 日本光合成学会 , 光合成と他の代謝経路との相互作用 , 光合成と他の代謝経路との相互作用 , 朝倉書店 , 2021年12月
  2. プラントミメティックス~植物に学ぶ~, カルビンサイクルの制御 , 田茂井 政宏; 重岡 成 , エヌ・ティー・エス , 2006年
  3. Improvement of photosynthesis in higher plants , Springer-Verlag Tokyo,Plant Responses to Air Pollution and Global Changes , 2005年
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講演・口頭発表等

  1. 葉緑体型APX遺伝子の選択的スプライシング制御因子の解析 , 大原晨亜; 内藤沙耶; 田部記章; 吉村和也; 田茂井政宏; 重岡成 , ユーグレナ研究会第33回研究集会 , 2017年
  2. ユーグレナの光合成特性およびバイオマス生産に及ぼす照射光波長の影響 , 作山治美; 吉永琴音; 森栞菜; 岡村桃子; 田茂井政宏; 重岡成 , ユーグレナ研究会第33回研究集会 , 2017年
  3. 光合成能およびワックスエステル生合成能を強化したユーグレナの分子育種 , 田茂井政宏; 濱根寛史; 作山治美; 岡村桃子; 小川貴央; 石川孝博; 重岡成 , ユーグレナ研究会第33回研究集会 , 2017年
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作品等

  1. ユーグレナ研究会幹事・事務局
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MISC

  1. ジャスモン酸シグナル経路によるアスコルビン酸・グルタチオン生合成の制御~沈水後の再酸素化ストレスに応答した活性酸素消去系の活性化~ , 崎下絢子; 田部記章; 田茂井政宏; 吉村和也; 重岡成 , ビタミン , 92 , 7 , 316‐318 , 2018年7月25日
  2. 光合成能強化シロイヌナズナにおけるC/N代謝調節機構 , 大鳥久美; 田部記章; 田茂井政宏; 重岡成 , 光合成研究 , 27 , 3 , 155‐162 , 2017年12月31日
  3. ソースおよびシンク能力の改変による植物バイオマス生産能強化 , 田部記章; 田茂井政宏; 菊池 彰; 横田明穂; 重岡 成 , 光合成研究 , 27 , 2 , 103 , 109 , 2017年
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産業財産権

  1. ユーグレナによるバイオ燃料の製造方法 , 特許第7343194号
  2. ユーグレナへの遺伝子導入方法 , 重岡 成, 田茂井 政宏, 鈴木 健吾, 吉田 絵梨子
  3. ユーグレナの形質転換体 , 重岡 成, 田茂井 政宏, 鈴木 健吾, 吉田 絵梨子
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受賞

  1. 2017年5月, 日本農芸化学会, BBB論文賞
  2. 2011年5月, 日本農芸化学会, 農芸化学奨励賞
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共同研究・競争的資金等の研究課題

  1. JST, CREST, 形質転換ユーグレナによるバイオ燃料生産基盤技術の開発
  2. 科学研究費, 若手研究(B), 糖応答変異体を用いたC/Nバランス制御および葉緑体-核間シグナル伝達機構の解明
  3. 農林水産省, 新農業展開ゲノムプロジェクト, ラン藻由来遺伝子の導入による光合成効率の向上したイネ系統の開発
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