インテンシブ・インタナショナル・プログラム(IIP)
インテンシブ・インタナショナル・プログラム(IIP)とは
IIP(Intensive International Program )は、英語をしっかりとマスターしたい人のための、経営学部独自の英語特修プログラムです。少人数クラスで、ネイティブスピーカーやバイリンガルの教員から英語の基礎と、経営、経済、マーケティング、観光、国際ビジネスといった講義を英語で学びます。また、海外の大学への留学に必要な英語力を養成します。海外の大学に附属する英語学校へのセメスター(半年間)の派遣留学や、学部への1 年間の派遣留学も可能です。
一般英語科目
1年次
春学期 | 秋学期 |
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ネイティブ教員による講義で基礎をしっかり学びます
生きた英語を実践的に学べるよう、ネイティブ教員が基礎から徹底指導。オンライン会議システムやSNSを利用して交流を深めるといったユニークな講義も取り入れています。また、自分のレベルに合った英語を楽しみながら読み聴く「多読・多聴」も行い、効果的に英語力を高めると同時にTOEFLスコアを向上させます。
2年次
春学期 | 秋学期 |
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2年次後期の派遣留学で生きた英語を身につけます
IIPの各講義で培った基礎力をもとに、さらに応用力・実践力を磨き、「使える英語力」を高める派遣留学を実施。1学期間英語圏で暮らし、提携大学附属の英語学校で英語力をより一層向上させるための徹底したトレーニングを重ねます。
3年次
春学期 | 秋学期 |
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専門科目
- Management in English
- Marketing in English
- Tourism in English
- International Business in English
- Information Technology in Business in English
- Basic Accounting in English
- Advanced Accounting in English
- Information and Communication Theory in English
- Business Ethics in English
- Economics in English
経営、経済に関する科目を英語で学び、国際ビジネスの感覚を養います
経営・経済に関連する科目を英語で学ぶことによって、ビジネスの現場で役に立つ知識が身につき、国際的な場面で必要となる英語を修得することができます。また、専門分野を英語で学ぶことは卒業後に長期の留学をする場合にも役立ちます。
経営学部語学留学プログラム
経営学部独自のプログラムで、2年次後期に20人程度を選抜して海外語学留学に派遣します。約4カ月間の語学留学を通して、真のコミュニケーション能力を育てます。成績優秀者には留学先大学の授業料を経営学部がすべて負担します。
期間 | 8月~12月にかけての15週間 |
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参加人数 | 20人程度 |
カルガリー大学(カナダ)
カルガリー大学は1966年に設立された州立大学で、16学部と60以上の学科、30を超える研究所を持つ総合研究大学です。特に研究が盛んな大学研究機関としてカナダでトップ5にランクインし、世界ランキングでは常にトップ200に選ばれるなど、世界的な評価も非常に高い大学でもあります。学生数は34,000人。40年以上にわたり世界各国の留学生を受け入れており、近畿大学とは30年以上に渡る交流実績があります。また、広大でモダンなキャンパスには、カナダ最大規模の図書館や、オリンピックの際に整備された競技施設、最新のコンピュータラボ等、施設も充実しています。
経営学部では、カルガリー大学で提供されているIntensive Program、Language and Culture Course、Semester Programの3つのコースを組み合わせ、400時間の学習時間を確保した独自のプログラムとしてセメスター留学を行います。また、Language and Culture Courseの一環として、カナダ国内の世界遺産を訪問する等のアクティビティにも参加します。
大学やホストファミリー等において英語のみの環境で24時間生活することにより、実践的なコミュニケーション能力を身に着けることを第一目標としています。
英語能力テストTOEIC L&Rスコア平均
令和6年度実績 | 1年生2月 → 2年生2月 |
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595 → 756 |
留学経験者インタビュー
留学でさまざまな経験をしたことにより、自分に自信が持てるようになりました。
赤堀 秀幸 さん
商学科[3年]
カリフォルニアでの留学を通じて、私は自分に自信を持てるようになりました。異国での生活は最初こそ不安でしたが、日々のチャレンジを乗り越えることにより、自分の可能性が広がることを感じました。
初めは、現地の英語の速度や表現についていくことができず、この先やっていけるのかとても不安になりました。積極的に大学内のクラブやイベントに参加し、周りの人々とコミュニケーションを取ることで、少しずつ英語にも慣れてきて、自然に周りの人々とも関わることができるようになりました。他にも、大学内には、図書館やジムなどの施設が整っていたため、勉強だけでなく、体を動かすこともでき、充実した留学生活を送ることができました。
大学の中には、さまざまなバックグラウンドを持つクラスメイトが在籍しています。その人たちと関わることで、英語力だけでなく、多方面から物事を捉える柔軟な考え方を身につけることができました。ホストファミリーと食事をしたり、スポーツ観戦をしたりするなど、共に多くの時間を過ごしました。その時間は、かけがえのない思い出として心に刻まれています。まさに「英語漬け」の4ヵ月間を過ごしたおかげで、リスニングやリーディングのスキルを磨くことができ、TOEICのスコアも向上し、帰国時には895点をとることができました。
最初は戸惑いを感じていましたが、日本とアメリカでの生活との違いを理解し受け入れることにより、次第に心が軽くなっていきました。留学中に努力を積み重ねた経験が自分を強くし、今後どんな困難なことにも立ち向かう自信を与えてくれました。