工学のオモシロさを皆さんにお届けします!! てくたまラジオ近大工学部潜入レポート

ワクワク

最終回

第6回 建築学科の谷川大輔講師の研究室に潜入!!

第1回 化学生命工学科 野村正人教授

第2回 機械工学科 西村公伸教授

第3回 ロボティクス学科 柴田瑞穂講師

第4回 電子情報工学科 藤本暢宏教授

第5回 情報学科 徐 丙鉄(ソ・ピョンチョル)教授

今回は、建築学科の谷川 大輔先生の研究室に潜入!

今回は研究室ではなく、近大工学部から北へ約10km東広島市福富町にある古民家にお邪魔しています!!

Q 何だか懐かしい雰囲気の建物ですけど、谷川先生はどんな研究をされていますか?

A 空家古民家の再生とまちづくりの研究をしています。

古民家再生!何だかワクワクして楽しそうですね!この中は涼しいですし、懐かしい香りがしますね~

この建物は築100年以上の古民家です。構造の研究はもちろん、地域の方たちと学生が交流できる場として購入しました。

えっ先生が買われたんですか?

はい。5年前までは東京に住んでいて、ずっと田舎暮らしに憧れていました。近大工学部に転職するのを機に買っちゃいました(笑)

Q 具体的に学生と一緒にどのように活動をされていますか?

古民家内装写真

夢が広がりますね!

そうですね。単に古民家をリノベーションするだけではなく地域の人たちと学生が交流することで体験的な学習につながりますので。

古民家内装写真

A 古民家の改修と、地域の方たちと一緒にまちづくりを盛りあげる活動をしています。改修工事はまだ途中で、基礎や柱を残して畳や床をはがした段階です。

建物の構造が面白いですね。薪をくべる囲炉裏や茅葺屋根の梁組など日本古来の様式がたくさんあります!

100年以上も前の建物ですが未だに構造躯体はしっかりしています。本当に素晴らしいです!建築の分野においても、日々新たな技術や構造が開発されています。新しいものを創造するにも伝統的な文化や構造など先人の知恵を知ることが必要です。そのことが将来に生かされると思います。

Q このプロジェクトを通じて、学生に感じてもらいたいことを教えてください。

A 学ぶということは頭で考えることと、実際に体験を通じて感じる両方が大切です。両方を学び感じることでより豊かなものが創造できると思います。

Q 建築はどんな人が向いていますか。この古民家が完成したら彼女を呼んでプロポーズとか、、、

A 建築家はロマンチストが向いています!イメージを膨らませて、何かを想像したり、そういった意味でも恋愛と似ているかもしれませんね!うぁ~いいですね!!!

A 近畿大学工学部の建築学科には各分野で活躍する優れた先生がいます。建築や構造に興味のある学生はぜひ来てください!本当に楽しいですよ!

Q 高校生にメッセージをお願いします。

古民家再生プロジェクトに参加をしている学生を発見!!

建築学科4年 守本 怜矢さん 大学院システム工学研究科2年 桧垣 政宏さん

Q 古民家再生プロジェクトの面白いところを教えてください。

A 100年以上も前の建物の構造を実際に壊したり、作ったりできるので非常に興味深いです。 A 切り出した木を柱として利用したり燻した煙で柱の強度が増すなど面白いハッケンがたくさんあります。

Q 自然の中で学ぶことについて。 Q 将来の夢を教えてください。

A 地域の方々と交流できたり豊かな自然に触れることもできるのでとても気持ちよくリフレッシュできます。 A 建築物を含めモノを作る仕事をしたいです。誰が何に使うというイメージを膨らませながら実践的に役立つモノを作りたいですね。

Q 高校生にメッセージを

A 現在、私が近大工学部に入学して6年目ですが毎日興味深く学ぶことができています。建築に興味のある高校生は、ぜひ、近大工学部に来てください。いろんな分野の先生がいて、建築を学ぶ楽しさが詰まっています。