工学部の取り組み
目標到達型教育プログラム
JABEE
国際性を身につけた技術者育成をめざす
グローバル化が進む現代は、多くの場面で国際性が求められ、技術の世界においても、真の国際性を身につけたコミュニケーション能力のある技術者が必要とされています。
工学部では、こうしたニーズに応えるべく、JABEE認定(技術者を育成するプログラムとしての審査・認定)の教育プログラムに取り組んでいます。
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POINT1:プログラムを公平に評価する認定制度
大学など高等教育機関で実施されている教育プログラムが、社会の要求水準を満たしたものであるか否かを第三者機関であるJABEE(Japan Accreditation Board for Engineering Education/日本技術者教育認定機構)が公平に評価、認定を行う、教育プログラムの認定制度です。
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POINT2:国際的に認められた教育プログラム
2005年、JABEEは国際的技術者教育認定機関である「ワシントン・アコード(WA)」へ正式加盟。これによりJABEE認定教育プログラムの修了生は、各加盟国においても、優れた技術者として認定されることとなりました。
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POINT3:確かな実力と自信が得られる
技術系に偏らないバランスのとれた教育プログラムであること、科目別に具体的な到達目標が設定され、学ぶたびに確かな能力と自信が得られること、世界を意識した自己表現能力(語学力・プレゼンテーション能力・ディベート能力など)の育成などが、JABEE認定教育プログラムの特徴です。
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POINT4:資格取得、就職・進学の強い味方に
この教育プログラムを修了することにより、技術士第一次試験が免除され、修習技術者資格を取得することができます。また、質の高い技術者教育プログラムを修了したことが証明されるので、就職や進学の力強い味方となります。
- 技術士第一次試験免除対象者:プログラム認定期間中に卒業した修了生
PDCAサイクルによる、継続的な講義改善を実施
PLAN
良質な講義計画をたてる
DO
講義計画に沿った講義の実施および成果を評価する
CHECK
その評価が学習・教育目標に達しているかどうか、またその講義が計画に沿っているかどうかを点検する
ACTION
目標に到達していない点を調べ、講義改善を行う
近畿大学工学部のJABEE認定教育プログラム
学科・コース | 認定・認定継続状況 |
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化学生命工学科/化学・生命工学コース | 2024年度中に認定継続審査を受審予定 |
機械工学科 | |
情報学科/情報システムコース | |
建築学科 |
FD研修会
工学部では質の高い技術者教育プログラムを提供するために、教育改善システム委員会(工学部全体)の下、教育推進センター FD活動推進部門において、様々なFD活動(Faculty Development)を日常的に推進しています。 その一つに工学部全教員が参加するFD研修会があります。
FD研修会では
- ”授業目標・現状と評価・課題と改善”の実践レポートなどを持ち寄った討論。
- 技術者教育プログラムが外部評価(JABEE:技術者教育認定機構)を受けるための準備状況。
- 授業や教育方法の改善・教育改革に関する特別講演。
などが実施されています。
過年度実績
- 2023年度
- 2022年度
- 2021年度
- 2020年度
- 2019年度
- 2018年度
- 2017年度
- 2016年度
- 2015年度
- 2014年度
- 2013年度
- 2012年度
- 2011年度
- 2010年度
- 2009年度
- 2008年度
- 2007年度
- 2006年度
- 2005年度