卒業生インタビュー

化学生命工学科

株式会社サタケ
広島本社 設計部勤務

設計部

正岡 優真さん

2020年 化学生命工学科卒業
愛媛県立今治西高校出身

学ぶ姿勢が後押ししてくれた
設計という新しい分野への挑戦

精米機などの、食品加工機械やプラント設備を手掛けるサタケの設計部に所属しています。収穫したお米が食卓に届くまでには乾燥や籾摺り、選別、精米などのいくつかの工程があり、その中でさまざまな機械が活躍します。そうした複数の機械を組み合わせて一連の流れを生み出す設計を担当しています。大学での専攻は食品でしたが、もともと学ぶことが好きで専攻以外の分野も積極的に勉強しました。今の会社には食文化の向上に貢献したいと思って応募しましたが、お声掛けいただいた部署は専門外の設計。工業英語能力検定での受賞経験など、幅広く学んだことが評価につながったのかもしれません。CADを使った製図や設計をしたことがない未経験からのスタートで苦労することも多いですが、先輩や他部署との交流で知識が増え、新たな発見や責任感のある仕事に日々やりがいを感じています。

正岡 優真さん

※インタビュ-内容は2021年度取材時のものです。

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機械工学科

東芝プラントシステム(株)
産業システム事業部総合設備技術部勤務

設備グループ

妹尾 匠朗さん

2013年 機械工学科卒業 2015年 大学院システム工学研究科修了
広島県・近畿大学附属福山高校出身(現:近畿大学附属広島高校福山校)

専門的な知識を現場で深めながら
海外でも評価される実績を築く

産業・社会を支える基盤づくりに貢献する東芝プラントシステムで、現在は、国内外の製造プラント建設のプロジェクトに入り、積算、配管や機械などの設計業務を行っています。私が担当しているのは、製造プラントの建設から、プラントに付帯する発電所建設まで大規模な設備が多く、設計はもちろんのこと、プロジェクトの工程作成や協力会社との調整など広範囲に渡ります。大規模な設備ですので、当然扱う金額も高額で、完成後はグーグルマップでも確認できるスケールになります。小さなミスであっても影響が大きいことから、常に緊張感を持っており、そうした仕事に携わることで責任も重いですが、達成感を得ることができます。学生時代に学んだ流体工学の知識は配管・プラントに直結し、就職活動での説得力にもなりました。研究や自動車部での経験など、充実した近大の6年間に感謝しています。

妹尾 匠朗さん

※インタビュ-内容は2018年度取材時のものです。

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ロボティクス学科

マツダ(株)車両開発本部
NVH性能開発部勤務

第一NVH開発グループ

河田 真一さん

2016年 知能機械工学科(現:ロボティクス学科)卒業
広島県立安芸府中高校出身

希望をかなえた就職支援に感謝
開発・品質・海外と夢も広がる

マツダの車両性能で大きな要素となるNVHは、騒音・振動・乗り心地を意味するもので、私はエンジンの振動によって発生する音・振動の開発を担当するグループに所属しています。エンジンから発生する音をどの程度まで抑えるか、乗員の理想的な感覚などを検証。例えばエンジンをかけた時、音がゼロだと運転手はエンジンが正常にかかったか不安に感じます。逆に、ギアがかみ合った時の耳につくような音は不快となります。必要・不要を見極めた開発が求められ、社内で関わる部門も幅広く、音・振動の役割と面白みを知りました。大学時代の研究は自動車と直結しており、研究時に身につけた自動車工学等の知識が大いに役立っています。就職後も専門性を発揮できる実力を身につけることができ、充実した4年間でした。

河田 真一さん

※所属・インタビュ-内容は2018年度取材時のものです。

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電子情報工学科

(株)エネルギア・コミュニケーションズ
ソリューション技術本部

サービスオペレーションセンター
ネットワーク監視運用チーム

本西 史弥さん

2013年 電子情報工学科卒業
広島県立安芸南高校出身

今後はAI技術で業務も効率化
通信知識を蓄積した活躍が目標

法人のお客様に利用いただいている通信サービスの監視と障害が発生した場合の対応などに携わっています。当直の業務も経験しましたが、現在は日勤となり、当直担当の支援に当たっています。当直担当が使用するシステムの整備や、当直対応のフロー整備などが主な業務となります。当直が抱える問題を解消した時や、設定した目標対応時間短縮などを達成した時には、仕事のやりがいを実感。甚大な被害が発生した豪雨災害では、通信インフラの復旧にチーム一体で取り組んだのも、印象深い出来事でした。当社はインターンシップからの関わりで志望、大学で得た基礎の学びや就活講座の面接指導が役に立ちました。社会とつながるアルバイトなど、経験の多い学生時代を過ごしてください。

本西 史弥さん

※インタビュ-内容は2018年度取材時のものです。

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情報学科

富士通(株)
デジタルインフラサービスビジネスグループ
第二マネージドインフラサービス事業本部勤務

事業推進統括部 戦略企画部

高沖 陽子さん

2012年 情報システム工学科(現:情報学科)卒業
広島県立賀茂北高校出身

社内で貢献するシステム開発に
自分自身の実力も高めて挑戦

さまざまな現場で活躍する当社のシステムエンジニアを支援するのが仕事です。例えば今後に必要となる技術を調査・検証して、多忙な社員にいち早く提供したり、社内の運用で負担となる部分を効率・自動化するシステムづくりを担当しています。入社当時はお客様の要望を聞きながら基幹システムを構築していましたが、現在はそうした社員をサポートする立場に異動しました。社内開発であっても成果や実績を残し、会社に貢献できるよう意識しています。私たちのチームが開発した、WEB上に付箋を貼り付けられるシステムは全国の富士通で評価・採用されています。近大で学んだ基礎が活きていることを日々実感しており、学業・就職活動を手厚く支援してくださった先生方に感謝しています。

高沖 陽子さん

※所属・インタビュ-内容は2018年度取材時のものです。

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建築学科

三井住友建設(株)東京建築支店勤務

設備部 第二グループ

竹鼻 彩さん

2015年 建築学科卒業
長野県・上田西高校出身

設計と施工現場の両方を経験
長く働き続けられる環境で成長

建物の設備、例えば空調や電気などの工事計画や進捗を確認する仕事を担当しています。現在は銀座に建設中の事務所ビル現場に常駐し、完成までの設備工事を管理する業務に当たっています。こうした現場は二か所目になりますが、建物の規模や目的で設備も異なり、幅広い経験を積んでいます。完成時の達成感、受電送電をして照明が点灯したときや設備機器が動き出す瞬間は感動ですね。入社後は設備関係の設計と施工を二年間ずつ経験、現場で協力会社と打ち合わせ、指示を出す役割も今は担っています。大学時代から大規模な建物を建設することに携わりたいと建設会社を希望、近大は就職に強く授業のレベルも高いと思います。当社は若手社員でも責任のある仕事を任せる伝統があり、私も長く働き続けながら貢献したいと願っています。

竹鼻 彩さん

※インタビュ-内容は2018年度取材時のものです。

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