教員紹介

村上 大樹
村上 大樹
講師
所属 産業理工学部 生物環境化学科
学位 博士(理学)
専門 機能材料分析
ジャンル 科学・技術/化学
コメント 生体親和性高分子をはじめとする様々な機能材料の機能発現メカニズムに関する研究を、分析化学を中心に行っています。
リサーチマップ https://researchmap.jp/daikimurakami

研究概要

学歴/経歴

学歴

  • 2006年4月 - 2009年3月
    九州大学大学院 理学府、博士後期課程
  • 2004年4月 - 2006年3月
    九州大学大学院 理学府
  • 2000年4月 - 2004年3月
    九州大学 理学部化学科

経歴

  • 2022年4月 - 現在
    近畿大学 産業理工学部 講師
  • 2015年4月 - 2022年3月
    九州大学 先導物質化学研究所 助教
  • 2014年6月 - 2015年3月
    佐賀県立九州シンクロトロン研究センター 研究員
  • 2010年4月 - 2014年6月
    科学技術振興機構ERATOプロジェクト 研究員
  • 2009年4月 - 2010年3月
    九州大学(日本学術振興会PD) 研究員

研究活動情報

研究分野

  • ライフサイエンス, 生体材料学
  • ナノテク・材料, 薄膜、表面界面物性

研究キーワード

物理化学, バイオマテリアル, 高分子化学, 界面化学

論文

  1. Detailed dynamical features of the slow hydration water in the vicinity of poly(ethylene oxide) chains
    T. Kikuchi; T. Tominaga; D. Murakami; N. R. de Souza; M. Tanaka; H. Seto
    The Journal of Chemical Physics  160  (6)  2024年2月8日 
  2. Altering the bio-inert properties of surfaces by fluorinated copolymers of mPEGMA
    Ryohei Koguchi; Katja Jankova; Yukiko Tanaka; Aki Yamamoto; Daiki Murakami; Qizhi Yang; Bruno Ameduri; Masaru Tanaka
    Biomaterials Advances  153  213573-213573  2023年10月  [査読有り]
  3. Cell Adhesion Strength Indicates the Antithrombogenicity of Poly(2-Methoxyethyl Acrylate) (PMEA): Potential Candidate for Artificial Small-Diameter Blood Vessel
    MD AZIZUL HAQUE; Daiki Murakami; Masaru Tanaka
    Surfaces  5  (3)  365-382  2022年7月  [査読有り] [招待有り]

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講演・口頭発表等

  1. 生体親和性高分子の相分離に伴う水和プロセスの解明 , 村上大樹; 山添康介; 西村慎之介; 倉橋直也; 上田智也; 宮脇淳; 池本由佳; 田中賢; 原田慈久 , 第70回高分子討論会 , 2021年9月
  2. 生体親和性高分子の界面構造と機能相関 , 村上大樹 , 高分子学会九州支部・夏の講演会 , 2021年7月
  3. 周波数変調型AFMによる生体親和性高分子/水界面の斥力層の観察 , 村上大樹; 西村慎之介; 田中有希子; 田中賢 , 第70回高分子学会年次大会 , 2021年5月

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MISC

  1. 双性イオン型ペプチドからなる自己組織化単分子膜の抗付着性の発現メカニズム , CHANG Ryongsok; 関根泰斗; 柏崎亜樹; 村上大樹; 田中賢; 林智広; 林智広 , 応用物理学会秋季学術講演会講演予稿集(CD-ROM) , 80th , 2019年
  2. 単成分ホモポリマーブラシの二次元ミクロ相分離現象 , 乗添 祐樹; 村上 大樹; 檜垣 勇次; 陣内 浩司; 高原 淳 , 日本物理学会講演概要集 , 72 , 0 , 3215 , 3215 , 2017年
    概要:<p>分子シミュレーションにより、平板に均一にグラフトされた単成分均一鎖の高分子ブラシの構造を議論する。この系のパラメータが、高分子バルク溶液の相図でのバイノーダル線内側に相当する場合、系は多様な2次元ミクロ相分離構造を示す。</p>
  3. 透析膜update-生体適合性からみた評価法と特性 I 総論(2)生体適合性材料の設計概念 , 田中賢; 小林慎吾; 村上大樹; 荒津史裕; 干場隆志; 福島和樹 , 臨床透析 , 32 , 5 , 2016年

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産業財産権

  1. ポリマーブラシ , 高原 淳, 陣内 浩司, 村上 大樹, 乗添 祐樹

受賞

  1. 2019年7月, Asia Pacific Society for Materials Research Annual Meeting Award
  2. 2018年12月, 第28回日本MRS年次大会, 奨励賞

共同研究・競争的資金等の研究課題

  1. 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(A), 血中循環がん細胞のラベルフリー分離・回収技術の創製 , 九州大学
  2. 日本学術振興会, 科学研究費補助金(基盤研究C), ナノプレートモデルを基盤とした界面ミクロ相分離の新理論モデルの構築
  3. 公益財団法人 旭硝子財団, 研究助成, 抗血栓性材料モデルとしての密度制御高分子ブラシの創製と水和構造解析 , 九州大学

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