短期大学部長挨拶
みなさんが近畿大学短期大学部を選択する理由は何でしょうか?
「短期大学部でこんなことを学んでみたい」とか「こんな勉強をしたい」という人、「学業とアルバイトを両立したい」または「クラブ活動やサークル活動と学業を両立したい」という人、「資格を取得したい」「4年制大学へ編入したい」という人、そこには様々な理由があると思います。その一人ひとりのニーズに合わせて、我々近畿大学短期大学部では柔軟なサポート体制を整えています。
短期大学部は大阪府下唯一の商経科(二部)として1950年に創設され、2020年には創立70周年を迎えることができました。短期大学部においては、総合大学のメリットを生かした教育環境の下、ビジネス社会のニーズと将来の進路に応じた3つのコースの設置、少人数のゼミナール教育やアクティブラーニングなど、時代のニーズに対応した実学教育を実践しています。短期大学部で学んだ数多くの卒業生が社会に出て、関西をはじめ、日本全国、さらに海外でも活躍しています。
これからの社会は、さまざまな人たちと協力して課題を解決したり、必要な情報をつなぎ合わせて新しいものを創り出したりするなど、複雑な状況の中でも変化に対応できる柔軟性が求められます。短期大学部で学ぶみなさんには、未来への社会に向けた準備期間という意識をもって、勉学に励んでほしいと思います。
そして、短期大学部での学びを実践していくために、たくさんの失敗をしてください。失敗は人を成長させます。英語では次のような表現があります。
「So, fail early, fail often, fail forward!!」
「だから、早く失敗しよう、たくさん失敗しよう、前向きに失敗しよう」
失敗なくして成長はありません。失敗から学び、「前へ、前へ」と進んでいってほしいと思います。
近畿大学短期大学部での2年間は、次のステージを進むためのステップです。失敗も成功も経験値です。ここで得た経験値を糧にして、これから社会で活躍するための知恵を磨き上げてください。我々短期大学部教職員一同は、全力でみなさんをサポートします。
- 稲葉 浩幸
- HIROYUKI INABA
- 短期大学部長