大学院教育の特色

理学、工学の先端的基礎研究から産業、
バイオサイエンス、環境分野、モノづくりの応用研究まで
幅広く社会に寄与する研究活動を行っています。

総合理工学研究科は理学専攻、物質系工学専攻、メカニックス系工学専攻、エレクトロニクス系工学専攻、環境系工学専攻、建築デザイン専攻、東大阪モノづくり専攻の7専攻から構成され、幅広い研究領減をカバーしていることが本研究科の特色です。
優れた研究成果に基づく先進的教育を通じて、知の創造と産業の発展と福祉に貢献することを理念とします。
また、次世代のバイオマス燃料として注目されるバイオコークスの研究開発、太陽光利用促進のためのエネルギーベストミックス研究など、基礎から応用面にわたって高度な専門的研究を行っています。

独創性あふれる7つの専攻による高度専門職業人の育成。
国内外との共同研究、民・官との連携により、
最先端分野の研究に挑みます。

学際的研究-幅広い視野と柔軟な思考能力の養成-

教員や仲間と一緒に試行錯誤しながら、さまざまな課題の解決に取り組んでいきます。早い時期から実験・ 実習の進め方や考え方などを学び、専門研究の準備を整えます。

思考能力の養成

豊富な競争的研究資金のもと理想的な研究環境

大学院総合理工学研究科には、ネイチャー論文など世界的な研究業績をもつ人材や、国家規模のプロジェクトにかかわる人材など、多彩な研究者が揃っています。2013年度は研究科全体で科学研究費補助金71件、その他の外部資金として、戦略的創造研究推進事業(CREST)1件、同(さきがけ)2件、同(先導的物質変換領域)1件、戦略的研究基盤形成支援事業(地域に根ざした研究「金型プロジェクト」)1件、化学物質リスク研究事業1件が採択されるなど、先端的研究成果に触れる理想的な環境の下、マンツーマンに近い体制で直接指導を行い、独創的で国際的視野をもつ人材を育成します。

研究環境

開かれた大学院 − 地域・産官学連携 近畿大学大学院理系6研究科の協力

「実学教育」を建学の精神として掲げる本学にあって、総合理工学研究科は2012年度民間企業からの受託研究総数が40件に及びます。研究設備を地元産業界や自治体との共同研究に開放するほか、産官学技術交流会、研究成果公開発表会の開催など、積極的な研究交流活動を行っています。2008年には「東大阪モノづくりイノベーションプログラム」として文部科学省の大学院教育改革支援プログラム(大学院GP)に採択されました。2009年、2013年にはキャンパスをまたがる理系6研究科の大学院生が集う「院生サミット」を企画・開催し学内交流も深めています。

産学連携