教員・研究者紹介
- 崔 軍
- 教授
所属 |
工学部 建築学科 システム工学研究科 |
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学位 | 博士(工学) |
専門 | 建築環境工学、建築設備工学 |
ジャンル | 文化/現代建築 |
コメント | 主に室内の熱環境や空調システムのシミュレーションについて研究しています。特に、自然冷暖房や放射冷暖房の快適性・省エネ性、空調システムシミュレーション、空調負荷計算についてです。 |
リサーチマップ | https://researchmap.jp/read0193431 |
高校生の方へ 研究室紹介
自然環境に配慮した、快適な室内空間を省エネ手法で創造。
自然環境をうまく利用しながら、快適な室内空間を作り出すことについて研究。人体、建物、空調機器を含めた空調システムの計算モデルも構築。
研究活動情報
研究分野
- 社会基盤(土木・建築・防災), 建築環境、建築設備
研究キーワード
放射冷暖房、24時間全館空調、空調負荷計算、地中熱利用, Building Services
論文
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蓄熱体としての空洞コンクリートブロックの有効性に関する実験的検証 第2報―冷房時の蓄放熱効果について
崔 軍
空気調和・衛生工学会論文集 48 (316) 25-32 2023年7月 [査読有り] -
蓄熱体としての空洞コンクリートブロックの有効性に関する実験的検証、第1報―暖房時の蓄放熱効果について
崔 軍
空気調和・衛生工学会論文集 47 (305) 55-62 2022年8月 [査読有り] -
長期実測に基づいた温暖地域における戸建住宅の24時間全館空調システムの実験検証
崔 軍; 市川尚紀
日本建築学会技術報告集 22 (51) 631-839 2016年6月 [査読有り]
講演・口頭発表等
- 戸建住宅における地中熱利用システムの最適運用に関する研究 その2 真夏日埋設雨水タンクの水温回復状況について , 趙振強; 崔軍; 市川尚紀; 吉谷公江 , 日本建築学会大会 , 2020年9月
- 24時間全館空調システムを有する戸建住宅の電力消費量と電気料金に関する実測調査 その6 顕熱蓄熱材と潜熱蓄熱材を併用した戸建住宅の室内温熱環境 , 崔軍 , 日本建築学会大会 , 2020年9月
- 戸建住宅における地中熱利用システムの最適運用に関する研究 その1 システム概要と夏期実験 , 趙振強; 崔軍; 市川尚紀; 吉谷公江 , 日本建築学会中国支部研究発表会 , 2020年3月
MISC
- 廃線トンネル内の熱環境に関する長期測定、-その2 廃線トンネルの屋外・半屋外空間の活用可能性について- , 竹平顕敏; 崔軍 , 近畿大学工学部研究報告 , 56 , 5 , 10 , 2023年2月
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〈平成28年度活動報告〉建築環境研究センター活動報告
, 崔 軍; 市川 尚紀; 松本 慎也; 寺井 雅和 , 近畿大学次世代基盤技術研究所報告 = Annual Report of Fundamental Technology for Next Generation Research Institute, Kindai University , 8 , 33 , 36 , 2017年6月
概要:1. センター活動 -
既製ドラム缶を利用した地中熱自然冷房システムにおける雨水タンクの持続性の実験研究
, 市川 尚紀; 崔 軍 , 近畿大学次世代基盤技術研究所報告 = Annual report of Research Institute of Fundamental Technology for Next Generation, Kindai University , 8 , 83 , 88 , 2017年
概要:We experimented about the sustainability of rainwater tank using natural cooling system by underground heat with ready-made drums in a wooden experimental house. Before the experiment, we enlarged the experimental space bigger than before. Then we considered the sustainability of rainwater tank. The result is as follows. First, the room temperature maintained from 24 to 30.5 degrees for five days and a half day. Then the range of PMV score was -2.0 to +1.5. Next, the rainwater of a tank was used till it rose to 25 degrees, then cooled to the first temperature in about 3.5 days by underground heat. In addition, we can use a rainwater tank during about 1.5 days when the temperature is over 30 degrees. Therefore, we can cool 18 pieces of tatami space if there are four rainwater tanks.Ⅲ.論文集
受賞
- 空気調和・衛生工学会「SHASE技術フェロー」
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 既製ドラム缶を活用した太陽熱・雨水・地中熱による自然冷暖房システムの開発 , 近畿大学
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 居住者の温冷感を考慮した空調負荷計算法の実験検証 , 近畿大学
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 居住者の温冷感を考慮した空調負荷計算法の開発 , 近畿大学