教員・研究者紹介

小川 智弘

小川 智弘
講師
所属 工学部 化学生命工学科
工学部 教育推進センター
次世代基盤技術研究所
学位 博士(理学)
専門 生物学
ジャンル 科学・技術/遺伝子・DNA技術
コメント 肝臓の病気に関心を持ち、その病気の機構や治療法を動物や細胞を使って研究をしています。現在は、近年患者が増加している非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)に関する基礎研究を行っている。
リサーチマップ https://researchmap.jp/read0088739

高校生の方へ 研究室紹介

最先端のバイオテクノロジーを学び、専門性の高い理科教員・技術者を育成する。

細胞や疾患動物を使って肝臓の病気に関する研究を行っている。また、理科教材として有効なアプリケーションの開発や植物の細胞融合などの研究にも取り組んでいる。

学歴/経歴

学歴

  • 2002年4月 - 2006年9月
    広島大学大学院 理学研究科
  • 2000年4月 - 2002年3月
    広島大学大学院 理学研究科
  • - 2002年
    広島大学 Graduate School, Division of Natural Science
  • 1996年4月 - 2000年3月
    広島大学 理学部
  • - 2000年
    広島大学 Faculty of Science

経歴

  • 2014年4月 - 現在
    近畿大学 工学部 講師
  • 2016年9月 - 2017年8月
    University of Southern California Department of Pathology
  • 2011年4月 - 2014年3月
    近畿大学 工学部 助教
  • 2008年10月 - 2011年3月
    ウイルス肝炎研究財団 リサーチ・レジデント
  • 2006年11月 - 2008年9月
    大阪市立大学 医学研究科 博士研究員
  • 2003年9月 - 2006年10月
    広島大学 原爆放射線医科学研究所 COE研究員

研究活動情報

研究分野

  • ライフサイエンス, 消化器内科学
  • ライフサイエンス, 分子生物学

研究キーワード

肝臓病学, Hepatology

論文

  1. Hepatic Stellate Cell-mediated Increase in CCL5 Chemokine Expression after X-ray Irradiation Determined In Vitro and In Vivo.
    Masataka Taga; Kengo Yoshida; Shiho Yano; Keiko Takahashi; Seishi Kyoizumi; Megumi Sasatani; Keiji Suzuki; Tomohiro Ogawa; Yoichiro Kusunoki; Tatsuaki Tsuruyama
    Radiation research  2024年10月25日  [査読有り]
  2. ほうじ茶に含まれる特徴的な生理活性成分の神経科学的評価
    笹木 哲也; 小川 智弘; 丸谷 誠慶; 山田 康枝
    日本食品化学学会誌  31  (2)  76-83  2024年8月  [査読有り]
  3. The Beneficial Effect of Brazilian Propolis for Liver Damage through Endoplasmic Reticulum Stress
    Tomohiro Ogawa; Takumi Terada
    Biological and Pharmaceutical Bulletin  47  (7)  1265-1274  2024年7月11日  [査読有り]

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講演・口頭発表等

  1. 少人数教員養成課程における理科指導法の取り組みとその成果 , 小川 智弘 , 日本生物教育学会第108回全国大会 , 2024年1月7日
  2. スポーツ能力の優れた生徒に対する生物教材の作成と授業実践による評価 , 小川智弘; 大畠虎太郎; 杉山祐介 , 日本生物教育学会第107回全国大会 , 2023年3月
  3. Cytokine expression and genomic damage analyses after in vitro X-irradiation of primary hepatic stellate cells isolated from 1-week-old mice , Masataka Taga; Kengo Yoshida; Seishi Kyoizumi; Naohiro Kato; Megumi Sasatani; Keiji Suzuki; Tomohiro Ogawa; Yoichiro Kusunoki , 日本放射線影響学会第64回大会 , 2021年9月

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MISC

  1. CHANGES IN SEQUENCES OF CORE REGION, ISDR AND IRRDR OF THE HCV GENOTYPE 1 DURING AND AFTER INTERFERON ALPHA AND RIBAVIRIN THERAPY, AND EFFICACY OF RETREATMENT , Ritsuzo Kozuka; Masaru Enomoto; Tomohiro Ogawa; Mika Nakaya; Atsushi Hagihara; Hideki Fujii; Sawako Kobayashi; Shuji Iwai; Hiroyasu Morikawa; Akihiro Tamori; Norifumi Kawada , HEPATOLOGY , 54 , 840A , 841A , 2011年10月
  2. INDICATION OF THE ACTIVATION OF STELLATE CELLS AND THE PROGRESSION OF LIVER FIBROSIS BY MICRORNA-222 , Masaru Enomoto; Tomohiro Ogawa; Masashi Iizuka; Hideki Fujii; Akihiro Tamori; Katsutoshi Yoshizato; Kazuo Ikeda; Norifumi Kawada , HEPATOLOGY , 54 , 743A , 744A , 2011年10月
  3. Prevention of liver fibrosis in rodents by iron deficient diet , Tomohiro Ogawa; Kohji Otogawa; Norifumi Kawada , JOURNAL OF GASTROENTEROLOGY AND HEPATOLOGY , 22 , A236 , A236 , 2007年10月

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産業財産権

  1. 肝線維症の存在及び/又は肝線維症の重症度の判定方法、判定マーカー、判定用キット、肝線維症の治療の効果予測方法、効果予測マーカー、並びに効果予測用キット , 河田則文, 小川 智弘, 榎本大
  2. 脂肪組織画像表示装置 , 堀中博道, 小川 智弘, 森川浩安

共同研究・競争的資金等の研究課題

  1. 科学研究費 若手研究(B), 肝線維化部位に集積する筋線維芽細胞による線維形成の分子機構に関する基礎的研究
  2. 科学研究費 挑戦的萌芽研究, 癌発生におけるサイトグロビン発現間葉系細胞の関与
  3. 科学研究費 若手研究(B), 星細胞を標的としたマイクロRNAの強制発現による線維化治療法の開発

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