教員紹介
- 田中 賢二
- 教授
所属 |
産業理工学部 生物環境化学科 産業理工学研究科 |
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学位 | 博士(農学) |
専門 | 微生物工学、応用微生物学 |
ジャンル | 環境/生物・動植物 |
コメント | 新たな微生物を発見してその能力を解き明かし、CO₂削減やグリーンプラスチック、プロバイオティクス乳酸菌、資源管理型漁業など産業や医薬、環境保全に利用する方法を研究しています。 |
リサーチマップ | https://researchmap.jp/read0172326 |
学歴/経歴
学歴
- 1989年4月 - 1991年3月
九州大学大学院 農学研究科 - - 1991年
九州大学 Graduate School, Division of Agriculture - 1983年4月 - 1987年3月
九州大学 農学部 - - 1987年
九州大学 Faculty of Agriculture - 1979年4月 - 1982年3月
福岡県立嘉穂高等学校 - 九州大学大学院 農学研究科
経歴
-
2022年9月
近畿大学産業理工学部 学部長補佐 -
2007年4月 - 2008年3月
近畿大学産業理工学部 生物環境化学科 准教授 -
2004年4月 - 2007年3月
近畿大学産業理工学部 生物環境化学科 助教授 -
2000年4月 - 2002年3月
近畿大学九州工学部 生物環境化学科 講師 -
1991年 - 1999年
Research associate, -
九州大学 大学院農学研究院 -
Dept of Food Science & Technology,
研究活動情報
研究分野
- ライフサイエンス, 食品科学
- ライフサイエンス, 応用生物化学
- ものづくり技術(機械・電気電子・化学工学), バイオ機能応用、バイオプロセス工学
研究キーワード
海洋分解性プラスチック, PHBH, Cupriavidus necator, Ideonella, CO2固定, 乳酸菌, 高密度培養, 乳酸発酵, ワムシ, ポリヒドロキシ酪酸, Ralstonia eutropha, グリーンプラスチック, 水素酸化細菌, Biochemical Engineering, Applied microbiology・Applied biochemistry
論文
-
Production of Poly(3-hydroxybutyrate-co-3-hydroxyhexanoate) from CO2 via pH-Stat Jar Cultivation of an Engineered Hydrogen-Oxidizing Bacterium Cupriavidus necator
Kenji Tanaka; Izumi Orita; Toshiaki Fukui
Bioengineering 10 (11) 2023年11月10日 [査読有り] -
Novel multicellular prokaryote discovered next to an underground stream
Kouhei Mizuno; Mais Maree; Toshihiko Nagamura; Akihiro Koga; Satoru Hirayama; Soichi Furukawa; Kenji Tanaka; Kazuya Morikawa
eLife 11 2022年10月11日 [査読有り] -
Biosynthesis of Poly(3-hydroxybutyrate-co-3-hydroxyhexanoate) from CO2 by a Recombinant Cupriavidusnecator
Kenji Tanaka; Kazumasa Yoshida; Izumi Orita; Toshiaki Fukui
Bioengineering 8 (11) 179-179 2021年11月7日 [査読有り] [招待有り]
書籍等出版物
- 微生物産生ポリエステルの基礎と応用 ~ 生合成、基礎物性、高次構造、成形加工、生分解性、応用展開まで ~ , 福居俊昭; 田中賢二 , 二酸化炭素からのPHA生合成 , 二酸化炭素からのPHA生合成 , (株)シーエムシー・リサーチ , 2023年11月
- CO2の有効利用技術の開発 , 田中賢二; 福居俊詔 , 第5章第5節 水素酸化細菌によるCO2 原料での生分解性ポリエステル共重合体の生産 , 第5章第5節 水素酸化細菌によるCO2 原料での生分解性ポリエステル共重合体の生産 , 技術情報協会 , 2023年7月
- 脱石油に向けたCO2資源化技術 ―化学的・生物学的利用法を中心に- , 田中賢二; 福居 俊昭 , 遺伝子組換え水素酸化細菌によるCO2からの共重合ポリエステルの生合成. pp. 323-330 , 遺伝子組換え水素酸化細菌によるCO2からの共重合ポリエステルの生合成. pp. 323-330 , シーエムシー出版 , 2020年7月
講演・口頭発表等
- 乳酸ベースバイオプラスチックを合成するCupriavidus necatorの分子育種 , 石川鈴恵; 板倉真優; 田中賢二; 田口精一; 松崎弘美 , 第61回化学関連支部合同九州大会 , 2024年6月29日
- 組換え水素細菌を用いたCO2からの海洋分解性プラスチック素材の高濃度生産 , 平田昂大; 福居俊昭; 田中賢二; 折田和泉 , 第61回化学関連支部合同九州大会 , 2024年6月29日
- 水素酸化細菌の独立栄養条件でのジャー培養における発泡要因 , 田中 賢二; 鈴木 慎一郎 , 日本農芸化学会2024年度大会 , 2024年3月25日
MISC
- 乳酸ベースポリマーを生合成するCupriavidus necatorの分子育種 , 板倉真優; 宮原しろ沙; 岡本沙樹; 田中賢二; 田口精一; 松崎弘美; 松崎弘美 , 日本農芸化学会大会講演要旨集(Web) , 2023 , 2023年
- 組換えCupriavidus necatorによる乳酸ベースバイオプラスチックの生合成 , 板倉真優; 岡本沙樹; 河原あい; 田中賢二; 田口精一; 松崎弘美; 松崎弘美 , 日本農芸化学会大会講演要旨集(Web) , 2022 , 2022年
- Cupriavidus necatorを宿主とした乳酸ベースバイオプラスチックの生合成 , 板倉真優; 宮原しろ沙; 岡本沙樹; 田中賢二; 田口精一; 松崎弘美; 松崎弘美 , 日本農芸化学会西日本支部大会およびシンポジウム講演要旨集 , 2022 , 2022年
産業財産権
- 生分解性ポリエステルの製造方法 , 田中賢二, 福居俊詔, 折田和泉
- 生分解性プラスチックとその製造方法およびその製造装置
- 動物プランクトンの培養方法およびそれを用いた培養装置
受賞
- 2002年, 日本生物工学会, 技術賞
- 1996年, 日本生物工学会, 照井賞
共同研究・競争的資金等の研究課題
- NEDO/株式会社カネカ, グリーンイノベーション基金事業/バイオものづくり技術によるCO2を直接原料としたカーボンリサイクルの推進/有用微生物の開発を加速する微生物等改変プラットフォーム技術の高度化、CO2を原料に物質生産できる微生物等の開発・改良、CO2を原料に物質生産できる微生物等による製造技術等の開発・実証, CO2からの微生物による直接ポリマー生産技術開発 , 近畿大学(再委託)
- NEDO/東京工業大学, ムーンショット型研究開発事業/地球環境再生に向けた持続可能な資源循環を実現, 生分解開始スイッチ機能を有する海洋分解性プラスチックの研究開発 , 近畿大学(再委託)
- 電源開発株式会社若松研究所, 共同研究, 生分解性プラスチック生産に向けた微生物培養技術及び開発計画の検討 , 近畿大学