研究クラスタ
新たな情報価値や情報サービスの創出を担う技術者の養成をめざす

情報学部では、3年前期開始時に「研究クラスタ」に配属されます。研究クラスタは、学部所属の教員が取り組む幅広い研究分野を、研究テーマごとに大きく4つにまとめたものです。学生は3年生進級前に、自身の興味・関心や将来の進路希望などを踏まえて、所属を希望するクラスタを選択します。
3年前期の「情報学応用ゼミナール1」では、クラスタごとに異なる内容に取り組み、それぞれの研究分野に関する基礎知識を身に付けます。後期の「情報学応用ゼミナール2」では、所属するクラスタ内のいずれかの研究室に配属され、より専門的な内容に取り組みます。これらの学びを通じて、4年生の「卒業研究」に向けた基礎を固めていきます。
このように、3年前期に大まかな研究分野を選択し、3年後期にはそのクラスタ内でより専門的な研究分野へ進むことで、学生が自分の適性・興味・関心に合った研究分野を段階的に見つけていく仕組みとしています。
また、3年前期は就職活動を意識し始める重要な時期でもあります。そのため、各クラスタの教員が所属学生に対してきめ細かい指導を行い、研究活動への導入だけでなく、就職活動を円滑に始められるようサポートします。
ネットワークとセキュリティ
安全安心なSociety 5.0を実現するためには、その基盤技術として情報ネットワーク技術とサイバーセキュリティ技術が必要不可欠です。本クラスタでは情報ネットワーク分野とサイバーセキュリティ分野を中心に基礎から応用まで幅広くカバーした研究を行います。例えば、安全で信頼性の高い大規模情報処理基盤やモバイル・分散ネットワークの構築・管理、ネットワーク・セキュリティ分野の学習支援システム開発、故障に強いアルゴリズムの開発などの研究に取り組みます。

インタラクションとエンターテイメント
人と情報システムの新しい関係性を創造する研究を行います。VRやロボットを用いた体験型システム開発、観光・サービス業における自然言語処理、ユーザ中心の情報システム設計、品質保証されたソフトウェア開発など、情報学の技術を活用して人間と社会を豊かにするエンターテイメント・サービス分野の研究を推進します。

AIエンジニアリング
知識処理技術や機械学習、数理的最適化などの手法を用いて、医療や生命科学における課題解決に取り組みます。AIを活用した医用画像処理、脳科学を基盤としたニューラルネットワークの構築、医療行動の支援システムの開発など、健康・医療分野の発展に貢献することを目指します。また、論理・数理モデルを通じてシステムの並列化・最適化も行います。

ヒューマンセンシングと応用情報処理
AI、画像処理、コンピュータビジョン、リモートセンシング、各種センシング技術、およびデータ解析や情報処理技術を活用して、人間の行動や感性、そしてそれを取り巻く環境を理解し、実社会の課題解決に貢献する研究を行います。
具体的には、各種センサから得られるデータや画像・映像情報を用いた人物行動情報の解析、教育現場におけるAIの活用、リモートセンシングによる環境計測など、AIとセンシングを基盤とした幅広い応用研究を展開します。人間を対象とする研究に限らず、環境や社会インフラ、自然現象などを対象とした計測・解析にも取り組み、得られた知見を安全・安心で豊かな社会の実現に役立てることを目指します。
