教員紹介
- 田中 美佐
- 教授
所属 |
短期大学部 商経科 |
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学位 | 文学修士 |
専門 | 中日喫茶文化史 |
ジャンル | 各国事情/中国 |
コメント | 茶や湯(トウ)の文化を研究しています。現在は、陸羽研究を行っており、陶磁器研究にも関心があります。 |
リサーチマップ | https://researchmap.jp/read0176212 |
学歴/経歴
学歴
- - 1987年
関西大学 文学研究科博士課程後期課程 - - 1987年
関西大学 Graduate School, Division of Letters - - 1984年
京都女子大学 文学研究科修士課程 - - 1982年
京都女子大学 Faculty of Literature
経歴
-
2012年4月 - 現在
近畿大学短期大学部 教授
研究活動情報
研究分野
- 人文・社会, アジア史、アフリカ史
- 人文・社会, 日本史
研究キーワード
日本史, 東洋史, Japanese History, Oriental History
論文
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『『茶経』巻中「四之器、盌」と邢州窯白磁:南方人陸羽のアイデンティティーと茶の色映りに関する一見解 付論:茶神に注いだもの
田中 美佐
近畿大学短期大学部短大論集 47 (1) 1-17 2014年12月 [査読有り] -
喫茶の起源と茶の流通に関する一考察
田中 美佐
近畿大学経済学会 7 (1) 813-823 2009年 [査読有り] -
陸羽『茶経』にみえる南方意識とその優位性
田中 美佐
近畿大学短大論集 36 (1) 1-9 2003年 [査読有り]
書籍等出版物
- 『喫茶文化史研究序説』 , 田中 美佐 , 昇洋書房 , 2012年3月
MISC
- 『続茶経』試訳(其七) , 田中美佐; 原田信 , 近畿大学短大論集 第56巻第1号 , 56 , 1 , 1(126) , 37(90) , 2023年12月
- 『続茶経』試訳(其六) , 田中美佐; 原田信 , 近畿大学短大論集 , 55 , 1 , 1(94) , 43(52) , 2022年12月
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『続茶経』試訳(其五)
, 田中, 美佐; 原田, 信 , 近畿大学短大論集 = The Bulletin of Kindai University Junior College Division , 54 , 1 , 58 , 40 , 2021年12月
概要:type:Departmental Bulletin Paper [抄録]中国では、古くより喫茶の風習が広まり、文化として成熟するなかで、茶書が著された。茶書の内容は多岐にわたるが、茶の歴史から産地、栽培、製造、飲用、茶具、効用など、茶に関わる事柄を総合的に記した書物の一つに、清の陸廷燦が著した『続茶経』がある。これは、唐の陸羽が著した最古の茶書『茶経』の続編を標榜し、『茶経』の体例に倣って諸書の記載を輯録、整理したものである。『続茶経』は長期に渡る膨大な記載を収録しており、また、散佚した書物の記載も含まれるなど、茶文化を知る上で欠かすことのできない書物の一つである。しかし、これまで本書が日本語に翻訳されたことはなかった。そこで、後の茶文化研究に資することを目的として、その日本語訳を試みた。なお、紙幅に限りがあるため、本稿では『続茶経』の「四之器」(第二四四条~第三〇四条)を訳出した。[Abstract]Historically, books of tea, consisting of various topics, were written in China, while customs of tea were formed, spread, and matured across the country. Xu Chajing (『續茶經』) written by Lu Tingcan (陸廷燦) in the Qing (清) era is one of them. It includes producing areas, cultivation, production, drinking, utensils, effects concerning tea. It followed Chajing (『茶經』) written by Lu Yu(陸羽) in Tang(唐)era. So it was titled Xu Chajing (『續茶經』)as sequel to Chajing (『茶經』). It contains lots of extracts related to tea, but some of them have been scattered and lost. Therefore, it is valuable literature in the field of studying Chinese tea culture. But it has not been translated into Japanese yet. Our aim is to contribute to the progress of research on Chinese tea culture by showing its translation. In this time, we have translated its sections 244-304 in chapter four(「四之器」)in this trial.
共同研究・競争的資金等の研究課題
- Chinese Pottery
- The Culture of Tea Drinking in China and Japan