国家試験対策

「考えさせる」出題傾向に対応する万全の対策で、 高い合格率を実現

「考えさせる」出題傾向に対応する万全の対策で、 高い合格率を実現

昨今の医師国家試験は、記憶に頼っていては対応することのできない「考えさせる」出題傾向に変化しています。そこで、近畿大学医学部では、テュートリアルやクリニカル・クラークシップなどを通して「問題発見・問題解決型」の教育システムを採用し、自ら問題を見つけ、考え、解決するための能力を伸ばす教育システムを採用しています。こうした能力は、患者さんの症状を把握し、適切な治療計画を立案しなければならない臨床医の仕事にも大いに生かすことができます。

意欲ある学生の集結、
優秀な医師の輩出に向けた充実の教育支援を

梶 博史
HIROSHI KAJI

昨今の医師国家試験では、出題傾向として、医師として必要な主体的な思考力・判断力を問う問題、臨床実習における経験や学習を問う問題が増加しています。近畿大学医学部では、総合大学の強みを生かした薬学部との医療連携プログラムや、学外の連携病院による多彩な実習プログラムなど、独自性のある臨床実習を重点的に行っています。高い医師国家試験合格率の安定維持は、本学の評価につながり、意欲ある学生を集め、優秀な医師を輩出するためにも不可欠です。
国家試験対策の柱として、2019年度以降、①国家試験問題の詳細な分析とそれにもとづいた試験問題の作成、②学業成績の管理・解析、③補講・特別授業のプログラム改善と活用、の3点に重点を置いた仕組みづくりをおこなってきました。さらに、6年間を通じて1対1で指導する「担任制」など、医療人材育成のためのマンパワーと熱意を結集した教育サポート体制を整備しています。一方、時代の趨勢で、総合的なコミュニケーション能力や国際感覚をそなえた医師が求められています。そのため、世界の医療情報を収集・発信できる語学力の習得にも力を入れています。

医師国家試験までの対策プログラムと流れ

5年生

5月 内科BSL必修試験
8月 内科実力テスト
11月 秋合宿(該当者のみ)
チャレンジ模試
1月 総合試験
3月 春合宿(該当者のみ)

6年生

5月 BSL試験
7月 夏合宿(該当者のみ)
8月 国家試験対策講義
総合試験(1)
9月 国家試験対策講義
10月 関西公立私立共通試験
11月 模擬試験
12月 国家試験対策講義
1月 総合試験(2)(該当者のみ)
2月 医師国家試験