学びの特徴

時代を切り開く3専攻 〜多様な社会問題にアプローチ〜

総合社会学部は、新しい時代を切り開く学びの場を目指します。
開設された3専攻から、現代社会が直面するさまざまな問題について多角的にアプローチしていきます。

社会・マスメディア系専攻

マスメディア専攻

現代社会コース

社会の現在と過去を知り、変化し続ける世界の一歩を読み解く

タイ少数民族

タイ少数民族(アカ族)の調査。

ストリートコート調査

ロサンジェルスのストリートコートの調査。

古民家再生

丹波篠山古民家再生プロジェクトの調査。

ゼミ報告

ゼミにて報告。

マスメディアコース

この情報は誰が・なぜ伝えているのか。情報の本質を知り真実を見極める。

インタビュー

インタビューも実施。

ゼミミーティング

ゼミでミーティング中。

映像制作

ゼミでミーティング中。

機器の使用

実際に映像を制作。

社会・マスメディア系専攻について詳しく見る

心理系専攻

心理系専攻

社会を作る人の行動を、心を科学することから解明する

人形の赤ちゃん

人形を使った赤ちゃん接触実験。

発達の観察・支援

子どもの学習や発達の観察・支援。

卒業論文

卒業論文のポスター発表。

ディスカッション

研究についてディスカッション。

実験室での実験

(防音・暗室の)実験室での実験。

心理系専攻について詳しく見る

環境・まちづくり系専攻

環境・まちづくり系専攻

みんなの暮らしが研究対象。身近な課題から社会を変えよう

測量実習

3次元レーザースキャナーを用いた測量実習。

画像処理

衛星データを用いた画像処理。

聴講

年2回のフィールド学習(まちあるき)を実施

ワークショップ

オープンキャンパスでエコ・ワークショップ。

フィールドワーク

「まちあるき」でフィールドワーク。

環境・まちづくり系専攻について詳しく見る

1年次から少人数教育を実践し、
大学での学びを無理なくスタートさせる

総合社会学部では1年次から4年次まで、少人数ゼミを開講しています。
1・2年次から少人数による演習形式の講義を開くことで、入学直後から学生同士、
さらには学生と教員とのコミュニケーションが取りやすい環境を整備。
その中で「大学での学び方」を身につけるとともに、専門分野の基礎についても学びを深めていきます。

少人数教育

基礎ゼミ

3人の専任教員のもと、「大学での学び方」を身につける。

1年次から10~12人の少人数ゼミに所属し、資料の調べ方やレジュメの作り方、
PowerPointの使い方といった「 大学での学び方 」の基礎を習得。
全15コマの講義を3人の専任教員が交代して受け持ちます。

社会・マスメディア系専攻

杉田 環さん

杉田 環さん
大阪府立槻の希高等学校出身

教員との距離も近い少人数だからこそ、
大学生活や将来にも役立つ基礎を深く学べます

マスコミ系の業界に興味があったため、マスメディア業界の第一線で活躍された教員がいる社会・マスメディア系専攻を選択しました。基礎ゼミでは、文献の調べ方や読み方を学ぶことができる他、レポートの書き方や、Power Pointを使った発表も身につけることができます。これらは就職して社会人になってからも、さまざまな場面で役立つと思います。学んだ専門性を生かして、将来は人のためになる仕事がしたいです。

心理系専攻

角田 成美さん

角田 成美さん
大阪府・近畿大学付属高校出身

心理学のさまざまな分野を知り、
意見を交わすことで深まる学び

高校生の時、さまざまな悩みについて、先生に話すことで立ち直れた経験があり、私も誰かの心の支えになる仕事をしたいと思い、心理系専攻を選択しました。それぞれ違った専門分野の講義を受講することで、社会心理、犯罪心理など幅広い分野を学ぶことができます。少人数のグループで研究発表する機会も多く、自分の意見を言えるようになりました。今後は臨床心理の学びを深め、将来に役立てたいです。

総合社会学演習

3専攻の各教員が3コマずつ講義を担当

3専攻の各教員が、入れ替わりで3コマずつ講義を受け持ち、
自分の専門分野について解説を行う少人数ゼミです。
講義を通して、発表やディスカッションする力も養います。

環境・まちづくり系専攻

山本 梨乃さん

山本 梨乃さん
奈良県・奈良市立一条高等学校出身

3つの学問領域で幅広い視野を
持つ力と結びつける力を得る!

3つの学問領域において基礎的な知識の習得とともに、プレゼンテーションやディスカッションの機会も多かったため、テーマや課題について試行錯誤しながら聞き手にわかりやすく伝えることを意識していました。その結果、プレゼンテーションスキルや論理的に考える力を習得することができました。この演習で得たスキルは、今後の社会人として歩むにあたり大きな力になると思います。

環境・まちづくり系専攻

松本 帆都里さん

松本 帆都里さん
奈良県立畝傍高等学校出身

分野ごとに異なる着目点から自分の
観点を積極的にアップデート!

他専攻を含めた幅広い分野の授業を受けることで、研究専門分野ごとに異なる着目点について学ぶことができます。同じ一つの事象について考えるとしても、着目点が変わるだけで見方も大きく変わるということをディスカッションを通して学びました。その結果、自分の観点を積極的にアップデートできるとともに、さまざまな分野から自分が興味を持っている分野を明確化できました。

体験学習

キャンパスを飛び出し、現場で学ぶ「体験学習」

さまざまな街を見て歩く「まちあるき」など、体験型のプログラムを多数開講。
現場に足を運び、自分の五感を使って体感することで、 教科書だけでは学べない“生きた知識”を身につけます。

キャンドル制作教室や謎解きイベントの開催

環境・まちづくり系専攻の学生が、奈良県生駒市にてキャンドル制作教室や謎解きイベントを開催しました。キャンドル制作教室では、生駒市で回収された食用油を用いたキャンドル作りを体験してもらい、楽しみながら「ごみの問題やリサイクル」について学ぶ内容となりました。また、謎解きイベントは、「地球温暖化やエネルギーの無駄遣い」に関する内容をテーマに、教員と学生が企画した「リアル謎解きゲーム」で、親子一緒に楽しめるよう工夫した内容となりました。生駒市と近畿大学とは、2016年4月に「教育や学術などの分野での包括連携協定」を締結しており、これまでもさまざまな取り組みを協働で実施しています。

体験学習-1

体験学習-2

環境・まちづくり系フィールド学習として「まちあるき」イベントを実施

フィールド学習(環境・まちづくり系イベント)として、“人と社会、自然との関係”について学ぶことを目的に、年に2回(春、秋)「まちあるき」を実施。学生自ら企画・準備・運営を手がけ、2019年は岡山県津山市と美作市、滋賀県近江八幡市と大津市などを訪れました。

まちあるき

企画、準備、運営をすべて自分たちで。
この感動と学びをこどもたちに伝えたい。

OBの方も加わり、参加者約100名の団体で実施した「まちあるき」。私が参加したときは1年生が実行委員となり、企画・運営を行いました。学年を問わず意見を交わしながら準備を重ね、現地の下見、バスの手配、まちあるきの誘導などを実践。街並みや街の成り立ちなど、さまざまな見聞を広めることができました。無事に終えることができ、大きな達成感を感じました。将来は、教職をめざしているので「まちあるき」の体験をこどもたちに伝え、社会に興味・関心を持ってもらえるよう、楽しく学んでもらいたいと考えています。

向井 歩さん

向井 歩さん
環境・まちづくり系専攻
和歌山県・近畿大学附属和歌山高校出身