教養・基礎教育部門
基礎から発展へとつながる体系的な教育課程を実現
総合社会学部のカリキュラムでは、本学部独自の「共通教養科目」と「学部共通コア科目」を開講し、
その学びを通して総合社会学部生の土台を形成。
その土台の上に連続して「専門科目」を専攻別に基礎から発展へと編成することで、体系的な教育課程を実現しています。
共通教養科目
総合社会学部独自の教養教育科目を用意。
幅広い知識を習得し、社会人基礎力を磨く。
本学部では、『人間の責務としての教養』を養うため「いのちの尊厳」や「ボランティア論」といった学部独自の教養科目を設定。また、グローバルな視点を養成する「地域性・国際性科目群」について、重点を置いて編成しています。
共通教養科目 | 人間性・社会性科目群 | いのちの尊厳/ボランティア論/ボランティア実習入門/人権と社会1・2/暮らしのなかの憲法/住みよい社会と福祉/芸術鑑賞入門/教養特殊講義A |
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地域性・国際性科目群 | 国際化と異文化理解/ことばと文化/国際社会と日本/世界の貧困と格差/グローバル化と経済/地域と環境の地理学/時事教養/教養特殊講義B | |
課題設定・問題解決科目群 | 近大ゼミ/日本語の技法/思考の技術/データリテラシー入門/情報処理/基礎数学/暮らしのなかの起業入門/キャリアデザイン I・II/教養特殊講義C | |
スポーツ・表現活動科目群 | 生涯スポーツ1・2/健康とスポーツの科学/食生活と健康 | |
学部基礎科目群 | 日本史概論1・2/外国史概論1・2/地誌学概論1・2/社会学概論/政治学概論/国際政治学概論/法律学概論/倫理学概論/哲学概論 |
いのちの尊厳
生きることや死ぬことに関して理論的な理解を深めると同時に、いのちにまつわる最新のトピックスを知り、生老病死の観点から死生観を見つめ直すことが目的です。いのちの大切さ、いのちの輝きを感じ取り、自らの問題として考える力を養っていきます。
ボランティア論
ボランティアの本質は、自発性と社会的な問題提起やその解決にあります。本講義では、ボランティアの動機・理念・思想などについて学習した後、ボランティア活動の手がかりや方法について、さまざまな分野の活動を具体的に紹介しながら検討していきます。
国際化と異文化理解
欧州および東アジア等の生活と文化を共通テーマに取り上げ、それぞれの文化圏に対する異文化理解を目指して比較文化論的観点から展開する講義です。ヨーロッパ圏、アジア圏の各言語の担当者が、それぞれの領域の歴史・思想・文化について講義を進めていきます。
学部共通コア科目
学問分野の枠を越えた総合的な学びで多様な視点を身につける。
どの専攻に所属しても必ず受講する「学部共通コア科目」を設置。大局的な世界と日本、環境と人間の理解を土台に据えることにより、現代社会が直面する問題群への理解が深まります。また、その解決に寄与する多様な視点を養成します。
学部共通コア科目 | 総合社会学演習/総合社会学概論A・B |
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総合社会学概論
数ある学部の中でも総合社会学部は、「文理融合」を目指すユニークな存在です。本講義では、その特徴を生かし、各専攻の学生が必ず他の2専攻の専門分野の基礎を学びます。自分が選んだ専攻の領域を越えて、多彩な知識と多様な考え 方を育てることが狙いです。
外国語科目
現場で生かす外国語力
〜未来をひらく「ことば」を学ぶ〜。
英語に加えて、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語を開講。
身近な話題からアカデミックな内容まで、自らの希望に応じたプログラムを組むことができます。
総合社会学部語学教育の3大理念
- 社会人としての教養とマナーが備わった国際感覚豊かな人材を育てる。
- 国際社会に十分役立つ発信型コミュニケーション能力を身につける。
- 学生一人ひとりの将来のキャリア設計に必要な語学力の習得をめざす。
4年間の学習プログラム
1年次 | 2年次 | 3年次・4年次 | |
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英語 | 週3回の必修授業でしっかりとコミュニケーション能力の基礎固めを行う。 | プレゼンテーション、資格英語試験対策など多様な授業を選択 | 幅広いニーズに対応したさらに発展的な授業を選択 |
プロジェクト英語1・2・3・4/総合英語1・2・3・4/Media English A・B/Current Topics in English A・B・C・D/資格英語1・2・3・4/Study Abroad in the English Speaking World A・B・C・D/Advanced Project English A・B/海外語学研修(英語) | |||
International Studies Program |
2年次の留学準備のクラスがスタート | 後期より1学期間のセメスター留学 | ハイレベルクラスでスキルをステップアップ |
第二外国語 (ドイツ語・フランス語・ 中国語・韓国語) |
英語以外の外国語を学び、グローバルな視野を身につける | コミュニケーション科目を選択することでさらに発展的な力を伸ばす。 | カルチャーセミナーなどを選択し、さらに視野を広げる。 |
ドイツ語総合1・2・3・4/ドイツ語コミュニケーション1・2・3・4/ドイツ語カルチャーセミナーA・B/フランス語総合1・2・3・4/フランス語コミュニケーション1・2・3・4/フランス語カルチャーセミナーA・B/中国語総合1・2・3・4/中国語コミュニケーション1・2・3・4/中国語カルチャーセミナーA・B/海外語学研修(中国語)/韓国語総合1・2・3・4/韓国語コミュニケーション1・2・3・4/韓国語カルチャーセミナーA・B/海外語学研修(韓国語) |
授業外学習 | e-ラーニング・ランゲージハブ・英語村E3[e-cube] |
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「使える!」英語へのさらなる一歩を
英語プログラムでは、話して書ける「使える英語」をめざします。1年次には、週2回の日本人による講義と、週1回のネイティブ教員による講義を受講し、スピーキングとライティングを中心に英語の総合力を身につけます。特にネイティブ教員の講義では、クラス定員を15人以下に絞り、一人ひとりがたくさん話せるようにします。さらに週1回はコンピュータ室(SIS)の最新テクノ ロジーを駆使し、楽しく効果的な学習をサポートしIT力アップもめざします。英語力を集中的に高めるためのInternationalStudiesProgramを設け、2年次後期のセメスター留学をバックアップします。
新しい外国語の学習が、新しい視野を創造していく
ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語という、英語とは異なる言語=第二外国語は、多様化する国際社会の「いま」を見つめるとともに、私たちのことばや文化の「いま」と「未来」を考えるために不可欠な素養といえるで しょう。1年次から積極的に学び、未来を見据える眼差しを育んでいきましょう。同時に、「ことばと文化」「国際化と異文化理解」という講義を受講して、西洋と東洋の言語・文化・思想への関心を深めていきましょう。