教育理念
産業理工学部の教育研究の理念と目的、育成する人材像
近畿大学学園の建学の精神に基づいた産業理工学部は、従来の大学における文科と理科に区別された教育に対する反省から人間主義の工学“(Humanity-Oriented Science and Engineering)”の実践を目指し、自然・技術・人文・社会が調和する文理協働の発想をもった教養ある社会人を育成することを教育理念としています。このため、本学建学の精神である実学教育のもと、技術に偏重せず21世紀が求める文理シナジー的発想とコミュニケーション力を持ったフロンティア人材を育成することを目的にしています。
実社会で活躍できる人材となるためには、専門知識ばかりではなく、社会人としての基礎能力もしっかりと身につけておくことも大切です。そのために産業理工学部では教養・基礎教育部門の共通教養科目として人間性・社会性科目群、地域性・国際性科目群、課題設定・問題解決科目群、スポーツ・表現活動科目群という四つの科目群と外国語科目を開講しています。四つの科目群では幅広い教養科目の他にインターンシップといった体験型の授業があります。外国語科目については英語、中国語、フランス語、スペイン語などのスキルアップのために習熟度別にクラス分けを行い、実践的な教育を行っています。
産業理工学部は、21世紀にふさわしい新たな学びの場として人間力を高めるためのきめ細かな教育を提供し、本当に楽しく、充実した学生生活になるような体制を整えています。