学科長挨拶

 現代社会では電気は日々の生活に欠かせないものです。また、産業をさらに発展させるには機器やシステムをさらに効率よく制御する技術や必要な情報を取得・処理して伝送する技術などの深化が強く求められています。
 電気電子工学科では、実学教育を理念に掲げ、「電気・システム・情報を自在に操る」ことのできる電気・電子・情報通信系エンジニアの育成を目指しています。本学科では、電気を自在に操るために、太陽光発電などの再生可能エネルギーに関する技術や環境にやさしい電力制御技術、電気自動車に不可欠なモータ技術などを学ぶことができます。また、システムや情報を自在に操るために、前者ではシステム制御に不可欠な電子回路技術やロボットの制御技術、各種センサに関する技術などを、後者ではあらゆる物をインターネットでつなぐIoT技術や知的な情報処理を可能とするAI(人工知能)技術、光や無線を用いた通信技術などを修得することができます。さらに、電気、システム、情報は互いに密接に結びついているため、2年次までにそれらに共通する基本技術を学び、その全貌を把握できるように、また、3年次にいずれか一つを選択して専門性を高めることができるようにカリキュラムが工夫されています。

 このような当学科の方針や取り組みは、外部からも高く評価され、近年の就職率はほぼ100%で、卒業生の約60%が東証一部上場企業をはじめとする大手企業に就職し、社会で活躍しています。電気工学、電子工学および情報通信工学に興味があり、本気でがんばろうと思っている人、大歓迎です。ぜひ、当学科で学んでみませんか?

電気電子工学科長

喜屋武 毅
TSUYOSHI KIYAN
教授