情報学科について
情報学科の特色
AI、ビッグデータ、量子コンピュータなど、情報の最先端技術を学び活躍する力を養う
AI、ビッグデータ、量子コンピュータなど最先端のIT技術を実践的に学びます。第4次産業革命を牽引するこれらの情報技術を、1年次から開講している豊富な専門科目を通して修得します。また、膨大なデータから必要な情報を抽出して企業活動などに活用するデータサイエンスや、人間の能力を超えたAIの幅広い活用など、情報エンジニアの活躍の場はますます広がり続けています。さらに情報学科では、WebやCGなどデジタルコンテンツ制作に必要なメディア情報の技術も習得できます。こうした情報化社会に求められる最先端の技術を実践的に学び、活用する能力を養います。
コース紹介
情報エンジニアリングコース
持続可能な社会に貢献するモバイルネットワーク
[スマートネットワーク研究室]
情報エンジニアリングコースでは、インターネットをはじめとする情報通信ネットワーク技術の基礎から応用までを学習しています。そのひとつにスマートフォンなどで頻繁に使われているモバイルネットワークがあります。第6世代移動通信技術(6G)や次世代Wi-Fiなどの新技術が日々研究され、持続可能な社会の実現に向けて重要な役割を担っています。本研究室では、モバイルネットワークの周波数共用技術、モバイルネットワークを活用したIoTシステムの開発、モバイルネットワークに特有なセキュリティ課題への対応などについて研究しています。
メディア情報コース
画像や映像を使った、情報の表現方法とは?
[インタラクティブシステム研究室]
メディア情報コースでは、音楽・画像・映像などのコンテンツの企画・制作から、それらを効果的に伝達するためのWebサイトの制作までを総合的に修得します。本研究室では特に、画像や動画などの視覚メディアを通じた情報の伝達による、人間と人間そして人間とコンピュータ間のより良いインタラクションのあり方を研究しています。具体的には、画像フィルタ、画像認識・情報可視化ソフトウェア、インタラクティブなディスプレイなどの開発に、コンセプトの立案からプロトタイピングまでを通じて取り組んでいます。
データサイエンスコース
データエンジニアリングとしてのAIを活用してさまざまなサービスを提供する
[マルチメディア研究室]
データサイエンスコースは、人間の行動を計測したデータに基づいて人間の知覚・認知のモデル化を行うデータサイエンス研究から、たくさんのデータをAIに学習させることにより各種情報サービスを提供するデータエンジニアリングまで、幅広く学んでいます。データエンジニアリングでは、購入履歴から商品を推薦するサービス、AI対戦型ゲーム、自立走行カー、画像診断、物体検出、画像変換やメディア変換など、多岐にわたるサービスやシステムの開発を行っています。
在学生インタビュー
身につけた技術で社会の利便性を高めたい
駐車場の空き状況が把握できるカメラと超音波センサーを用いた駐車場システムのIoTサービス開発を行っています。駐車場探しによる時間の浪費が解消できれば、社会課題の解決につながるはずです。幅広い技術を駆使するシステムなので、IoTシステム全体の構築プロセスが学べます。
- 横手 一稀さん
- 情報学科 3年
- 長崎県立諫早高校出身
課題を楽しみながらクリアするアプリを開発
「食生活を改善したいけど、モチベーションが上がらずに続かない」という自身の経験からゲーミフィケーションに注目。その技術と、AIによる画像認識で料理を検出し、食習慣改善アプリの作成を行っています。AIに関する知識やプログラミングの技術が身についたので、自分の将来に役立てたいです。
- 古賀 千寛さん
- 情報学科 4年
- 佐賀県立致遠館高校出身
疑問に感じたことを掘り下げていく瞬間が楽しい
きっかけは、フレーミング効果という現象の不思議さに興味を持ったこと。「人によって感じ方が変わるのでは?」と考え、フレーミング効果と共感性に関連があるのかを研究中です。決められたテーマではなく、自分が疑問に感じたことに取り組めるので、大きなやりがいを感じています。
- 千田 一朗さん
- 情報学科 4年
- 広島県・近畿大学附属広島高等学校東広島校出身