心理系専攻について
心理系専攻の特色
人間の心と行動を、いろいろな見方から科学的にとらえる。
心理学は「心の科学」。行動と心的過程を科学的に追求する
表面に現れた人の言動を通して、心の動きや変化(これを心的過程という)を知ろうとする。この行動と心的過程を科学的に研究するのが心理学です。人は「受精-誕生-成長・発達-死」という過程(動物としての進化の過程も含む時間軸)のどこかにいます。時間軸のどこにいても、私たちの周辺には人々がいる空間があります(空間軸)。そして、空間には物理的環境も含まれており、私たちは環境から情報を得たり、環境に働きかけたりしています。心理学は非常に幅広い学問であり、このような時空間的存在である人間の行動や心的過程を研究する基礎領域と、現実場面で生じているさまざまな問題の解決に基礎研究の成果を応用・実践する応用領域に分かれます。
幅広い領域の心理学を学び、科学的な見方、心理学的な考え方を深める。
STUDENT'S VOICE
心理学は心を研究する学問
心の働きから、人や社会を理解する
「心理学ってなんだろう?」という高校時代の素朴な疑問が、心理学を学ぶ私のルーツです。
近畿大学のパンフレットを見たり調べたりしてみると、心理学といっても実にいろんな 分野があることを知りました。
特に、犯罪心理学や社会心理学には興味があり、人の心 の働きや考えを専門的に学問として学びたいと思ったのが志望理由です。専門科目では 実験レポートの提出が多く、理系的な勉強をしています。同じ講義を選択している友達同 士で教え合ったり、わからないところはみんなで共有して理解できるよう頑張っています。
他にも、心理学の歴史を学ぶのもおもしろいですし、臨床心理学のように医学的な分野 を学べるところも心理系専攻の魅力と言えるでしょう。
得た知識は、自分自身の人格形成にも十分に生かせますから、たくさんの人に信頼される人間に成長していきたいですね。
心理系専攻 学生[2年 男子]
目標とする資格・検定
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- 定員の都合上、選別する場合があります。